航海日誌

2001年05月15日(火) 直往邁進

久しぶりに四文字熟語を使用してみた。
(ちょくおうまいしん)脇目もふれず自らの目的に進むことをいいます。

どうも私はよそ見がおおいというか、寄り道が多いみたいで…(苦笑)
細かい事に気をとられすぎるタイプですねぇ。
自らの道を極めたいものです。職人になりたい。職人。良い響き。

さて、今日は…特に…書く事も…国会ではあまりに私的な質問が飛び交いどうも国会の主旨を理解せず私情に走った方もいらっしゃいましたけれど…。

ま、それはそれとしまして。最近更新が少ないので、ショートでも書いてみようかと思います。

以下、パラレルな話になってますんで。閲覧は気をつけて下さいまし。


僕らは僕らの夢を見て。

千の夢と千の旅。
万の現世と万の人。
億の宇宙と、さらなる彼方。

「カナリアは去ったのかえ?」
「どの、カナリアでございませうや。」
「ほれ、あの…けったいなそう。狭間の番人。漆黒の羽根を持った、鳥。」
「……トリック・スターでございませうか。」
「星の一片(スターダスト)、麗しき、夜を司る死神。」
「あれは、手に入らぬものでございますれば…。」
「おや、随分と気弱な事をいう。」
「あれ、がおきに召されたよう。しからば、昼の角馬に問うてみませう。」
「パーマネンツ・ファ・ランス…常世の王にして、永遠の黄昏。あれの表面はそれはお綺麗なものだが…裏をかえせば、鳥の面の姿ではないか。」
「それがお気に召しませんので…?」
「…さて。……自らの殻を王として、何を求めよう?あれはな、わたくしにこう言ったのさ。」
「……?」

「……自らを傷つけてまで…他を傷つけてまで我が求めるものは、何か______とな。」

「それは…」
「大層、かなしい瞳をしていたよ。…まるで自らが傷付いたように…。」
「して、何と答えたのでございませう?」
「知りたいか?」
「…ご教授いただけますでしゃうか。」
「煌。」
「煌でございますか?」
「命の輝きを…と。」
「それで…鳥は何と…?」

「……愛おしいとお思いですか……?______と。」
「わが君は何と…?」

「さて。」
「方様…」
「…次なる邂逅にて…」
「…それで、カナリアをお求めか。」
「さて、良い声で啼いてくれるだろうかねぇ?」
「それは、御方様次第でございますれば…」
「あれは、それほど簡単に啼いてはくれぬよ。だから、鳥なのだろう?」
「帰る場所も、行くところもありませぬ故。」
「ならば、わたくしはあれを……」
「………?」
「この腕に抱きとめてみせよう。のう?」
「良い風を得られますよう…。」

「このかいなには飛び込んではくれぬ、カナリアは。
では、このかいなはひとたび羽を休める場であればよい。
カナリアの帰る場所は、ここに。
ここに帰る場所を。
安らかに眠れるように。」
「……愛おしいと、お思いで…?」

「……さて?」



END


とかゆーわけで。
何やらわけのわからん話になりましたが。
これは、創作の人物を使った、ショートだったんですが。
わかんなくていいです。(笑)
そこはかとなく、なんちゃって古語とかやってみたかったので…(笑)
もっと勉強しないと……。なんて文章だ(苦笑)
それでは。また。


追加。
「よど号」ハイジャック事件の赤軍派の子供が一時帰国した事について。
・・・・・・・・・・・・・嫌だなぁ。
子供に罪は無い。
・・・・・だけど。子供をしつけるのは親だから。
親が、自分は何も悪くないんだと思ってれば。やっぱし。
ああいう記者会見のよーななんとなくお決まりの台詞しか出てこないような。
・・・・・・勘ぐってしまうけど。こう、聞かれたらこう応えなさい、みたいな。
22くらいの・・・・私とそうかわらない方が。
ああいう発言なのかぁ・・・・と思って。どうも結構ショックだったらしい。
嫌な感じだなぁ。・・・・・・・だって、目がさ。目が。う〜ん。・・・・。
これでもし無罪で帰国されたらやりきれないよね。
それだけの事をしたのだし。いくらそれしか方法が無いみたいな事言われてもね。
・・・・・・そんな事はないんだけどなぁ・・・・。
リーダーの人がぜんぜん反省してないじゃん。駄目じゃん。子供じゃん。
ああいう人ってよくいるけど。
理屈と喋ることだけは達者で。理路整然とした答えを言えるけど。それがまるで正しいみたいに。人に押し付けて。自分の考えが最も正しいみたいに。
でも。矛盾してるんだよ。そういう人はうわべだけ聞いてると最もらしく聞えるけど。ディベートみたいなもんかしら。
私はそういう人に日本人だって言って欲しくないよ。
大体国を一度捨てたようなもんなのに。今になって行くとこないから帰ってきますだなんて・・・・。しかもぜんぜん反省してないじゃん?人質になった人とか、それじゃかわいそすぎるよ。
悪いことをした・・・・だなんて。本当に悪いと思ってる人なら、まず「すみませんでした」とか、「ゴメンナサイ」でしょ?なのに、そうじゃない。それって本当は俺は悪くないって思ってるから、そういうこと言うんだ。でうわべだけ反省してるんでしゅ〜。みたいな。激ムカツク。
願わくは。政府が国会にかまけてそゆことがおろそかにならないよう頼みたい。
ほんと、頼みたい。


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