21世紀猫の手日記
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2001年07月06日(金) 介護老人保健施設であった怖い話

不肖ZAZA9013、怖い話はほんとにビビル。最近はないが、以前は塩を撒くことが多々あった。老人保健施設に勤めていた時期がある。その頃の、怖い体験談を1つ。

夜勤でZAZAとゆかりちゃんが早寝で、一緒に仮眠室に入ったのだ。当時、介護職員4人と看護婦1人で交代で2:3にわかれ遅寝組、早寝組と仮眠をとるシステムだった。23:30頃にZAZAは眠った。
・・・・しかし、いつもと何かが違う。ギーンとジェット機のエンジン音みたいな音が聞こえ、仮眠室は電気消して暗いのに、隣のゆかりちゃんがはっきり見えるのだ。しかも、グレーの安っぽい背広を着て薄めの頭の中年男が、何故かゆかりちゃんに馬乗りになって首をしめている。
ゆかりちゃんが「ZAZAちゃん助けて―」と、手を伸ばしてくる。ZAZAは助けようと思ったけど、なぜか指1本も動かせない。(これって金縛り・・?)と、思った瞬間その中年男がZAZAの首を絞めて来た。苦しい。しかし動けない「ゆかりちゃーん」と、ゆかりちゃんのほうにZAZAの手が動いた。その時中年男はすーっと仮眠室のドアの方へ移動し消えていった。
・・・・・!目が醒めた。二人とも汗はだらだら、心臓ばくばく。第一声は「今の何―!」そう、ゆかりちゃんも、夢の中で男に首を絞められ、ZAZAに助けを求めたのだ。・・・・一人だけなら夢ってことで終る。恐ろしいのは、2人で同じ物を見ちゃった場合だ。時計は1時すぎだったが、仮眠時間の終る2時半まで、2人して、電灯つけてタバコ吸ってすごしましたとさ。あー怖かったよう。


zaza9013

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