キレイ事ばかり嘘付きな私。本当は他人を傷付けても良いの。自分の事ばかり。あの人を、好きな自分が好きなんだ。本当は自分が嫌いで。あの人になりたいと、そう願う気持ちも。大好きだったよ。貴方を、大事に想うフリも、錯覚する自分さえも、ちゃんと向き合えた時間も、夢をみてた。私が消える瞬間。貴方で、あの人で、父で、「私」が消えて行くのが幸せだった。嘘ばかりついてた。ただ、貴方に逢いたくて。