一橋的雑記所

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2006年01月28日(土)

ちょっと。
衝撃が大きくて。
吐き出さなくては居られなくて。



すみません。
泣き言です。



































人前で。
しかも電車の中で。
ぼろぼろになってしまいました。


後二駅我慢すれば……と思っていたのに。
堪えようが無くて俯いたまま、鞄のハンカチを探していたら。
見知らぬスーツ姿の人が、そっと。
ポケットティッシュを差し出してくれました。
お礼の言葉も無く受け取って。
溢れ出るものを拭い、鼻を啜り。
二駅過ぎて、降りる間際。
その人は、ぽん、と肩を叩いてくれました。


見知らぬ人の優しさに、久し振りに触れた事に。
驚く事も出来ないまま。
降りたその場所にあった、時刻表の裏に寄り掛かって。
声を殺して、泣き崩れそうになるのを堪えました。


報せをくれた人と、連絡が付かなくて。
どうしたら良いのか分からないまま。
気が付いたら着替えも出来ないまま、ベッドの上で寝落ちてました。
3時間ほど転寝をしてしまったらしくて。
目が覚めたのが、今から一時間ちょっと前。









もう、十年以上、逢っていなかったし。
最後に交わした言葉すら思い出せないし。
多分この先も、逢う事のない人だと分かっていたのに。


本当に、二度と逢えなくなるなんて。
思いもしていなかった自分に酷く驚いて。
悲しいよりも何処か、悔しいやうな気持ちが膨れ上がって。











多分。
あの頃。
一番好きだった人でした。



他の誰よりも、大切にしたいと思っていてでも。
それがどうしても出来なくてもどかしくて。
冗談に紛れさせるやうにして、でも。
いつも何処かでこわごわ触れていたやうな。
そんな人でした。











そんな人と。
どんな風に最後のお別れをすれば良いのか。
今の己には、本当に、分かりません。








分かりません、本当に。








一橋@胡乱。 |一言物申す!(メールフォーム)

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