Silent Song
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2002年10月22日(火) 「好き」の種類

「好き」って一体なんだろう・・。
気持ちって一番難しい。

自分の気持ちがなんなのかわからないとき、
ものすごく苦しい。

好きな食べ物や自然に対する「好き」
親や家族に対する「好き」
人の優しさに触れたときの「好き」
友達に対しての「好き」
深い友達・仲良しに対しての「好き」
異性に対しての「好き」・・・・・。


「好き」って気持ち、どれも皆私は好きだ・・。

ワクワクしたり、嬉しかったり、心がじーんとなったり、
安心したり、心が暖まったり・・・・。
とても大切なもの。
それがないと生きていくのに絆もなく
よりどころもなく、辛いだけだから・・。

でも「”好き”ならそれでいいじゃない」って
それで済まない時がある。

私が深く悩んだキッカケになったのは

親や家族に対する「好き」(愛着・依存)、
深い仲良しに対しての「好き」(友情・友愛)、
恋人に対して(異性として)の「好き」(恋愛・愛情)

この三つの好きの区別が、
とても難しい、ううん、自分でも
自分の中の「好き」がなんなのかわからない
状態に陥ったからだ。

特に
「恋人に対して(異性として)の好き」って
本当に微妙で、複雑で…他の「好き」とは両立できない、
許されない、それどころか極端にあい反することが多い。

どれだけ、自分にとって大切で大事で「好き」で・・
でもその「好き」がお互い違う種類だと
ぶつかりあい、すれ違い、傷つけあい、悩み合い・・・
「好き」なのに関係が築けなくなってしまう。

お互い本当に「好き」なのに。
相手を失いたく、良い関係を築きたいのに。

一人ぼっちって、とても寂しい。

だから、人は友達であり、子供の頃の母親の愛であり、
心のよりどころがないと、生きていけない。

どれかの「好き」を手に入れたら、
どれかの「好き」を手に入れられなくなってしまうのって
そんなことってあるのかな・・・

・・・自分はとても混乱している。

「好きな人と仲良くなりたい」
これは友達でも、肉親でも、異性として好きな人でも
同じことなのに、なんでこんなに難しいの・・?

人と心が通じ合うこと、寄り添うこと、仲良し、
支えあい、癒し、分かち合い、支え・・・
それを諦めなければいけないの?

私の苦しみは
子供が母親の愛情で満たされており、母親を失わない状態でいる限り、
他の人と深い交流をできない・・・・・

そんな矛盾したありえない大きなジレンマに
立たされてる・・・そんな感じだ。

・・・・。

誰かを異性として本当に好きになれる人が
羨ましい。

私にはその「好き」がもしかして未だ
わかってないのかもしれない。

知らないがゆえに「家族や親」、「仲良し」に対しての好きを
恋愛の好きだと思い込んで誤解してる部分があるんじゃないかって
にそう思ったりする。

だから苦しいんじゃないかなって・・・。
だから矛盾が生じるんじゃないかなって・・。

異性と「付き合いたい」ってどういう感情だったっけ?
それすらよくわからない・・。
(この歳になってちゃんと”付き合った”ことがないし)

この人と付き合いたいって、
どういう気持ちが湧いたら思うものかな・・。
親友として家族として親密でいることと、何が違うのだろう・・。

本当にわからない。

いつになったら
この迷いの森から出られるのかなぁ・・









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