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■ あれから1週間後
本部長に誘われ、飲んだ。
「今日、お呼びだてしたのは」
と飲み屋で話をされた。
何かがあるんだとその時悟った。
地下鉄の道
中華風の音楽が流れる、胡弓だ。
悠長な音楽の中、足早に歩きながら私は考えていた。
帰りの地下鉄、日曜日だからか、人が少ない。
私は今まで
ひろあきのことをよく観すぎてきていたのかも。
あの人の言葉を総て聞いてきた。
好きだったから。 騙されたわ。
ねぇひろあき
あなた知らないでしょ
ぬくぬく幸福の最中にいて 人に自分の尻拭いさせ 婚姻届の保証人に本部長を選び
あなたはあんなにコケにしてきた人間を保証人にさせた。
しかもわたしとのことを知っている人間に
よく言えたわね。
本部長は云った。
「俺、保証人やめようと想う」
「え、できるんですか?」
「わかんない」
「やめたら結婚なかったことになったりして」
まぁどうでもいいや。
テメェで処理しろひろあき。
本部長は
本部で悪者にされていて それももう本人が堪えられないくらいになってきている
「辞める」といっている
私は本部長には後3年は辞めて欲しくない。
私が仕返しをするために
やめたら困るから。
本部長は専務に今までの話を書いていいという。
「仕返しするぞ、黙ってられるか」
「お前に前は止めたが、今はその時期だ、やっていい」
記憶は忘れていく… 嫌なことは
だけど
されたエグイ傷だけは残され 云うに知れない痛みと共に 彼らの恨みが増して、言葉にならないくらい。
「私が戻ったら、あの人は怯えますか?」
「ああ、内心ビクビクしてんじゃないか? だから理事会にも顔を出さないんじゃないか?」
あの人は東京にいって副本部長になって以来 理事会には顔を出していないそうだ。
私は考え悩んでいた。
あまり多くの人間に知られるのは自分の傷がえぐられる様だ。
戻るに戻れないし。
あの子、あの人と別れて 一旦病めたんだってとは言われたくもない。
私が辛い。
あの人の妻は働いているしね。
ずるいよ。
私だけ傷だらけかよ。
このままにしておけるかよ!!
殺してやりたいほどに憎い。
専務はどう想うのか それは仕事の話ではないけれど
つきあったこと自体幸せなことは多かったからいい
でも
最期は終わっちゃいないんだよ、ひろあき。
しほみもずるい。
だけど私はしほみに攻撃が出来ない。
あいつらが離婚してくれるように
いろんなことをしてみるわ。
それが一番私には入りやすいもの。
職場で離婚だなんて、やってられないわよね。
今後私が一番に望むのはそれだわ。
必ずかなえて欲しい望み。
でもその前に、ゆさぶりをかけてやらなくちゃ。
専務は手ごわいが 私はなんとかして専務を揺さぶろうと想う。
女の泣き落としでね。
2005年01月23日(日)
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