古い魔法
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2005年03月14日(月) |
山姥はすっごく大胆で、怖いものがなくて、小さい虫もかわいがってね |
(まんが日本昔ばなしについて) ずっと、子どもは意識してやっていなかったですね。作る側の、わたしたち大人が興味のあること、やりたいことをやっていた。子どもにわかりやすくとか、子どもを相手にした教育的な考えも、二十年間、一切ありませんでした。 自分が子どもごころに返って、雨垂れが、ひたいにポトッと落ちたら、「アアーア、気持ちがいいな」と。いまはみんな雨に濡れたり、泥に汚れたりするのを嫌がるけれど、なんてこの滴がいいんだろう。そよ吹く風がどんなにか気持ちがいいんだろう。大人のわたしたちが忘れていたものを、蘇らせて、その心地よさを表現して、そして見てもらおうと思っていました。 それから、昔の言葉をわかりにくいから、いまふうに直そうとか、そういうこともしなかった。「わからなかったら、おばあちゃんに聞けばいいや」って。それはそれで、よかったと思います。
ひとりごと/市原悦子
TV、徹子の部屋をちょっとみたらゲストがヒロシで、芸名の由来について徹子が『(生島で)久米ではなかったのね』と尋ねているところ。
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