JERRY BEANS!!

2001年06月04日(月)

誰かが泣く時、それが、私の為だった時、
そしてそれが、同情ではない時、私は嬉しくて、哀しくなる。

私のことを愛してくれる“彼”は、私の目を見て、
「哀しそうな目をしないで」と、涙を流す。

どうして彼が泣くのだろう、と、不思議に思うものの、
それが何故かとても嬉しくて、優しくて、哀しくなる。

彼は言う。

私に何があってもいい。過去にも未来にも、今、他の人の事を
考えていても、それでもいいから、哀しい目をしないで。と。

私は、この人に何一つ出来ないけど、それでも彼は、泣くのを止めない。

ただ、泣けてくる。

それが痛々しくて、私は笑う。彼が泣き止むように。
涙が止まるように。


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