ゲーム


 過去 : 未来 : メール 2007年02月11日(日)


友達はまだ20代でシングルマザー、小学校2年の男の子Sくんと二人暮らし。

まぁ最近は珍しいことではないが、ただ彼女には近所に頼れる親がいない。

妹がいるらしいが、その妹も離婚し今は遠くにいるのか、いないのか行き来がないようだ。

そんな彼女。

とても活動的。自分でも「体を動かすのが好き。」。

土建業や造園業の仕事がしたいんだよねぇと言ってるくらい。

休日も夜も何か出ることが多く、その男の子は家で留守番をすることが多いようだ。

保育園の頃も

「一人でお風呂に入って寝る。」

と言っていたので気になっていた。


当時はさほど仲良くもなかったのだが、最近また休日は息子を一人で家で留守番させていると聞き、うちで預かることにした。


うちの子どもたちとも遊んだことがあるし、そのSくん自体も私のことをよく知っていて「りほちゃん、りほちゃん」と慕ってくれているので預かることはたやすいことだった。


その日、Sくんはうれしそうにゲーム機DSを抱えてやってきた。

うちにはそういう類のゲームが全くないのでカホが目を輝かせたが、一向に貸してはくれない。(笑


いつも一人で、ゲームをしながら待っているのだろう。

いつも一人でゲームをするのが楽しいのだろう。




そこでうちにあるありったけのゲームを出してきた。


人生ゲーム

ドラえもん世界一周ゲーム

勝ち抜き大作戦ゲーム

ジュニアポンジャンゲーム等。





初めは楽しくそっちのゲームに集中するのだが、だんだん飽きてくるようで一人でまたゲームを始めちゃったりする。


それに自分の順番が回ってくるまで待っていられないようだ。

みんなと一緒にその時間を楽しめないのかな。



うーーーーん。



思わず


「ねぇねぇ。ゲームはいつでも一人で出来るからさ〜みんなで遊んだら?」



なんて口を出すと


「うん。」



と言いながら、やっぱりDSのトリコ。




そこで



「外で遊ぼう!」




と言ったらやっとDSを手放して外へ。^^;




女の子より男の子のほうがゲームにはまるような気がする。

大人ではまってる人も知っている。

「悪いこと」とは思わない。

Sくんだってそのゲームがあるお陰で休日や夜の寂しさから開放されているかもしれない。



でも、本当にそれがいいことだろうか?






子守代わりのゲーム。






これをもたせれば大人しくしてるから。






親の育児放棄となんら変わらない。












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楽しく外で遊んでた。





再来週もSくんはやってくる。


「今度はゲーム持ってこなくていいからね。」

と声をかけた。^^

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