やるきまんまんの日記
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| 2005年07月03日(日) |
今週の見通し 7/3-7/9 |
今週の見通し・為替 円、やや軟調に推移
今週の円相場は、やや軟調に推移するとの見方が多い。日米の景況感格差などを背景に、円売り・ドル買いが続くとの見方が根強いためだ。今週、市場関係者の注目を最も集めているのは、8日に発表される6月の米雇用統計。市場では「結果によっては、一段の円安・ドル高が進む」との見方も出ている。参加者の予想は1ドル=110―113円台が中心だ。
市場では、6月の米雇用統計で非農業部門の雇用者の前月比増加幅が、雇用回復の目安といわれる15万人を超えるとの見方が大勢だ。「米連邦準備理事会(FRB)は政策金利の引き上げを当面続け、日米の金利差がさらに開いてドルが買われる」(大手銀行)との観測も浮上している。
市場では人民元改革に伴い、円が買い戻されるとの見方もくすぶる。6日からの主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)では、中国など新興市場国の首脳を招いた特別会合を開く予定。米国は人民元の早期、大幅な改革を改めて求めるとみられ、「中国側の対応によっては、人民元の切り上げ観測が再び強まる」との見方も出ている。
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