Silent Song DiaryINDEX|past|will
![]() 〜 「disappointment」 〜 引越しのため 棚の整理整頓をしていたら クリアファイルに保存してあった 自分が昔から描いたイラストの束に 目が留まった。 私は子供の頃から イラストを描くのが好きだった。 子供の頃は、漫画や小説も 良く書いていた。 青年になったら、 イラストだけを描くようになった。 それも大抵「女の子」や「女性」。 一緒に引越し作業を手伝ってくれて その場にいた連れに 「昔こんなイラスト描いてたんだよ」 って見せた。 ファンタジーの色濃いイラストが 私は特に好きだった。 自分の想定した小説の登場人物を 描いたり…。 ・・・また、 心象的なものを表現するための イラストも良く描いた。 それの特に象徴的な例である、 大学時代描いた、 すごく鬱で苦しくて 死にたくて死にたくてしょうがなかった時、 自傷を繰り返していたときの イラストも見せた。 内容は・・ 【黒いローブを覆って涙をたたえる女性】 【死神の鎌を首に自ら当て、首から血を 流している女の子】 【自分で自分の胸を剣で突き刺してる女の子】 ・・等々。 皆、悲しげな表情、もしくは泣いていた。 血の部分は、 本当の自分の血が塗られ、茶色く変色していた。 (自分を切って出した血・・) そこには、当時のやり場のない 悲しみ、苦しみ、死への望みが 【"血"の赤】と 【"死"の黒】と 【"悲しみ"の青】で 表現されていた。 連れは 「このイラストの女の子たちは ”静花”(私)なんだね」と言った。 ・・・そう。 そのイラストたちは、 「私の心の中の私」。 久しぶりに沢山の束になってる 過去のイラストを見ていて 自分の中に いかに「女性的な部分」や感受性が あるのか、再認識した気がする。 ・・私はイラストを描くことで 心の中のイメージを表現し綴っていた。 最近は描いてないけど、 それらを見ていたら、 なんだか久しぶりにまた描きたい 気持ちが湧いてきた。 今の私はどんな表情の、 女性を描き綴るだろうか…。 ************************************************************* ちなみに上に貼ってあるイラストは当時に 描いたイラストの一部です。 でもこの絵はその当時の辛さを綴ったイラストの中では かなり優しいソフトなイラスト。 血の部分の赤も、本当の私の血ではなく、 絵の具の赤なのでご安心を・・。(苦笑) (でも広告チラシの裏に描いてるから、背景に広告が透けてる…汗) 日記の本文で書いた自分の当時のメンタル面を生々しく 表現した当時の心象イラストは 後日、自分のホムペで「部屋」を作ってそこで色々載せたいと思ってます。 生々しいので、日記にはちょっと載せられないし^^; **************************************************************
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