Silent Song
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2005年03月07日(月) 「春」


         「 春がくる 」


 


私の大好きな季節。

暖かな日差しに、眠っていた動物は目を覚まし、
冬の間、閉ざしてた花々があちらこちらで開花し、
新緑が萌えいづる季節。

人生にも・・、短い一日にも・・、
「冬」の季節と「春」の季節があると

・・・私は思う。

私の生涯は「冬」の季節が大幅を占めていた。

・・・けれど、
その辛さや寒さに耐えてきたからこそ、

わずかにくる「春」の時が幸せで、
その日差しがいっそう、暖かく感じられるのだ。

普通の人には何気ない当たり前なことも、
「ああ、嬉しいなぁ」って幸せになれる。


          それって、ちょっとお得かもね(^^)


必ず、冬の後には春がくる。
春の後にも冬はくる。

冬の時間が長いときは、
無理せず冬眠しよう。

時間はとても大きなものを変えてくれる。
人間には自然治癒の力が備わってる。

誰かがいれば、助けがあれば、
本当は一番いいのだけど、

それが得られるまで、じっと自分の傷を
癒すために、時間はある。

・・・・・。

体が動けるようになったら、
少しずつ、出来る限りで動いてみればいい。

探してみるといい。

また痛くなったら、辛くなったら、失望したら、
・・・休めばいい。


         諦めなければ春はくる。



自分自身で、すべてを諦めたと思っていても、
多分、あなたの本当のココロ
諦めてないはず。
・・・・きっと探してる・・・。
・・光を・・!

必ず助けてくれる人、理解してくれる人、
もしくはそれに代替するモノは現れる。
・・人(モノ)を見分ける力さえあれば・・・。
探す努力を忘れなければ・・・。

あとは運。

いつ来るか、
「それが何なのか」はわからない。

・・・・・。

私は歩いていける。

家族と衝突し嵐になった時期もあった。
体は自傷の傷でいっぱいだ。
自殺を考え、薬をため、煉炭も買った。
マニュアル本も読んだ。

誰にも理解されず、自分が病気だとすら知らず、
良い医者にもめぐり合えず、己も信じられず、
全てにおいてココロを閉ざし、

人生で一番の孤独を味わった時期もあった。

未だ仕事(定職)にもついたことなく、
もう仕事という面では不利すぎる年だ・・。

「ふつう」という尺度で比べられるのは
まだまだとても辛く、厳しい・・・。

理解してくれない人も、社会では多い。



・・・でも、


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家族が理解してくれ
支援して見守っていてくれる。

支えてくれる信頼しあえる大事な人がいる。

共感しあえる友がいる。

慕ってくれる動物がいる。

専門的に助けてくれるお医者様がいる。
お薬がある。

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・・・もう、私は一人じゃない。

あの時、
死ななくて良かったって、心から思える。


            きっと・・歩いていける。
              この「春」の中で。


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