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me note diary

2004年01月21日(水) 言語としての「ぼく」

・社会的言語:
ピアジェの用語。
報告・批判・命令・要求・威嚇・質問・応答


・自己中心的言語:
ピアジェの用語。
反復=反響的言語模倣・独り言・集団的独り言=他人に反応を期待しない。
個人内(思考)から個人間(コミュニケーション)機能への移行にみられる形式は外言で機能は内言の特徴をもつ言語。




ぼくに、「しゃかいてきげんご」は存在しない。
すべて、盗まれたものばかり。
応えようとして潰され、尋ねようとして塞がれ、悔しくて声を張り上げたが、無視された。
その代わりに、与えられ続けた。
日々の報告、罵りでしかない批判、何もするなという、命令・要求。
ぼくは、閉じ込められ、それが嫌で、閉じ籠った。


ぼくに許されたのは、ただ、「じこちゅうしんてきげんご」
それが救い。
ぼくの発話は空をまわり、空回り、カラマワリ。
誰も受け止めることのない言葉は、空しく、反響する。


こみゅにけいしょん?


手を伸ばせば、掴まえてくれる。
そんな距離に、誰かいて。
いて、くれれば…。





捕まえられて、籠の中で育てられた幼虫は、
蝶になって籠を開けても、
決してそこから、出てはこなかった。


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管理人:サキ
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