航海日誌

2001年05月10日(木) monoの良さ

写真を現像プリントした。(というか写真屋に出してした。)
今回使用したのは、コダック・・・・・じゃなかった。どこだっっけ。ええと、白黒フィルムの・・・・ネオパン???違うかも・・・・。とにかく、1600を初めて使用した。
このフィルムは私の人生の師匠(笑いやどちらかと言えば、酒の師匠)が酒の席でくれたものだ。(笑いつもらったんだっけ?)
白黒がいい。
と、いつも語っているセンセ。わからなかったよ。
でも。
わかった。
・・・・・・面白い。
初めて使うフィルムはイメージがつかめなくて、なかなか苦戦してしまったけど。
手ぶれもあったけど。露出も間違えたし。
でも、良い黒でした。
良い、黒の味でした。

また一段落したら、連休などにその写真もサイトへ上げたいです。(ちなみに写真は私はけっこう真面目に撮ります。)

デジカメを頻繁に使用するけど。・・・・・軽く使うには良いのだけど。
やっぱり私は銀塩がいい。
人の想いが入っているからね。

いつもはフジを使うけど、最近コダックが使いたい。
フィルムは環境によっても違うものだけど。名古屋って中間地点だからなーー。
色彩学でいうと、ええと、緑系なんだっけ??
北と南では太陽光線の量っていうか、色が違うんだよねーー・・・っていうのを思い出したり。だから、私が認識してる赤と、東京の人が認識してる赤っていうのは厳密に言うと違う・・・・らしい。(確かね。汗)
真夏とか、真冬に上手い写真撮れるのっていいなぁ。
普段は100を使うけど。ネオパン100とか。
たまーにリバーサルフィルム使ってみたり。(笑 高いのに。金無いのに。)
でも、流石に高いだけあって、現像は綺麗だね。
写るんですはやっぱしかなり落ちるので・・・・・基本的には使いたくない。どうしてもカメラ持ってない時だけ使う。・・・・・・いいんですよ、人それぞれだから。
私はただ、うまく使えないだけ。

あと、APSもMLで少し触れたけど、画質が落ちる・・・・っていうのは聞いた。
実際見たことないので何とも言えないけど。Webで扱う画像とおんなじ。
360dpiか、300dpiか、ってことかしら。
情報を認識する(集める?)チカラが少ないので、APSは画質が落ちるとのこと。
・・・・・・・まぁ、私らカメラマンではないし?

でも、ほんまもんの。個人で写真なんかやってる人のは、やっぱ。違うね。
個展とか、行ったりするんだけど。
写真集で良いと思ったのは、土門拳(健?)あと、去年かな?豊橋あたりで個展やってた東松(この字??うろおぼえ。)っていう写真家の写真。
きむらいはい?とかはまだ見てない。(字かけませんごめんなさい。勉強不足。)
あと、貸してもらったマン・レイ(?)パリの夜って写真集。
すごいねぇ。

「写真とは、無限に広がる空間を切り取ること。」
というのがセンセの口癖やけど。
記録という写真と、瞬間を切り取ったもの(作品)とでは、かなり違う。
匂いさえ感じさせるものもある。煙、空気。女たちの化粧の匂い。野原の草の匂い。
写真とは、描くものなんだそうな。
私が絵筆を持って彩りをつけるように。
切り取るという操作を写すという行為で実行するのが、写真なのだ。(そうな)

とま、長くかかってしまったけれど。白黒をやって、(まだ自分で焼いていないからそのへん甘いんだけど。・・・・ていうかうちの風呂場では無理・・・)
ふと、センセを思い出し。酒があれば後は何もいらん、とゆーよーな御人で。
久々に飲みに行きたくなった次第。
そろそろ飲みにいきますか・・・・?(金は無いけど。)


ルノワール展が名古屋である。(もうやってるっけ??)
私は冬のスクーリングで、彼の絵を模写したことがあると、大嘘こきましたが。
・・・・まぁ、中学か、何かで描いたことは描いたんで。(但し、水彩サクラ絵の具24色程度のもの。笑)・・・・・・根○木(センセイ)がはっきりしないのがうっとおしかった為。(あまり突っ込まないように 笑)
さて、行くつもりはなかったんですが。やっぱり彼の絵は結構好きらしい。
他の画家にない明るいところが好き。
げいじゅつかは全て波瀾万丈な人生をたどり、やたらと暗い絵だけを残すってパターンはキライ。
私の好みを勝手に言えば、ドガの線が好き。ゴヤの塗りが好き。ラファエロの優しいとこが好き。(表情)ピカソとダヴィンチは・・・なんてゆーか別格で好き。
そーゆー感じかな。あと、アンドリューワイエスのカラスとか。・・・・ミュシャは好きだけど・・・・・・アールデコの方が好き。ダリは、キライじゃないけどけっこうエグイので・・・・・。あと、クリムトの女性は好き。
・・・・・・てなわけで、日本初公開の絵もあるらしいし、そのうちルノワール展に行く。感想はまた、その時に。
・・・・・・・何だか今日は真面目な日記だ。(嫌じゃないですけど・・・・)

忘れてたので追加。
小泉政権がはじまった。国会が楽しい。
日本の政治家(というかそれが普通なのか?)はちんたらだらだら長く話せばいいとでも思ってるのかね?
小泉氏の発言、というか、話し方は好きだ。
センテンスが短い上に解りやすい。端的に述べることは良いと思うのだけど?
やたら理屈っぽくなるのも嫌だし。だって話している途中で、主旨が見えなくなることってないかな?私はわりと前の国会ってそうだったと思う。
元気のいい人は好きだ。インテリジェンスな人というのは、彼のような人を言うのだろう。
ただ理屈をこねて声穏やかに話術を繰り返すだけでは意味がない。


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