あふりかくじらノート
あふりかくじら
■
■
■
■
■
■
雨降る東中野、ヨルダン河、嘆きの壁。
わたしはこの週末何人かのひとに会って、
そして十数時間も寝て、映画を観た。
遠いコーランの響きと、イスラエルの風景と、
乾いた風に、どこからかわたしの記憶のなかの
バグパイプが重なる。
世界はどこへいったのだろう。
わたしは東京の街で、映画館の中に埋もれてしまっている。
きょうは、きょうこそは、
スウェーデンとアメリカのフラットメイトと友だちに
はがきを書こう。
この国からわたしだけを救い出したいという、
どうしようもないエゴのために。
世界のどこかで生きている友だちを、
大好きだと思える小さな幸福のために。
BOX東中野の、遅い朝のように。
2002年09月16日(月)
■
■
■
■
■
■
いのちの値段。翻訳の値段。
昨日、テレビに釘付け。
一年前の昨日のことを、鮮明に記憶している。
あのときから世界は変わった。
わたしも、世界とのつながり方が変わった。
何人死んだって、国境の向こうはよその国。
痛みを伴わない。
Globalisation
アフガニスタンの誤爆で人が死んで、
小銭みたいなお金が支払われる。
いまのわたしが売っている通訳とか翻訳とか、
そういうもののほんの数分の一。
それが、いのちの値段。
世界が狭い人間が、たくさんいる証拠。
外に出よ。世界とつながろう。
ごく当たり前のこと。
それが、globalisationであるのだから。
2002年09月12日(木)
≪
≫
初日
最新
目次
MAIL
HOME
エンピツランキング投票ボタンです。投票ありがとう。
My追加
★『あふりかくじらの自由時間』ブログはこちら。★
Rupurara Moon
〜ルプララ・ムーン〜 ジンバブエのクラフトショップ
『あふりかくじらの自由時間』
を購読しませんか?
E-mail
【あふりかくじら★カフェ】
を購読しませんか?
E-mail