月の夜のつぶやき

2012年02月15日(水) ゆるやかに

何もなく時間が過ぎている。
そう。
なんの連絡を取り合うこともなく。
電話もなく、手紙もない。
もちろん、メールのやり取りなんてしたことない。

義母の放った言葉のショックは
なんとなく消え始めていて、
ただそういう時間を持ってしまったことが
消えない事実として残っている。

あの言葉には
双方の誤解があったということを、
実はどこかで受け入れようとしていて、
ただ、
そう努力しても
あの言葉の持つ意味は
あのタイミングでは変わりようもなく、
結局痛いものは痛いのだ。
心の傷が、痛むのだ。


この先、どうするんだろう、と思う。
また顔をあわせる時が来る。
心の中で何かが切れているから、
きっとなにかしら変化は隠せないな。

こちらから
その内に手紙でも書くよ、と
あの時夫には言った。
でも、それはきっかけがあれば、だ。

私はずるいかな。
私の誕生日に、もしも葉書の1枚でもくれたら、
その返信に少しお詫びの言葉も、と思っていた。
詫びるいわれなんてないけど、
今後につなげるために、
私の態度も失礼でした、と。

でもね、ノーアクション。
結婚以来、これは初めて。
息子と話をしたことで
安心したのか、
それとも、様子を見ているのか。

どちらにしても
しばらくはまだ電話なんて無理。
声をきくと思い出しそうだし、
あの方言100%の会話は
また新たな誤解を作りそうで怖い。

ゆるやかにゆるやかに。
でも、夏までにはどうにかしないとね。
そう思う。

あぁ、やっぱりまだ無理なんだなぁ。
書き始めて分かった。
まだまだ、まだまだ。

ひと言で崩れるのが
義理の関係だというのだろうか。


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