今日はトルコ文明展へ行ってきました。 こういう博物館的な内容のものが好きなのです。 面白かったのは文化の変容です。 紀元前2000年頃はエジプトの影響などを受けているのに、 突然ローマの影響色濃い文化に変化し、 その後キリスト教の影響を受け、 トルコが侵入してくるとイスラム系になる・・・。 とても同じ地域のものとは思えない。 大陸の歴史ってすごい!を実感してきたのでありました。
とても嬉しかったのは、楔形文字の文書を目にしたこと。 ツタンカーメンが亡くなった直後、その妃が書いた文書。 この話知ってる知ってる!という内容だったので、 その文書が目の前にあるという事実に興奮してしまいました。
ん〜〜、それにしてもおじちゃんおばちゃんのマナーの悪さに、 またまた辟易してしまった私です。 一緒に行ったnaoちゃんに、 「恵美子、眉間に皺!」と何度言われたことか・・・。(爆) こういった博物館的な内容のものの時は必ず音声ガイドを利用するのですが、 その音声が聞こえないほどにうるさい!! 「この宝石、1個もらっちゃいたいわぁ〜」 「まぁ〜〜、すっごいわねぇ〜。いいわね〜。」 「まっ!ダイヤよ、ダイヤ!これはエメラルドねぇ〜!!」 混んでいるときって、自然と列ができるものですが、 そんな列は無視して好き勝手に動き回り横入りしてくるわ、 大声でしゃべりまくるわ・・・・・。
まぁ、おじちゃんおばちゃんの興味は宝石類のみなので、 私が気に入った楔形文字などの文書は、ゆっくり見られたけれど・・・。 それにしても、耳をふさいでイヤホンを耳にくっつけなければ、 音声ガイドの音が聞き取れないほどうるさいって一体。。。。 日曜日にしては、比較的空いていたし、ゆっくり見られたほうだけれど、 毎回毎回美術館へ行くたびに、眉間に皺が増える私。。。 いい大人が、いいかげんにしてくれ〜〜〜〜。(-"-;)
この夏休み、読書に熱中している私。 久々の読書はとても楽しいもので。。。 私って、本当に波があるのです。 活字なんて見たくもない・・・という時期と、 重い活字症候群にかかっちゃう時期。 今は後者のようで、最近読んでいなかったミステリーなど、 ただ楽しむだけ・・・が目的の読書に夢中です。
で、久々に阿刀田高の本を購入し読んでいます。 彼の本は、10代後半から20代前半の頃に夢中になり、 ここのところずっと遠ざかっていたのでした。
久々に読んで思ったこと。 主人公が30代前半なのに、どうもピンとこない。(笑) 私も31才。でも同じ世代に感じない・・・。 これは、私よりずっと年上の著者が書いているからなのかな。 それとも、私が普通の30代より精神年齢が幼いのか?!(^_^;) 宮部みゆきの主人公の場合、そんなこと感じないのだから、 ま、精神年齢が普通より幼いというのは・・・ない・・よね?(笑)
どうも、物の考え方とか思考回路が、 阿刀田高の主人公は、随分古い・・・。 30代の主人公・・・どうしても思い浮かぶのは50代の人物。。。(^_^;) 時代が変わると同じ世代でも、思考回路がずいぶんと変わるものなのだなぁと、 思わずしみじみしてしまったのでした。 う〜〜ん。女性にとっては今の方が生きやすいな。(爆) 特に私のような、なんちゃって主婦は・・・。
ま、彼の本はミステリーそのものが面白いので、 そんなことそれほど気にせず楽しめちゃうのですが。 宮部みゆきを読んだ後だから、尚更それを感じてしまったのデシタ。
ところで、最近読んでめちゃくちゃ面白かった本。 コナン・ドイルの「失われた世界」です。 やっぱり後世まで残る本っていうのは、文章がいいですね〜。 もちろん訳者の実力にもよるのでしょうが・・・。 直前にラブ・サスペンスを読んで楽しんでいたのですが、 コナン・ドイルの本を読み始めて、 サスペンスの文章がどれほど稚拙なものだったか、思い知らされました。 あ、この本も面白かったんですよ。 私は彼女の「発想」が好きで、好んで読んでいる著者の一人なのです。 (S・ブラウン)
今度読もうと思っているのは、19世紀に書かれたSF小説。 ちょっと興味持ちません?
