札幌ドーム,『あびよん』,ロフトプラスワン『近代の奈落』を語る!差別の歴史と現代社会


 札幌後楽園ホテル2階のレストラン『パティオ』にて朝食ビュッフェ。

 9時にチェックアウトに降りると、O君とSさんとYさんが既に待っていてくれて、焦る。
Yさんは私のお薦めの飲み屋を「あそこ、いいよね」と言ってくれる。嬉しい。

Sさんが通勤に利用している黒塗りハイヤーで『札幌ドーム』。
昨日に引き続き、すごいVIP待遇で不思議だ。
車中Sさんと日本ハムファイターズが札幌に来た、それぞれの経緯や札幌の街解説など伺う。

札幌ドームではSさんとFさんが私一人のためのドームツアー。
「日本で一番良いドームだと思う」とSさんは言っていたが、私もそう思った。

色使いもシックだし、札幌の街が見渡せる、ドームの屋根から突き出した展望台とか、天井へ伸びる空中エスカレータとか、敷地内に点在するアート作品とか、カッコイイ。
トイレの位置と数に、ちょっと難があるらしいが東京ドームに比べて遥かにきれいで快適、臭くない。
「使われてない、ってことだよ」という話でもあったが。

こうしてスタンドやグランドや控室など見て回っていると、視察か仕事の打合せに来ているような感じがする。
会社を離れてもう5年も経つのに辞めた感じがしない。これも不思議だ。

ドームツアーを終えて、応接室に戻る。
私と同じ大学出身で、元の会社の後輩の友人でもあるYさんを、Sさんが紹介してくれる。
Yさんはアメリカに行くため間もなく退社するとか。
「渋谷マークシティ、札幌ドームに関わって、開発や建築に興味があるならこれからはアメリカより中国の方がいいのでは?」
と私が言ったら
「中国は北京オリンピックが終わったら元気がなくなりますから」
とYさん。
そうかなあ。東京オリンピックの後、日本は元気なくなったか?
ソウルオリンピック後韓国は失速したか?
時間があればもっといろいろ話してみたい、面白そうな人だった。

 そして新千歳空港往きのバスが出ている福住バスターミナルまでハイヤーで送って頂く。

本当に、何年も前に会社を辞めて、何をしてるのやらよくわからない人間が、たいした土産も持たずに現れたのに、こんなにしてもらっていいのだろうか、というぐらい破格の扱い。
面白かった、楽しかった、美味しかった。
札幌後楽園ホテル、札幌ドームのお世話になった皆様、誠にありがとうございました。

 空港のレストラン『あびよん』で蕎麦+寿司セットのお昼。
一番奥の洗い場に近い席で、ガチャガチャと洗浄機の音を聞きながら。
これは失敗だった。

 こうして夕張・札幌の旅は終わった。と思ったら羽田に着いて飛行機を降りようとしたところで2階席から降りてきたKさんに会う。
「あら、同じ飛行機だったんですね」
奥様にご挨拶。昨日の『炭おやじ』と今朝の『札幌ドーム』の報告、お礼を言う。

 池袋の我が家。夢の日々が終わって、やらなければいけないこと山積み。
会社の決算、日記、ゆうばり映画祭レポート、仕事、病院、そしてデート。これが一番大事。

しかし、まずは『ロフトプラスワン』に行く。宮崎学さんがホストのイベント。
本日のテーマは「『近代の奈落』を語る!差別の歴史と現代社会」で、ゲストは姜尚中氏、『からゆきさん おキクの生涯』の著者大場昇氏、進行役は永江朗氏というかなり豪華でご機嫌な企画。

姜尚中さんのソフトな声は旅の疲れを癒してくれる。素敵。
からゆきさんについては宮崎さんに調べるように言われていて、大場昇さんの話は非常に興味深く聞いた。

「僕は今日は差別する側代表ってことで」と言ってのける永江朗さんは面白いし。
感心したのは2ちゃんねるについて。

「差別的言葉が飛び交うのに一つだけ出てこない言葉がある。それは貧乏人っていう言葉なんです。実は2ちゃんねらーっていうのは大半が年収300万円以下の貧乏人で構成されていて、貧乏人こそが最も過激な差別者であるというパラドクスがありますね。」と永江さん。

ほーう、そういう事か。実はロフトプラスワンに向かう道すがら考えていた。
「ニートのくせに」とか「派遣社員ごときが」とか、ブスだ、シャクレだ、臭い、バカ、いろいろ言うけど「貧乏人」とは言われない。
私が日記に「貧乏だ、お金がない」と書いても「この貧乏人が!」とは言われない。
なんで?

