Silent Song
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2001年12月25日(火) |
「持てるもの」と「持たざるもの」 |
深い深いキズを抱え 三日月のように欠けた自己愛という穴を
心が痛がって求めてる ずっと、ずっと・・・
ありのままの自分でいられないから。
自らの意志で 一生懸命頑張ろう、強くなりたいって そう願ってた
でもそれはいわば卵のカラのようなもので 幼い頃から今まで 無意識まで呪いのように縛られ犯され苛まれた 呪縛から自由になれない限り 簡単に脆く崩れる
どんなに必死になっても どんなに意志で自らを批判し 頑張ろうとしても・・・苦しいだけだった
糸のような細い細い道を 外れないように自分を押しこめながら そこかられる恐怖や不安に脅えながら でもそこから外れたら「生きて」いけないから 必死で辿ってた。。。
・ ・ ・
ガラスのようにもろく 傷つきやすい心
弱い自分
不完全な未熟な自分
・・・必死で『完全』を求めてた。 誰にも批判されないように。
・・・でもこんなんじゃ、 きっと『完全』になっても 救われないよね。
私はもう 「不完全」でいい。
自分に少し寛容になれたとき 他人に対しても少し受け入れられるようになった。 理解し、優しくなれるようになった気がする。
私は今まで自分にも厳しく自分を受け入れて なかったが それは反面、 他者に対してもそうだったのだと 気付かされた。
自分を本当に愛せるまで 受け入れられるまで
傷つきながら、 揺れながら 血を流しながら 生きていこう
人に「優劣」なんてそもそもない。 原点では「強弱」だってない。
結果としてあるのは 「キズを持たず ありのままの自分を愛せる人」と 「ありのままの自分を愛せない キズを持った人」
決してその人のせいではなく、 たったそれだけの違いだけなのだ。
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