最近聴き比べCDを編集するのが楽しい私。 先日はテンペストを編集。 で、今回は題名になっているエリーゼのために。
ブレンデル・仲道郁代・ギーゼキング・ケンプの演奏です。 ブレンデルと仲道郁代は、かなりゆったりしたテンポ。 ギーゼキングはこの中で一番速いテンポだけれど、 たぶんみんなが持っているエリーゼのためにのテンポ感よりちょっと速いくらい。 ケンプは、その中間くらいのテンポ。
テンポ設定だけでもこれだけいろいろあるわけだけど、 表情のつけ方などは、ほんと千差万別。 その中にあって、仲道郁代の演奏はちょっとさびしかったな。 ありきたりの演奏・・というか、教科書的というか・・・、 発表会で子どもが演奏するだろう演奏のお手本といった感じ。
他の3名は、それぞれ個性が光ってマシタ。 共通しているのは構成感がしっかりしていること。 場面の切り替わりがすごくはっきりしていて、心地がいい♪ またひとつひとつのフレーズが、とっても生き生きしていて。
誰もが弾いたことのある、 そしてクラシック音楽を知らない人も、この曲は知ってる・・・・ それくらいの名曲。
う〜〜ん。 こういう曲を改めて勉強しなおすのもよいかもしれない。 私だったら、どんな風に演奏するだろうか・・・。 遊びで弾いたことしかない曲なので、興味津々。 本気で取り組んでみたら面白いかも。
ちなみに、私はギーゼキングの演奏が気に入りました。 あ、でもブレンデルも捨て難いかなぁ〜〜。 ブレンデルのテンペストはそれほど好きになれなかったのだけど、 この曲の演奏は好き。 テンペストは3名分しか作成できなくて、 ブレンデル・グールド・シュナーベルの聴き比べでした。 私はシュナーベルが好みのようで、もうたまりませんっ。(笑)
姿勢に続いて今日は背筋のこと。 前回の姿勢は、別にピアノについてではなかったけれど。
背中のあいたドレスを着て演奏している女流ピアニストを見てみると、 背筋がすごい!! 思いのほか、腕の肉はプルンプルンしていて筋肉質じゃないんです。 でも、背中はすごいものがある。 バリッバリに筋肉がついていたりシマス。
リストは「ピアノは背中で弾く」と言っています。 体重を無理なく指先に伝えて大きな音が出るのは、 背筋から弾いて、その途中経過である腕などは脱力しているから。 エネルギーが伝わりやすい状態・・・とでも言えばいいかな。 途中力が入っていると、エネルギーはそこで留まってしまうのです。
それにしても、背筋から弾く・・・結構難しいです。 脱力ができていても、なかなか音量に結びつかないとしたら、 その原因の一つがこれなのかもしれません。 肩から弾く・・・こういうイメージは持っていたのですが、 背筋から弾く・・・というイメージ・・・なかなか持ちにくいですね。 上手なピアニストは背中が痛くなるそうで・・・。 私はというと、まだまだ肩止まりかも??
ところで、音量に結びつかない原因は背筋以外にもあります。 指の関節です。 フォルテシモのような大音量で演奏したいとき、 指にかかるエネルギーは相当大きなものです。 このエネルギーを鍵盤に無駄なく伝えるためには、 関節がしっかりしていないと・・・なんですよね。 ということで、脱力にばかり気をとられて、 関節が弱いと、なんとも情けない演奏になってしまいます。
ちなみに、関節が凹んだりすると、 音を出すタイミングも自分が思っているタイミングで鳴りません。
背筋を伸ばして、背筋で弾く。 ちょっと心がけてみるだけで違うのかもしれないですネ♪ ・・・と自分で自分を戒めるのでありました。
姿勢についてちょっと考えてみたりしました。 別にピアノに向かっているときのお話ぢゃないです。(^_^;) 私って姿勢が悪い・・・。 イスに座っているとき、腰が曲がってるし、足は組んでいるし。。。
今日外食していたとき、 ふと周りを見回したら、姿勢のよい人と悪い人が目に付きました。 姿勢のよい人は、なんか生き生きしてる感じ。 姿勢の悪い人は、だるそうな感じ・・・。
先日ビックファンに行ったとき、 夏休みで子どもだらけ。 目に付いたのが、服装や姿勢のだらしなさ。。。 近所だし夏で暑いし、服装は置いておくとしても、 姿勢がすごく悪くて、みんなけだるそう。。。。 小学低学年くらいの子で、すでにけだるそうに見えるのはなぜだろう?
私が子どもの頃は、けだるいなんて言葉とは縁がないほど、 外で体を動かして遊びまわったもの。。。 あの頃の私は、姿勢が悪いなんてこともなかったんだろうなぁ。
いつからこんな姿勢が悪くなっちゃったんだろう。 姿勢の良い人を見ると、きっと面倒くさがりじゃなくて、 なんでもパパパッと動いちゃうんだろうなと思う。 姿勢の悪い人は、なんでも面倒くさがって生活しているような気がする。 ふと自分を振り返ると、それが見事に当てはまる。 動くのが面倒・・・。
でもね、動いてみると気持ちが良いもの。 面倒くさいと思っていると、体がなまってしまって、 結果的に精神的にもあまりよろしくない。(^_^;) 適度に面倒くさがらずに動いていると、 精神が生き生きしている実感を持てる気がする。。。
別に運動するってわけじゃなくて。 普段の生活の中で、面倒くさがるか面倒くさがらないか・・・。 私の場合主婦だから、洗濯とか掃除とか・・・いろいろあるかな。
ある本に自分を変えようと思ってもそれは難しいこと。 まずは形から!と書いてあったのデス。 姿勢もそのひとつかな・・・と思ふ。 まずは姿勢をよく生活してみよう。 それだけで生き生きとした毎日が送れてしまうのかもしれない。
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