21世紀猫の手日記
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2001年05月02日(水) |
今日の仕事はつつがなくおわりて(笑) |
今日は普通の勤務でした。
日勤ですね。
連休で売店が休みになるんで、患者さんたちはおやつやタバコの買いだめに走っていました。4日休みはやはり大きいのか。 病棟の方も、連休にかけて、薬を先の分までもらっておいたり、お医者さんから、とりあえずの連休中の指示をもらったりしてちょっと忙しかったです。 しかし、ZAZAは今日という今日はあえて、ばたばたしない仕事をとった。 ・・・連休にはいるのに、あわてて、薬なんか間違っていたらたいへんである。 看護婦さんっつーのは、なんか知らんけどいそがしそうじゃのー。と、入院した経験のある方なら1回くらいは思うのではないでしょうか。(いや、まれにすげーひまそう・・・というところもあるかもしれないけど) ZAZAのいる病棟は「薬を作る」のに時間がかかるところなのだ。 え?薬を作る?それって薬剤師のしごとじゃあ・・・。 いや、そう。看護婦さんの「薬を作る」は、ただしくは「薬をセットする」ということなのだ。 と、書いてもわかりにくいかも。 このプロセスは(笑)赤字病院においては、概ね非常に煩瑣なものになっております。えー、つまりですね、2週間分つながっている薬をばらばらにして、患者さんの名前のはんこを一つ一つ押して、朝、昼、夜、寝る前にわける・・・。 ここで、大病院(笑)にかかったことのある人は「え?」と思うはずだ。 たいがいビニール袋で薬の上のほうが白くなってて印刷で
朝食後薬 柏木三太様
・・・とか入っていたりする。日にちが入っているときもある。 そう、黒字の本店はそうだった。しかし、赤字の支店は違う。 そんな・・・薬の器械も買えないようだ。半透明の破れやすい紙の袋で、シャチハタスタンプで一つ一つ手押しの職人技を磨いてゆくのだ。1日3回の薬2週間分を押すだけで、42はある。それを全部一つずつばらばらにするのだ。 ・・・紙袋のくすりは、破れやすいよ・・・・。
それに寝る前の薬、朝/夕1日2かけの薬など、ばらばらにすべて押すのだ。なぜ全部セットしてはんこ押しの数を少なくしないかというと、微調整ができるように・・・ということらしい。ということで、夕1回だけの薬があっても各食後の薬とはいっしょにせず、それはそれではんこ押すのだ。
これをやっていると、ZAZAの脳裏には、「TVチャンピオン看護婦薬セットはやわざ選手権」とかいうようなフレーズが浮かんできて、他の人の手の早い動きをみると噴き出しそうになってしまうのだ。 笑うな、働けZAZA(笑)。 でも、11時半くらいから初めて3時過ぎまでかかるのはどんなもんでしょう。 時間・・・かかりすぎだよねえ。どう考えても。 やはり、赤字病院はいけない。 ま、つつがなくおわったからいいけど。
zaza9013
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