| 2002年09月12日(木) |
『金のハリセン銀のハリセン』…作り話�� |
私は池の前に居た。 この池には、とってもステキな神様が住んでいるらしい。 何でも、ハリセンを投げ込むと、出て来てくれるんだとか。
(ドボチャーン!) 私は紙で作ったハリセンに重りを付けて投げ込んだ。 (ブクブクブク…)
(ブクブクブクゴボゴボゴボ〜) しばらくすると、池の中からタキシードを来た神様が現れた。 「遅せーんだよ、投げ込むのが!このタコ女!」 神様は、いきなり口悪く怒鳴ってきた。
私はびっくりして、呆然と立ち尽くした。 すると神様は、また怒鳴った。 「ったく腑抜けた顔しやがって!集中しろ!オレに集中しろ!!」
ちょっとムカついたけど、お腹から出す声も、真剣に怒る表情も、 それはそれはステキで、思わずうっとりと見つめてしまった。 すると神様は、とっても優しい笑顔になって言った。 「ありがとうございます。ご贔屓いただきまして。」
そして、おもむろにハリセンを3種類取り出すと、 今度は憂いに満ちた表情でこう言った。 「お前が落としたのは…金のハリセンか?銀のハリセンか?それとも紙?」 「・・・・」 私は即答できなかった。すると神様は続けた。 「もう一度訊く。お前が落としたのは、金?銀?それとも…紙?」 「・・・・」 「お願いだ、答えてくれ!」泣きそうな目だった。
「…きっ…金!」 私が答えたその時、神様は金のハリセンを私に振り下ろしながら叫んだ。 (スパーーーーン!) 「ちがうだろおおおおおお〜!」
痛かったけど、期待通りの突っ込みがとっても嬉しかった。 「神様、どうもありがとう。」
すると神様は、ニコニコと手を振りながら、水の中へと消えて行った。 「今日はありがとう。気をつけて帰ってね〜。」 (ゴボゴボゴボブクブクブク〜)
楽しい夢(?)だった。 <つづく>
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