それは、そういう訳だったのか。
しかし、貧乏人は貧乏を責めることができないなら、奴らはニートでも派遣社員でもなく立派な職業についていて、容姿は美しく、いい匂いがして、賢いのか?
それはあり得ないだろう。

まあ、奴らがどんな人だろうと、どう思われようと、私には関係ない。構わない。
私は私の好きな人、大切な人、私にとって強烈に面白い人のことを考えるだけで精一杯。
金持ち喧嘩せずだわ。おほほほ。
 
 彼と電話。久し振りに声を聞く。早く会いたい!
2006年02月28日(火)

さよならビュッフェ,ハワイアンマッサージサロン『マハナ・レア』,『小石川』,串焼き料理『炭おやじ』,『札幌後楽園ホテル』


 昨日のなんとなく不味い空気について、同室のKさんに聞いてみようかな、と思ったがタイミングを逃す。
しかし皆にお礼を言っていたら、なんとなく普通の雰囲気に戻っていた。
ような気がする。
「よし」ってことか?わからない。

「何か怒ってる?」と聞いたところで「別に」と言われて終わるだろう。
私は大変楽しく快適でいい思いをいっぱいしたのに、私が何か不快な思いをさせたなら申し訳ないと思うが、本当に問題ならば言われるか、切られるかするだろう。

そもそも私の存在など全く関係ないかもしれないので、もう気にしない。
旅も終わりだし。

 市民会館にてグランプリ作品『血の涙』上映後、最後のイベント『さよならビュッフェ』。
そこでは招待作品も含め全ての上映作品の中から観客の投票で選ばれる『ファンタランド大賞』の発表がある。
昨年は高橋玄さんの『CHARON(カロン)』が受賞した。
私の中ではもちろん今年も玄さんの『ポチの告白』なのだが、結果は『子ぎつねヘレン』。
まあ、動物と子供の感動物語で、北海道が舞台とくれば当然なのかもしれない。

ゆうばり市民賞は、ゆうばり映画祭応援団のメンバーだった、24日に亡くなった『グレース』のマスター坂東亮一さんに、と発表があって会場がしんみりとする。

『シチズン・ドック』主演のマハーサムット・ブンヤラックさんとお話。
『Variety』のRさんに彼が何か賞をもらった、と聞いたので「おめでとう」と言ったら「僕じゃない」と言われてしまう。
あれれ。彼が受賞したのではなく『シチズン・ドッグ』が南俊子賞を受賞したのだった。
Sorry, my poor English.

舩木壱輝さんと「(マハーサムット・ブンヤラックさんとは)パンフレットと画面では似てると思ったんだけど実際は似てないですね」と話す。

迫力ある毛皮のコートを着ていた内田春菊さんとお話。
ライヴの企画について。
私にそんなことができるのかわからないのだが、20代のme-ism、30代の冴島奈緒/SHR、40代の内田春菊で、3ピースのカッコイイ女たちのライヴをできたら面白いだろうなあ。
内田さんは友人のライヴで奈緒さんと会ったことがあると言っていた。
奈緒さんにも提案してみよう。

 ホテルマウントレースイに戻って、皆さんとお別れ。

 レンタカーのナンバープレートが半月型に切り取られるという不思議な現象が起きて、どうなることかと心配ではあったが、レンタカー会社との交渉はお任せして、私は一人バスで札幌に向かう。

 昨年はツアー料金をケチってタバコ臭いビジネスホテルに泊まった。
今年は、夕張からのバス停も近いし関係者に知り合いがいて結局は大幅にお得な『札幌後楽園ホテル』にチェックイン。

 晩ご飯まで時間があったのでホテル10階にあるハワイアンリラクゼーションサロン『マハナ・レア』にてハワイアンロミロミマッサージを受ける。
上半身30分コース5,250円。ああ、このまま全身お願いします〜。

