| 2002年09月15日(日) |
Der TUNNEL |
映画『トンネル』を鑑賞。★★★★★
ドイツが東西に分断されていた頃、 ベルリンの西側から長さ145Mものトンネルを掘って、 家族や友人を救出したというお話・・・・・ 壮絶・・・・・ でも、ベースとなっている部分は実話なんですよねえ・・・・・
学生時代、ハプスブルク家に関心を持っていた私は、 ハンガリーとオーストリアに長い間憧れを持っていました。 そんなこんなで3年前に東欧にツアーで行くことになり、 ツアーに組み込まれていたため、ベルリンの壁の跡や、ブランデンブルク門を見てきたわけなのですが、やっぱりこれといった実感はないままに帰ってきてしまいました。 もちろん、歴史的な現場に自分がいるのだという感慨はありました・・・ ツアーで旧共産圏をぐるーっと回って、東側のなんとも言えない「灰色」に覆われたような雰囲気を肌で感じましたね。 イギリスやウィーンとは明らかに違いました・・・ 上手く表現できないけれど、初めて感じた空気だったなあと思います。カルチャーショックと言えばいいのでしょうか。 どの国もゆっくり観光することができなかったのが非常に残念でした。 映画を観たあと、もっとじっくり見てくればよかったなあと強く思いましたね。 またいつか、ゆっくりいってみたいなあ。 戦後戦後とは言うけれど、 世界の協調ってなんなんだろうなあ。
歴史に「もしも」があるなら、 日本も人事の状況ではなかったはず・・・・・・・・ そう考えると恐ろしいなあ・・・・・・・・・・
追記・・ 『鬼が来た!』も(やっとのことで)公開間近のモヨウ。 内容が想像できるだけに、観にいくのがコワイのだけれども、 やっぱり見ておこうと思っています。
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