21世紀猫の手日記
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2003年01月01日(水) ハムスター小説 虎八のお正月

まったくよう、うちのカールってガキはなに考えてやがんのかね。
クリスマスにはテメェの履いた靴下を俺の檻ん中ぁ入れやがるしよ。

・・・ま、ついそれに入っちまう俺も俺だが、これっばっかりは
ハムスターの習性って奴でどうにもならねえんだよなぁ。
ついつい暗い所や狭い所へ行っちまいたくなるんだ。

でもよう、靴下ってのはないだろうがよ、いくらなんでもよ。
だいたい最初入れた頃と今じゃ微妙に臭いが違うんだぜ。
冬だからいいけどよ。夏だったらこりゃあ絶対嫌だね。

そのうえ、食いもんだって、俺がこの家に来てからずーっと同じもんばっか
くれやがる。馬鹿じゃねぇのか?いくらなんでも飽きるだろうがよ。
それでもな、俺がおとなしく飼われてやっているのは、大人になって
タマタマもでかくなったからだぞ。カールよう。
お前の手に噛み付いたり、うんこしなくなったりしたのは、お前が言うように
「人間に慣れて来たんだね」じゃなくて、俺が大人になったからだよ。
俺はでかくなったがお前は全然かわりばえしねぇじゃないかよ。ええ。

あ・・・卵ボーロだ。「あけましておめでとう、虎八」だって?カールよ、
そんなこたどうでもいいから、この靴下どけてくれ。
ハムスターは鼻がいいんだぜ。迷惑だ。
・・・それに、これが置いてあったら・・・俺、また入っちまうからよ。

ハムスター小説 虎八のお正月 おわり


zaza9013

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