 と言いたいところだが、18時からホテル3階『小石川』にて、ホテル関係者お二人と極上会席料理を頂く。
過去に何度か利用したことがある店だが、奥に料亭風個室があるのは知らなかった。
なんか、とっても豪華なんですけど、なんで?と思っていたら料理長がご挨拶に見える。
「今日は特別な素材で、特別なものを、腕によりをかけて作らせてもらいました」。
うわー、すっごーい。

ホテル関係者二人とは、私が新入社員の時の最初の上司Kさんと、同期入社のO君。
二人とも大変お世話になった人だ。そして二人は札幌で偉ーくなっていたのだった。

ゆうばり映画祭の報告、お二人の活躍と実績、会社の話、思い出話、他いろいろ。

「そうだ、Sが近くに住んでいるんだよ。呼んでみようか」とKさん。
Sさんは、私が新入社員でKさんの部下になったのとほぼ同時に流通部門からイベント部門に異動してきて、Kさんの部下となった。
何もわかってないバブル新入社員の私と門外漢(失礼!)だったSさんを抱え、Kさんは相当苦労したと思う。
いつも「ばかもの!」と怒鳴られていたSさんと私。へっぽこコンビだったなあ。
そのSさんは、札幌を代表する会社のこれまたとても偉い人になっていたのだった。

「おう、S。今ね、Sに会いたいって言ってる人がいるんだけど来られない?」
とKさんが電話をかける。私が代わる。
「もしもし」
「もしもし」
「是非、お目にかかりたいんですけれど」
「どなたですか?」
「おわかりになりませんか」
「うーん、わからないなあ」
「いらして頂けませんか?」
「行きましょう」
「まあ!本当に。嬉しい!」

そして、Sさん登場。私はナプキンで顔を隠していた。バア。
「いや、多分そうかな、と思ってたよ」
Sさんはかなり痩せていた。ダイエットが成功したらしい。
しかし大きな声で笑う、優しくて気さくな人柄は全く変わっていなかった。

またいろいろな話。
Kさんの手がけたイベントに対する思い、何が会社の利益となるのか、イベント単体でみるのではなく、スポーツ文化だけでもなく、エンタテインメントの発展というところまで視野に入れた話は情熱的で素敵だった。

私自身は不良社員だったし、上司も変な人がいっぱいいた。
何人か素晴らしい上司はいたけれど、Kさんが最初の上司だったことは非常に大きかった。ラッキーだった。

「真理ちゃん、札幌ドームは行った?」とKさんが聞く。
「いえ」
「見て行きなさい」
「ハイ、是非」
ということで、明日のスケジュールが決まる。

 極上会席料理でお腹パンパンだが、O君は単身赴任なので、もう1軒付き合ってもらう。
店までの通りを並んで歩いてると、向こうから来た会社の人たちにO君が「これは、何でもありませんから!」と叫ぶ。
ふざけて腕を組んでみた。
「同期の元社員ですから!」
振りほどいたりせずにそう言うところが優しい。笑う会社の人たち。

 O君が連れて来てくれたのは『炭おやじ』という居酒屋。
生生姜ハイとか黒酢ハイとかゴーヤハイなど、身体に良さそうな酎ハイを全部飲んでみる。
どれも結構美味しくて気に入った。

2月6日に会った先輩のIさんに「3ヶ月に1回ならご馳走してやる。それが90人いればなんとか食っていけるだろう」と言われた、という話をしたらO君が「俺も90人の1人になるよ」と言って、ご馳走してくれる。

私はもちろん払うつもりで「安い居酒屋にしよう」と言ったのだが。
ううう、ありがとうO君。
「また来年じゃなくて、3ヵ月後に来いよ」
ううう、それは……。

 タクシーで送ってもらって、ツインのシングルユース部屋でゆったりと、入浴剤入りお風呂に入り、ふかふかバスローブで、ああ極楽。
旅の最後の夜がこんなに楽しく、快適になるとは。
札幌後楽園ホテルにして本当に良かった。
Kさん、O君、Sさんに感謝しつつ幸せをかみ締めて眠る。
2006年02月27日(月)

