本当にさびしいのは、一人で居る事では無くて、 都会の人ごみに紛れている時。
雑踏に居るだけで、こんなに、こんなに人がいるのに 誰も私を知らなくて、誰も何も気にしなくて、
ただ生きて歩くだけの機械みたいだから。
そんな人の一人一人にも考える事があって、 それぞれのドラマか何かがあって、ウキウキしたり沈んだり 怖がったりしているはずなのに、誰もそんなのを見せないで、
ポーカーフェイスで気取って歩くから。
それだけで嫌になって、立ちふさいで、耳も覆って何も聞こえないフリを して、真っ直ぐ前だけ見るのに疲れて、こんなになってしまったのですか?
人を嫌いになるのはもう少し待って、小さな声を聞いて 耳を澄ませて、もう一度。
さびしいことを知ったら、人に優しくなれる。
大事にするから、一緒にいよう!
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