2001年02月17日(土) |
男と女とセックスと友情。 |
私、一睡もしてません。 昨日(いや今日か)Sから電話がありました。 12時くらいかな。それから6時間話しました。ううん、話し合いました。 これから書く内容は、理解できる人とできない人がいると思う。ただ、 私とSは、たくさん話して、一緒に悩んで、一緒に泣いて、決めた事なの。 それはわかって欲しい。
最初はフツーに話してたんだ。 『例の彼』が卒演に出るとか、もうすぐ契約社員として働き始めるとか。 でもそのうち、超会いたくなってきて「こうやって電話してると、めっさ 会いたくなるよ。胸が苦しい。」って何の気なしに言ったのね。 それがこの6時間の始まりだったんだけど。 そしたら「その苦しみは、大晦日と元旦のことが関係してるの?」 って始まって、結局えっちしちゃったことをどう思ってる?みたいになって。 「あたしは年越からずっとSの事考えてるよ」って言ったら 「うーん…」って感じ。なんとなくそこでわかったのね、わかるよね。 そんで 「オレはほんのちょっとだけど、お前の友達の**ちゃんと付き合ったじゃん。 で、お前はオレの友達の##と付き合ってはいないけど、そういう関係だったじゃん。 だからオレは、また会ってまたセックスする関係はよくないと思う」って。 それでしばらくして「オレのこと好きなん…?」って言うから 「あたしは、あたし『は』好きだよ」って言ったのさ。(また言ってしまった…) したら「オレには重い」って。「オレはヤロウだから、お前がオレの事好きなのは 気付いてたけど、でもやっぱり**ちゃんうんぬんより、##に今会えない。 それでまた会ってセックスして…って繰り返して、また曖昧な関係にしたら お前が1番つらいだろう」って。 「だから、この先もお前の気持ちが変わらないなら2人っきりで会うのは やめよう、オレもお前が『今日は帰らなくていいんだ』って言えば『じゃあ どっか行こう』ってなっちゃうから」って。 そんなの勝手じゃない、あたしの思いは重いけど誘われたらヤるってのは。 「じゃあ、##とか関係なしに、Sの気持ちはどうなの」って 聞いたら、「……友達でいるのがベストだと思う」って。
「そんなの今さら言わないでよ、12/27に会った時点で言って欲しかった。 じゃあ大晦日の時は『気持ちナシ』でヤってたの?」 って言ったらなんかはっきりしなくて。 もう、じゃああの手をつないで歩いた明治神宮はなんだったのよ、って感じ。 今日は思ってる事全部言った。「それで終わり?言い残した事ない?」とか 言うからムカツいて「じゃあさー、」ってなる。 「そんなら優しくしないでよ」とか言うと「優しくした覚えはないけど」って。 もうさすがに泣いたね。 なんだったの?あの2日間は?って感じで。 こんなにガッチリふられたのは初めてですし。 そしたら「これはあくまでオレの計画だけど、もし、もし万が一オレの事を 異性として見ない、友達としてやっていける、って思えるようになったら連絡くれ。」 って言うのよ。 そんなんムリじゃん、あたしはSのこと好きなんだから。 で「それは無理だと思う。がんばってもあたしが好きなままでいたら また1人で苦しんで去年と同じになる。これが曖昧な関係じゃないの?」って。 それから話し合っては沈黙。泣いて話して沈黙、の繰り返し。
