2001年05月07日(月) |
GARGOYLEの効能 |
去る5月5日、子供の日。東京は神宮球場のそばにある日本青年館にてワタクシが敬愛するバンド、GARGOYLEのライブが行われたのであった。 昨年暮れからのツアー「未来薬」のファイナル。ファイナルらしくライブタイトルも「未来劇薬」と変え、30分押して開演されたその日のライブはそりゃもう、劇的! もともと、普段から派手な衣裳のこのバンド。(特にボーカルが)久しぶりのホール会場という事で派手さ加減もいつもよりちょっぴり多め。大晦日の紅白歌合戦を彷彿とさせる感じで、華やか。またメンバー全員の衣裳の統一感は全くないので更に賑やかさも加わる。 参加したゲストミュージシャンも女声コーラスあり、キーボーディストあり、バイオリニストあり、三味線ありと賑やかだった。メタルバンドのゲストミュージシャンにしてはかなり異色の顔ぶれだろう。 でも、彼等の凄いトコはそんな分かりやすい見た目じゃない。初めてGARGOYLEを見た人を彼等の世界へちゃんと引き込むことが出来るという事だ。そして、ステージが終わった後には「楽しかった」と印象が残る事。いや、楽しいだけじゃなく彼等の魂が残る。ソレが嬉しくて気持ちよくて何度でも行きたくなってしまう…そんな気にさせてしまうのだ。 ステージに立つことを生業としているのだから当たり前…なんだが意外とソレが出来ていない人もいる。きっとそういう人は「なりわい」ではなく「日常の作業」になっているんだろう。 席は少々ステージから離れていたが、楽しくさせてくれたGARGOYLEにありがとう。そして、半ば無理矢理誘った友人が、「次のライブも行く」といってライブチケット先行予約に名を連ねてくれて感謝。…っていうか、この友人片足突っ込んだわねぇ。……抜けられないぞ、ワタクシのように(笑)
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