あなたの中から 私が完全に消えても
私はあなたのこと 消さないよ
消せないよ
久々に聴くあなたの声を 忘れないように 聞き漏らさないように しっかり覚えておこうと思ったのに
遠い記憶の中の あなたの声しか響かないのは
何故?
あなたのココロを救えるのは あなた自身で
あたしの気持ちを乗せた言葉さえ 通り過ぎるだけの 風
それでも あなたの傍に居たいと思う 願いは消せないから
この声が掠れても その喉から紅い涙が滴っても
あたしはずっと 叫びつづける
もうすぐ雨フル 季節がやってくる
濡れたり 冷たかったり 不快だったり 心地よかったり
その日の気分で 水色が七色に変わる
そんな 季節とともに
あなたは あたしのココロに やって来た
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