そしたらね。 そのうちに、Sはあたしと付き合う気はないんだ、っていう 事実を頭が理解し始めちゃったのね。無理だとわかると早いからさ。 そんで「なんか落ち着いてきたら大丈夫な気がしてきた。 今までのことを知ってるS、こんな情けない女と友達でいてくてるの? むしろこんな女、友達にしてくれるの?」って、もうここいらから号泣よ。 そしたら「いつでも喜んで」って言うわけさ。 「Sは『優しくなんてしてない』って言うけど、あたしの情けない話を聞いて くれるだけであたしはすごいラクになったし、まだあたしが##を好きで、 Sが**と付き合ってる頃にも、たまにふと電話くれて「どーしたん?」って 言ってくれるのがすごい嬉しかったんだよ?そんでここへきて連絡した時に、 Sが全然変わってなくて、昔のまんまの口調で話を聞いてくれたのが、あたしは 嬉しかったんだよ。あたしは昔から友達としてのSも大好きだったんだからね」 って言ったら、Sまで泣いちゃってさ。 「あたしにいつか好きな人ができて、Sにも好きな人ができて、結婚する時に 結婚式に行ってもいいの?みんなと一緒にお祝してもいいの?」 って言ったら増々号泣。
そしたら「じゃあ左手を胸に当てて」って言うわけ。 そんで「もし万が一、酒が入っていても入っていなくても、オレが口説いたり してもお前は拒め。お前が『泊まる』って言っても、オレはそれを拒む。」って。 ハタから聞いてるとかなりすごいフラれからよね。 でも不思議と平気だったの。 「Sがつらいときは、一緒に悩み、相談を聞き、つらい時は一緒に泣こう。 Sは今まであたしを長い間支えてくれた。今度はあたしがSの力になる。 生涯友達である事を誓います」って言ったら、もうS絶句。 「やべー感動した」とか言って。泣くなよ〜。
そんなに簡単に吹っ切れるのか?って言いたいよね。 でもね、何故かわからないけど大丈夫なんだ、今回。 うやむやにしなかったことが、逆によかったんだと思う。 も〜2人して泣いた泣いた。 そんで「よく『友達以上恋人未満』って言うけど、お前は友達なんて言葉じゃ 足りねぇ」って言うから「親友?」って聞いたら「そうだな」って。 親友で新友だね、って。 それで「これから先、お互いに愛する人が現れても、年越のことは2人だけの……」 って言うから「秘密にしよう。あたしも**には絶対言わない。」って決めた。 だから年越のことは封印した。 もう友達なの。親友なの。 同窓会のことも話したよ。ジィジと車でイイ感じになった事も。 絶対にSにだけは知られたくないって思ってたけど、言った。 今までのことも全部話した。 それで「今までは、あたしの話をSが聞いてる、って感じだったけど、 去年はあたし以上につらかったよね?これからはつらい時は言ってね。 つらい時は一緒に泣こう?」って言ったら、また泣いた〜。
で。 20日頃合格発表なんだって。 だから結果がわかったら連絡して、って。 その頃には次のシフトも決まってるから、お祝しよう、って。 そしたら「落ちてたら残念会だな」って言ってたけど、どうにか受かって! なんかねー、前よりもいい関係になれた気がするよ。 仕事先にも遊びにいくって言ってたし。 なんか、あたしに電話くれる前に友達と電話してて、そこで盛り上がった 勢いであたしにかけてきたらしいんだけど、なんか取りたい資格があるん だって。(それは取るまで言わないって。) で、その友達と30才までにその資格をとって、会社を経営するのが夢 なんだって。その為の第1っ歩なんだよ、大学合格は。 たぶん会計系かな。会計の専門行ってたから。 手伝える事は手伝うよ、って言ったけど「お前は、毎年毎年くる新入社員を 端から食ってきそうで怖い」つってた。 下ネタもめっさ話したねー。
2/10の発表会の日、S受験初日だったんだけど、あたし 受付やりながら祈ってたね(実話)。それ言ったらまた泣いちゃったよ。 そしたら、下ネタの最後に「マジな話になるけど、別にお前が好きな人と セックスしようが、酔った勢いでその日限りのセックスしても、オレは いいと思う。ただ、妊娠だけには気をつけろ」って。 Sの口から「妊娠」が聞けるなんて思ってなかった。 そんな言葉、発するのつらいだろうに、「体は大事にしろ?」とも言われた。 といった感じで、一睡もせずバイトに行きます。死ぬわ、マジ。 眠りたい………。 そういえば、この6時間の電話中に、ジィジも電話くれたらしく、メールに キャッチ付けろ!って書いてあった。でもやだーん。
|