kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2001年06月14日(木) 血の奉仕

 会社の同僚が(年齢は10も違うが)「ちょっと出てくる」と言い残し、雨の中を出かけていった。時間は昼11時頃。少し早いがお昼ご飯の買い出しだろうか?と思い、別段気にもせずにいた。
 ココ最近は仕事もロクになく、ゆったりとしたペースで仕事を進めている。精神的に非常にゆとりがある。喜ばしいことだ。

 「ただいま〜」
 30〜40分程で帰ってきた。手には小さな紙パックのジュースが二つ。「今日は雨だからね、ずいぶん空いてたよ。アソコはいつも、記念に写真を撮ってカレンダーを作ってくれるみたい。行ってみたら?」
 「……ドコに行ってたんですか?」
 「ん?献血」

 ワタクシは未だかつて献血をしたことがない。何だか怖そうじゃあないか。ホントは怖い事じゃないはずだが……いや、どうしたもんだかね?
 ワタクシを始め、自分の周囲の人たちは、今は充分に元気だが、何かのキッカケで輸血が必要な大事故に遭うかもしれない。そう考えるとやはり、献血をして何時かの、誰かのためになるような事をした方が良いのだろうか。今まで、そういった行動には余り目を向けていなかった。そのせいか最近はよく考える。またそう言った場面に出くわす。
 何だか色々考えてしまったお昼休み。


 < キラメキ  ツナガリ  トキメキ >


桜 [MAIL]