ポチの告白,藤の家,ゆうばり国際ファンタスティック映画祭閉会式,SAYONARAパーティー,グレース


 11:30から夕張商工会議所にて、私の今年のゆうばり映画祭の最大の目的、楽しみ、ミッションである『ポチの告白』ワールド・プレミア。

やはり今年の夕張は暖かい。雪ではなく雨が降っている。
高橋玄さんチームの人たちは胸に「高橋組」背中に「ポチの告白」のロゴ入りスタッフジャンパー「刑事(デカ)ジャン」着用。

外国人のグループが3列目ぐらいに席を取っていた。
会場は会議室、椅子も会議用パイプ椅子で段差がないので、後ろに座ると字幕が見えない。 
「最前列が空いているから、字幕が見えるように前に座ったほうがいいですよ」と教えてあげる。
椅子はギッチリ並んで100席ぐらいだろうか。満席。

「3時間15分ありますから、皆さんトイレは大丈夫ですか」と玄さんが挨拶をして上映開始。
私は2回目だが、初めて見た時より良いと思った。なんでだろう?
長いという感じも全くせずに、引き込まれて見た。

しかし、トイレに行きたくなって、スタッフロールでトイレに駆け込む。
川本淳市さんが出口でお客さんと話していて行く手を遮られ、私は酷い形相をしていたかもしれない。
舩木壱輝さんが「(トイレの)電気点けときました!」
ひ、恥ずかしい。

上映後のティーチインでは菅田俊さんの表彰話や、観客の感想、質問など。
警察犯罪エピソードはどれも実際あった話で、裁判官も実在する名前、という玄さんの言葉に驚いた人が多かったようだ。
優しくて気のいいお巡りさんとか、社会正義に燃える刑事など1人も登場しない内容は衝撃的だったらしく、信じたくないというような発言をした人もいた。

お客さんたちが帰って、控室の前で待っていたら舩木さんが「寒いから、どうぞ」と控室に入れてくれて、菅田さんは濡れたソファを拭いてくれて「どうぞ」。恐縮する。

 みんなで『藤の家』。
私は玄さん、菅田さんら先発隊と一緒の車で店に入れたが、混んでいたため後から来た人たちは入れず。申し訳ない。

今日はカレーそばにしてみた。菅田さんが全員にご馳走して下さる。
ありがとうございます!

 車でホテルに戻る。
16時半からクロージング作品『プロデューサーズ』を見ようかと思っていたのだが玄さんチームの人たちは誰も行かないみたいだった。
『MARIBAR BBS』にゆうばり映画祭レポートを投稿作業。
夜の飛行機で帰京する菅田さんの見送りに間に合わず、ご挨拶できず。

 19時からの映画祭の授賞式・閉会式に行く行かないで、なんとなく不味い雰囲気を感じる。
行かない方がいいとか、行くならどうやってとか、よくわからないけど二転三転する。
結局バスで行くことになったのだが、集合したロビーで「前回と全然違うでしょ。玄さんがいなかったらあり得ないでしょう」とある人に言われる。
「ハイ、本当に。破格の待遇で」と答えながら、そういうことを言われるのは、そういう状況をわかってないと思われているからだよな、と思う。

なんか怒られてる?なんで?映画人じゃないのに仲間ぶってるから?
私なりに(というのが問題で映画界の掟とずれているのかもしれない)遠慮はしていたつもりだけどそうは見えず「何をこいつは勘違いしとるかね」状態なのか?
一般客なのに控室に入ったから?ご飯でメインテーブルにいたから?
いつも先発隊で車に乗ってるから?わからん。
ああ、こんなことをグジャグジャ考えるより1人で『プロデューサーズ』を見に行けばよかった。

 授賞式・閉会式会場のゆうばり文化スポーツセンターに着いた時は、最後にゲスト全員がステージに上がって客席にサインボールを投げるところだった。

終了後、玄さんと中田圭さんについて行ったら「ここはゲストの控室だから出た方がいいよ」と言われる。
私もゲストパスはもらっているが、やっぱりそういうことね。

ロビーで、情報誌『Variety』のオーストラリア人記者Rさんとお話。
Rさんはいろいろな会場で見かけたけれど、初めて話しかけられた。
受賞結果はヤングファンタスティック・グランプリが『血の涙』、審査員特別賞が『三差路ムスタング少年の最後』で、私の一押し『シチズン・ドッグ』も何か賞をもらったと教えてくれた。
感想を述べ合う。
Rさんは『ポチの告白』を見ないで同じ時間にやっていた『子ぎつねヘレン』を見たそうで、残念。

