一橋的雑記所
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2005年02月08日(火) |
書く事と読ませる事。 |
似て非なる、一対。
そんな感じで。 食生活日記を書き書きする事に十二分に満足しているうちに。 本家の雑記が滞りまくっている事に今更ながら思い至った。 胡乱が枕詞の一橋にて御座いますです。 皆さま、ごきげんやう……(平伏)。
や。 我らが前途無謀軍団団長まさやんさまが先日。 Blogにてご紹介なされていた、「読ませるBlog」についてのお話。 いやもう。 己的雑記&Blogがその条件を尽くなぎ倒している事に。 改めて呆れるやら笑うやら安心するやら(大笑)。
まあ。 以前から書き書きしておりますとおり。 己的雑記なりBlogなりは。 元より胡麻粒大な脳味噌からしょっちゅう溢れ出す。 胡乱な想いなり考えなりを吐き出す為の作業として。 否応なく存在してしまっている文字文字たち、ですので。 読み手の視点、といふものに対する配慮を欠いた代物である自覚はそれはもう。 十二分に、あったのですが。 かの「読ませるBlog」なお話に照らして改めて。 客観的に見てもやはり。 己的文字文字たちは人様に。 「読ませる」ためのものにはなっていなかったのだなあ…といふ事実に。 寧ろ安堵に似た心地すら致しましたのです……(笑)。
といふのも。 此処ですとか己的胡乱なBlogですとかは。 己といふ人間が多分一番に。 安心して己を剥き出しにしている場所であり。
それを不特定多数の皆さまの通り掛かる場所にちょこなん、と放置することで。 この世界とか世間とか社会とかいふものの中に。 たとへばそれが人様にとって。 何の意味もなく、何の力も持たないものであっても。 こうして存在を許されているのだ、といふなんとも捩じれた安心感を。 得たいが為に書かれているものであるかも知れないからでありますのです。
そのこととまあ、関係のあるやうな、ないやうな。
以前…そう、あれは『アニみて』視聴感想雑記を書いていた頃でしたですか。
そんな己の雑記に対して相当辛辣なご意見をWeb拍手にて頂いたことがあり。 意味合いは兎も角。 表現そのものは相当、きついっつーか口汚ないっつーか。 所謂「お手洗いの落書き」レヴェルのものでしたので。 その頃まだまだ血気盛んだった己(え?)は。 怒涛のごときレスを、その方向けに放ってみたりもしたのですが。 ある意味、あれは、本当に不思議な。 そして面白くも得難い経験で御座いましたです。
己の書くものを「時間の無駄」「もう読まない」とおっしゃりながら。 その方は、己に向けて言葉を紡ぐ時間と手間を掛けて下さった。 いや、それ以前に。 己の書くものが「自己満足の為だけに書かれたもの」だと分かるまで。 この読み辛くも何の役にも立たない己的雑記のどれかを。 読む時間と手間を取って下さったのだなあ…と。
これまた、自己満足の最たるものかもしれませぬのですが。 人と人は、好意と好意のみによってコミュニケートするものではないと。 そんなことをふと、思ってしまったことなどを。 思い出してみたりした、今日この頃の己、なのでしたです。
実際あの時は。 暫く反撃を心待ちにしている己が確かに存在しておりましたです…(伏し目)。
そりは兎も角。
詰まる所、己は。 誰が何と言おうと。 己のしたいようにしか、出来ない人間なのであるなと。 以前と同じやうな言葉を。 でも少しだけ意味の違う重さで。 呟けるだけ、色んな事を。 この場所で。 そしてここから始まった色んな形の縁や交流や人々から。 無意識の内に受け取りながら、今この瞬間を迎えているのだなあと。 思考の脱線ついでに、そんな結論にまで達してみたり(笑)。
だからこそ。 こんな己を許し、見守り、見逃して下さる方々への想いが。 時に自分でも持て余す程に、己の中で高まるのだらうなあ…とか。 これまた、至極自己満足的に、意味付けなどしてみたりする訳でありますですが。
こんな胡乱極まりない己にお付き合い下さる方。 通りすがりにうっかり読んでしまって後悔なされた方。 それでも生暖かく見守り、見逃し、やり過ごして下さる方。 その他、この不届き極まりない投げっぱなし雑記を一度でも。 読んで下さった全ての人々に対する感謝の心には。 一片の曇りも御座いませんです……………多分(え?)。
そんな感じで。 今回は。
なんだか。久々に。 最も自分らしい胡乱さで。 雑記を書き書き出来た気がしておりますのですので。
己的には大・満・足 ♪(ヲイコラ)。
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