やるきまんまんの日記
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2005年06月12日(日) 今週の見通し 6/12-6/18

今週の見通し・為替 円相場、軟調に推移

 今週の円相場は軟調に推移するとの見方が多い。改めて日米の景況感や金利格差を背景としたドル買いが優勢な地合いが続くためだ。ただ輸出企業など実需の円買い需要も強く、一方向の円安が進むとの見方は少ない。市場参加者の予想は1ドル=106―109円の範囲に集まっている。

 今週は日米で主要経済指標の発表が相次ぐ。米金利の先行きを見通すうえで、市場の注目が高いのが15日発表の5月の米消費者物価指数や米鉱工業生産指数。4月の消費者物価(コア指数)は前月比横ばいで、米景気減速懸念の一因になっただけに、再び上昇すれば米金利の先高観から、ドル買い圧力が強まるとみられる。

 10日発表の4月の米貿易収支は2カ月ぶりに赤字幅が拡大したが、市場予想を下回る拡大幅だったため海外市場で108円台後半まで円相場は下落した。

 国内では13日発表の1―3月期の国内総生産(GDP)改定値が注目。市場では「上方修正される」との声が多い。「過去の数字」との見方もあるが、強めの結果が出れば円の下支え要因になる可能性もある。


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