一体いつの頃だったのでしょう
物心が付き親の教えがすべてだと信じ
やがて損得を考え所有欲・出世欲などの我欲に囚われ
みんなそうしていると自分自身をいい聞かせて来た頃の自分がそこには居ました
純粋無垢の心で生まれたのに
自我の目覚めは
欲を覚え心を汚していくもののように感じとれるのです
その本来の姿とは かけ離れた物に変わってしまいます
自我の目覚めの時より 自分を育てて行くのは自分自身だと思うのです
心が今何に囚われ何に惑わされているのか
その多くは自分自身の心が生み出す欲のように思われます
こうしたいのに・どうしてもこうなりたい・とそう思うから苦しいので
その気持ちを捨てる勇気を持てば何も苦しむ事はないのです
私はその勇気を持つにはこれを捨てたところで 死にはしない
そう考えるのです 本当にそうなのです
何が起ころうともそれで死ぬことは無いのです
もし死を感じる事があるなら
死に心を囚われている自分自身の心が原因なのです
そして心を本来の姿に戻して行く事をしていかなければいけない
そう感じているのです
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