貴方は私の弱さや愚かさを知っている
見抜かれて悟られた 私の半身
いつも 笑っていないと不安で いつも 死ぬほど泣いていないと不安で
忘れていく事が怖く 覚えているのが辛く
私という人間がここに居る事がいつも恐ろしくて
どんなに人を想っても信用する事が出来ず どんなに側に居ても、全てを知ってもらう事も出来ず ただ、愚かさを露呈するばかりで
ただ 何の為に生きているんだろう、なんて 考えても出るはずもない答えばかり期待するのは 一体どうしてなんだろう
笑顔で 声に出して 確かめなければ 簡単に消えてしまう私自身
貴方は知っている
貴方が求める貴方らしさと同様に 私が求める私自身など、どこにも居ない、こと。
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