×××こぉんな日××× |
2001年06月30日(土) +++お見舞い+++ 今月半ばに 風邪を引いた おば〜ちゃんは そこから 著しく体調を崩し 今 眠りつづける日々を過ごしている。 それは 小康状態とも言えず 気は抜けない・・・。 ついこの間 面会に行った時 横のおばあさんと たたき合いの喧嘩を していたのが うその様だ。 今日 母 理事長 ひなの4人で見舞った。 理事長は 初めての面会。結婚したときには すでに老人施設に入所 していた。何度か「会いに行こうか?」と言ってくれたのだが おば〜ちゃんに対する 色々な思いがあって 延ばし延ばしにして来た。 初めての対面が 哀しい場になる前にと 時間を作り 4人で足を 運んだのだった・・・。 ひなは「パパは 初めて 100歳ばーちゃんとこ 行くねェ。」と 嬉しそうだった。 園について 部屋へ行こうとすると 母が「こっち」と案内してくれた。 そこは医務室で 簡易ベッドに横たわる祖母が一人で寝ていた。 意識はなく 昏々と眠りつづける・・・。 それが 老衰の症状だと聞かされた。 ひなは いつもと様子が違う事に戸惑いながらも 「ばーちゃん 風邪で かわいそうね。早く 治ったらいいのにね」と しきりに顔を覗きこんでいた。 「おばーちゃんは しわも少なく きれいな顔やなぁ」と理事長が言った。 ここ何年も ちゃんとおば〜ちゃんと向き合ったり 顔をしっかり見たことが あっただろうか? 何とも 言えない想いが す〜〜っとよぎった。 帰ってきてひなが言う。 「おばーちゃんかわいそうね。一人で ねんねしてかわいそうね。 風邪早く治ったらいいね。」って 何度も・・・。 とってもとっても 大切な心・・・。 私って・・・忘れてないかな? |