やるきまんまんの日記
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2008年05月04日(日) |
今週の見通し・為替 ドル買い戻し 進みやすく |
今週の円相場はドルの買い戻しが進みやすい展開か。米連邦準備理事会(FRB)が政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の引き下げを当面見送るとの見方が強まっている。米景気は低空飛行を続けるが、過度な悲観論は薄らいでいる。市場参加者の予想は1ドル=104―107円台に集中している。 FRBは4月29―30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明文で「下振れリスクはなお残る」という従来の文言を削除。市場では「利下げが打ち止めとなった」ととらえる参加者もおり、ドル買いが進んだ。2日の海外市場では、米雇用統計が市場予想を上回ったことをうけ、ドルは2カ月ぶりに105円台後半まで上昇した。 米サプライマネジメント協会(ISM)が5日、4月の非製造業景況感指数を発表する。1日発表の製造業に続き市場予想を上回れば、ドル買いの機運が高まるとの声がある。 もっとも米景気後退への懸念が払拭(ふっしょく)されたわけではない。円安が進む局面では輸出企業の円買い・ドル売りが入り、円を下支えしそうだ。
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