2008年04月29日(火) |
原作有りのドラマ化の難しさ |
先週から始まったテレビドラマ『おせん』
原作漫画が大好きで、この発表を知った時には楽しみでもあり、がっかりでもあり……。 配役が発表されてから、ドラマの第一話が始まるまであれこれと思うところもあったが、まぁまぁ。 まずはドラマを見てから。
そして、先週、今週と見る。
う〜〜〜〜ん……。 う〜〜〜〜ん……。うーーーー……。
漫画をドラマ用に脚本を仕立て直し。まあ、漫画での意図が物凄くねじくれ曲がっているわけじゃ無いから、よしとする。 けっこう、サブキャラクターはいい役者さんに演じてもらってるし。 ただ、やはり漫画とはキャラクター設定の変更があるものもあり……。
珍品堂の親父が〜〜〜(涙) そして、グリコさんが〜〜〜(涙) 珍品堂さんを演じる渡辺いっけいさんはとても好きな役者さんだが、私が思うには違う。いい役者さんだけに、残念だ〜。 グリコさんも違うー。でも、今日の台詞で「あんたの良い所は、いいと思ったらすぐにいいと言える面の皮の厚さだろ」 この台詞で、キャラ位置がようやくわかった。 漫画内のグリコさんもそういう所があるが、ドラマではその部分がかなり強調されていて、他人の苦労や努力を当たり前に思い、その上に胡坐をかいているだけの口だけ一人前、半端者の子供なのだ。 それが成長していく過程もドラマでは見所の一つ、になっているんだろうなあ? そうじゃなきゃ、見ているこっちはイライラする。頭の悪い子供は引っ込んでてくれ。
あ、それと、おせんの着物が少し派手過ぎるように思う。色が多すぎてうるさく感じる。 色が大胆なら意匠はスッキリしたものとかがいいように思うんだが。 第二話のモンペ姿はいいカンジ。味噌作りシーンでのサイコロ柄は おせん がチョイスする柄かな?と苦笑したが。 ま、原作よりも若干若い年齢設定のようだから、この辺は役者に合わせたんだろうね?
うーーーーん。と、いいながら来週も見ちゃうかもな。
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