『華氏911』を観てきた。
この映画についての情報を得たときに、ほんの少しでも関心を抱いた人は 必ず観にいって欲しいと思う。 そして、そういう人につきあって多くの人が映画館に足を運んでいただければと思う。 そうして、とりあえず考えてみよう。
映画をみもしないうちから 「私は観ません!」と高らかに宣言したのは誰だったか。 そういう国に私たちも住んでいるのだということを忘れないでいたい。
確かにあの映画は、ムーア監督の主観を正当化させる構成にはなっているけれども 使われている素材は、現実に存在していたものなんだ。 それがこの上なく恐ろしくて、哀しくて、空しい。
人間はどこに向かっていくのだろう。
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