一橋的雑記所
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待つとか耐えるとか。 そんな言葉で誰かに縛れたくないから。 そんなもので誰かを縛りたくもない。 ただ、それだけ。
なんつーか。 昨日居合わせたご婦人とお話している内に。 女性が待ったり耐えたり尽くしたりが当たり前だっつー。 野郎がまだまだ多いのか。 それとも、それが当たり前だと思っている。 女性がまだまだ多いのか。 そのどちらでもない身と致しましては。 美味しいお魚とお酒を気持ち良く頂く事だけは。 確かな幸せでありますことよとしか言い様が無かったりする。 そんな感じの一橋にて御座いますです。皆さま、ごきげんやう……(平伏)。
そんでもって。 妙齢のご婦人に奢っていただくお酒も、 なかなか美味しくて嬉しかったりした訳で。 決して迷惑だなんてそんな…また逢えたら奢ってくださいねご婦人♪(コラ)
まあ。
誰か一人が心を満たす状態が続くと。 『マリみて』で所謂ところの「両手だけつないで」る状態と申しましょうか。 自分の全てがその一人に傾いてしまって。 友達だとか、趣味だとか、自分一人の楽しみだとかを受け入れ難くなってしまって。 結局のところ、孤独が急速に進むことになるのでせうかね。
生憎と己は。 そんな孤独に耐え得る強さも弱さも。 今更持ち合わせが無いので。
多分、もう二度と。 誰か一人の事だけを思う事は出来ないと思う。 誰か一人と縛り縛られて。 それだけでこの世を生きていけるなんて。 さもなくばこの世を捨て去るなんて。 到底思えないし出来ないだろうと思う。
だからって、空いた片手を。 矢鱈滅多ら振り回してるんぢゃないよと。 何処からか鋭いツッコミを喰らいそうな気もするのだけれど。 気のせいだろうか……(ヲイ)。
ええと。 今夜は確か。 『マリみて』新刊の。 可南子父と夕子先輩について語ろうとか思ってた気がしたのですが。 なんでこんな前振りから始めちゃったんだろう……?(笑)
そりは兎も角。 そう、細川父と夕子先輩。 新刊の読み返しが遅々として進まないので、カンタンに。
何が不幸で何が幸せかなんて当事者にしか決められない。 でも出来れば己はあの親子には幸せになって貰いたい。 だから、これで良いのだ!
以上、終わり……ってまあ。 ホントにカンタンに言ってしまったらこれしかないんですけど(笑)。
(当時)中学3年生に学校関係者が手を出して、とか。 娘と同じ年頃の少女に手を出すエロ親父、とかって側面だけを取り上げて。 夕子先輩を簡単に「被害者」の立場に貶める言説が多いことに。 小首を傾げる己ってやっぱどっか鈍いのかなあ。と。
だって。 夕子先輩、幸せだって言ってるぢゃないですか。 細川父の事が好きだって。
周りの目とか反対とか、可南子母の絶望とか可南子自身の傷みとか。 それは仕方ない。仕方ないけど。 それでも、幸せだし幸せになろうとしてるから。
世間体とか常識とか、そんなものを押し付けて。 夕子先輩と細川父と次子ちゃんの幸せを、否定しないでほしいなと。
可南子が、父を失い、先輩を失った不幸は事実だろうけれど。 可南子の母が、恐らく、受け入れ難い苦痛を負った事も事実だろうけれど。
だからって、不幸になって良い訳ぢゃないから。 寧ろ、幸せになって欲しい。 こんな始まりから生まれた家族と、新しい命がこの先、 これ以上、余計なものを負わないで当たり前に幸せになって欲しい。
そんな気持ちで、己は、細川父と夕子先輩と可南子の和解を眺めて。 過度に空々しい演出には幾分鼻白みつつも(笑)。 そんな三人を受け入れるファンタジックな「リリアン」といふ空間を。 とてもとても好ましく思った訳でありますです。
バカで考えなしで鈍くて浅墓でアレですが。 己だったら。 もしも己がその場に立ち会う立場だったならと想像してみたのですが。
祐巳ちゃんたちと一緒に涙を流して拍手の一つでも。 贈ってあげたかもとかすら思った(笑)。 「幸せになって良いんだ」って心を込めて。
駄目ですかね、あんな場面にこんな感想抱いてちゃ(泣笑)。
そんなこんなで私信です。
>尾張丸さん ご無沙汰致しておりますです〜♪ 以前頂いた和服志摩子さん絵のバックってもしや旧I崎邸?とかって、 今頃思い出してる己です(関東オフ会翌日無事なら見に行く予定!)。 ええと、生の子持ちハタハタは塩焼きでしたです♪ お醤油掛けた大根おろしか、またはレモンで食します。 完全に火を通しきらない感じで出されましたのですがこれがもう……! 同じく当日オススメ品だったシマアジのお刺身も美味しかった。 秋はお魚が美味しくって酒が進みますですね。危険です(笑)。 あ、紀州さんは今日一日二日酔いで寝込んでましたです(大笑)。
追記:
福岡レポ9月25日編、軽く書き足してみましたです。 でもまだ、関門海峡すら越えてませんです……(泣笑)。
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