やるきまんまんの日記
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2008年09月21日(日) 今週の見通し・為替 円相場、不安定な展開続く

 今週の円相場は米金融危機を背景に、不安定な展開が続きそうだ。円相場は乱高下しやすいとの見方が多く、市場参加者の予想範囲は1ドル=103―108円台と幅広い。
 先週の外国為替市場では週初に米証券大手リーマン・ブラザーズが破綻。ドル資産をもつリスクを敬遠した投資家の動きで、1ドル=103円台まで急速に円高・ドル安が進んだ。その後は米政府が保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)を支援し、新たに不良資産対策を打ち出すと一転してドルが買い戻された。
 市場は米政府の動きや米金融機関の経営悪化観測など新たな材料に一喜一憂する展開になっている。参加者は米政府の対応を評価する一方で、新たに金融機関が破綻するのではないかとの懸念も根強く、積極的にドルを買う状況ではないとの見方が広がっている。
 今週はバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長やポールソン米財務長官の議会証言が相次ぐ。一連の米政府の金融安定化策について踏み込んだ発言があれば、安心感からドル買いにつながる可能性もある。


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