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2002年01月21日(月) 生きる為の仕事?or 生きがいの為の仕事?

先日、テレビのドキュメンタリー番組で
渋谷のハローワークに通う若者達の就職活動
の様子を放送していました。

大学を卒業しても就職浪人する学生は
結構、多いそうです。

でも今現在、就職難だって言われてるけど、
実際はそんなことはなくて(若者に関しては)、
職業を選ばなければ職につくことは出来るそうです。

・・・ただ、今の若者は自分のやりたい
仕事でないと就職しないのだそうです。

リストラされて再就職したくても年齢的に
就職出来ない中年のおじさんにしてみれば
物凄い贅沢な悩みかも知れません。
  
「妥協して就職するくらいなら
 就職なんかしたくない」

と、理想の高い若者。
  
「自分の人生これで本当にいいのだろうか?」

と、現状の自分に不安を感じている若者。
  
「もっと別の道があるんじゃないか?」

と、将来への夢や希望と現状の自分の
置かれた立場に苦しむ若者。
  
「本当に自分のやりたい事って
 一体なんなのかが分からない」

と、自分がやりたい事を見出せない若者。

自分の理想と現実のギャップの狭間で
若者達は皆、苦しんでいるようでした。

 
「大学まで出て何を言ってるんだよ!!」

親の世代は口々に、そう言うと思う。

戦後の貧しく苦しい時代。

私達の祖父母や両親の時代は職業を選ぶとか、
やりたい仕事じゃないとヤダとかそんな事を
言ってる余裕は無くて・・・、

毎日の食料を得る為に、
生活する為に必死で・・・、

とても仕事を選んでる余裕なんて無くて、
どんな仕事であろうとしなければ生きて
はいけない時代でした。

でも今の時代の若者はそんなことはなくて、
それなりに裕福な家庭なら食べるくらいなら、
親に養って貰う事も十分出来るわけで、
すぐに就職しなくても良い訳です。

裕福なばかりに、自分のやりたいことが
見つからない今の時代。
 
生きる為
に働くんではなくて、
生きがいの為
に働きたいと願う若者達。

そんな考えの若者が増えているみたいです。

でも、私は今の若者達の、そんな考えや
苦悩が良く分かるんです。

私も20代前半の頃はそうだったから・・・。


だから、私はそんな若者達の
考えを否定はしません。

若いうちは、いろいろと、
苦しめばいいと思う。

本当にやりたい事が見つかるまで、
悩み続ければいいと思う。


やりたくない仕事を、ただ何となく
定年までするより、自分の本当に
やりたい事を、見つける事が出来たなら
そんな素敵なことはないと思う。

一度きりしかない人生。

妥協して生きるより、たとえ失敗しても
やりたい事に挑戦して生きた方がよっぽど
良いと思う。

「あの時、ああしとけばよかった!!」

と、やらずに後悔するよりも、たとえ失敗
したとしても、やって後悔した方がよっぽど、
良いと思う。

少なくとも私自身、こんな後悔の仕方だけは
絶対にしたくはありません。

・・・だから、
焦る必要はないと思う。



草原のど真ん中の一本道を
   あてもなく浪人が歩いている。

ほとんどの奴が馬に乗っても
   浪人は歩いて草原を突っ切る。
 
早く着くことなんか目的じゃないんだ。

雲より遅くてじゅうぶんさ。
  この星が浪人にくれるものを
        見落としたくないんだ!!

葉っぱに残る朝露、流れる雲
  小鳥の小さなつぶやきを
        聞きのがしたくない。

だから浪人は立ち止まる。
  ・・・そしてまた歩きはじめる。

日向国 素浪人  大渡 登



山田洋次監督の映画、「学校�検�
の中で出てきた詩なんだけど
私はこの詩が大好きなんです。

今も昔も浪人って存在は人から
白い目で見られてる事と思う。

受験にしても、就職にしても・・・、

浪人って言葉は世の中の競争社会で
負けた敗北者(負け犬)のような
イメージを世間から常にもたれて
しまう事と思う。

でも私はこの詩のように、決して
浪人という立場が悪いとは思わない。

たとえ、競争社会の中から脱落しても
浪人っていう立場は自分を見つめ直す
良い機会だと思うから・・・。

浪人であるからこそ、見えるものが
あると思うから・・・。



浪人とはちょっと違うかもしれないけど
就職したのはいいんだけど、社会に適応
出来ずに精神を病んだり、苦しんでる人達
が大勢います。

毎日、毎日、苦しくて・・・、
鬱、引きこもり、自殺未遂・・・。

私の周りにも競争社会に適応できずに
苦しんでる人々が大勢います。

でも、もしかしたら、そんな人たちの方が
よっぽど正常なのかも知れません。

正常だからこそ、異常な社会の中で
心が苦しいのかも知れません。


でも、どうか苦しまないで欲しい。
焦る必要はないと思うから・・・。

ゆっくりと自分を見つめ直し、
本当に自分の進むべき道を見出して
もらいたいと切に願っています。


誰だって不安を抱えながら生きていて・・・、
それは私だって同じです。

でも、どうせ一度きりの人生なんだから
やりたい事をやり、生きたいように
生きていきたい。

そんなことを常に私は考えています。


パンチョ |MAIL

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