やるきまんまんの日記
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2001年09月21日(金)

障害者の立場として、今回のアメリカのテロ報復に憂慮しています。

今回のテロによって、被害に遭われた人々とその親しい/近しい人々は、
テロ集団の都合により大きく人生の変更を余儀なくされたはずです。
報復は同じように、アフガニスタンの人々の人生に、彼らの望まない、
テロ集団及びアメリカの報復に巻き込まれた形での大きな人生の変更を迫るものだと思います。

また、今回の報復によっては、
私たち自立生活する障害者の生活をも変更せざるを得ないのではないかと心配しています。
つまり、障害者が望むと望まないに関わらず、
施設又は親元での生活という選択を迫られるのではないかと。

私自身が心配していることは、報復による経済の混乱に伴い、介助者やその家族の生活基盤が崩れ、
介助を続けられなくなるというものです。
それは介助者やその家族、そして障害者に人生の変更を迫るものであります。

もし、今回の報復がこのようなことを視野に入れず、
つまり市民の生活の変更を前提に行われるのであれば、
それは間違った方法なのではないかと思います。

戦火を最小限にと停めたテロ事件の解決を望みます。



『裸足のピクニック』


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