くもりときどき、はれ。
そら



 あなたが求めた、植物人間。

「自分だけが大変なんだと想わないで」


と彼は言った。



それは…

私にしてみれば、大嫌いな言葉だった。



肯定して欲しいのです。
私を否定しないで欲しい。



私は十分母親に否定され続けている。
今も尚。



私がダメな人間だということも
何も出来ない脳のない人間だということも


性格的によくない人間であることも


生きている価値すらないことも



十分誰よりも解っている。



人に言われなくても十分自分自身を
死まで追い詰めるほどに。



「お前は言うことをきかないから」


といって母が可愛がるのは

小さな熱帯魚と鉢植え。



ねぇ、植物人間なんていないんだよ。



私はそう想ってみている。



母親が欲しいのは


口答えもせずに
自分の言うなりになる


植物人間なんだ。



今になって理解した。



到底私には母の想うとおりの人間にはなれないのだ。



子供なんて、言うことをきかないのが当たり前。
生きているし、性格も何も自分じゃない。


他人は自分で掌握出来ないんだよ。



いつになったら親が解るのか知らない。



私の人生も親に追い詰められる時代は終わった筈なのに



まだまだ親が追いかけてくる。


いつまででも私には「躾」をするそうだ。



私を植物人間にするため…




今日も手に汗を握って90分を過ごす。


私にとって資格を取ることも
学校を卒業することも


並大抵ではない努力が必要だということだ。


過敏性大腸症候群と戦うことが
どんなに苦痛なことか


彼にも解るはずも無く


私をこんなダメ人間にしたてた親も

のうのうと生きている。





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2005年11月28日(月)
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