「閉会式のスピーチで映画評論家の塩田(時敏)さんは泣いていた。なんで?」
と聞かれる。
「前のプロデューサーの小松沢さんがいつも泣いていたから、後を引き継いで泣いたのでは」と適当なことを言った後で
「あ、違う。多分映画祭の強力サポーターだったパブのマスターが亡くなったからだと思う」と訂正。

他いろいろな話。
Rさんはゆうばり映画祭は初めてだそうだが、東京国際映画祭や世界各地の映画祭に行って記事を書くのが仕事だそうで、いいなあ。楽しそう。
「君は何をやっているの?女優?」と聞かれて困る。

 会場を出る最終バスで戻る時も、ホテルマウントレースイの停留所で「降りないの?」と指差される。降りろってことか?
「皆さんは?」と聞くと「シューパロに行く」。
「私も行ってもいいですか?」と聞くと「いいんじゃない、(ホテルは)出入り自由なところだし」
「パーティーに行くんですか?」「そう」
私は行くべきではないのか?考え過ぎか?わからないけど、ついて行く。

とりあえず開場まで離れたところにいてみた。

 夕張青年会議所主催の『SAYONARAパーティー』が始まってすぐ、「玄さんのお陰でしょ」と私に言った人もいる前で、玄さんにお礼を言う。
これはいやらしいアピールかもしれないが、私の本心でもある。
私が夕張にいること、夕張であったこと、得たもの、何もかも玄さんと玄さんの映画が機会とパワーを与えてくれた。
本当に感謝している。いっつも。
常に尊敬している。伝わってなくちゃ意味がないのかもしれないけど。

『Variety』のRさんと再会、日本語で「久し振り」と言われる。

ファンタスティック・オフシアター・コンペティションの審査員内田春菊さんとお話。
バンドについて。開会式もそうだったが、セクシーで素敵な衣装について。

映画祭の夕張事務局幹部でもあり市の職員でもある方とお話。
パンフレットについて、各種イベントについて、札幌市との連携についてなど。
誠実にお話してくれ、素敵な方だった。いいなあ、夕張。

お料理も美味しかったし、抽選会も盛り上がって、チケットも売切れ大盛況で昨年の極寒ストーブパーティーより、かなり良いパーティーだったのでは。
ビバ、夕張青年会議所!

 終了後、Rさんにみんなと飲まない?と誘われるが、私は玄さんたちと『グレース』。
マスターは24日に倒れて亡くなったそうだが、映画祭期間中は葬儀は行わず通常通り営業を続けているとのこと。
私はマスターと直接話をしたことはないと思うが、23日夜Fさんに「行くなら送りますよ」と言われたのに、と残念。

みんなで映画と映画祭の話などしていたら、酔っ払ってカラオケをガーガーやってた人がテーブルとソファの上を土足で走りこんで来た。
Kさんが「てめえ!」と叫んで立ち上がり酔っ払いを引きずり降ろす。
Nさんが謝る様に言うが酔っ払いの男は「嫌だった?嫌だった?」
嫌じゃないわけねえだろ。
玄さんは一瞬「おお」と言っただけで若者と映画の話を続けている。

私と同室のKさんが「謝れ!」と大きな声で叫んだので驚く。
大声など聞いたことがない、いつも涼しい笑顔のKさんだが、考えてみれば舞台出身の女優なのだから、こんな啖呵など慣れたものなのだろう。
カッコ良かった。

外でやれ、と言われて表へ出る酔っ払い男と叱る人たち。
寒いのに、大丈夫だろうか。
暫くして、酔いも醒めたようで男が謝りに来る。
私は勘違いして調子に乗るとこうなるのだな、と自らに置き換え震え上がる。
嘘だけど。

 玄さんが帰る車で一緒にホテルまでMさんに送ってもらう。
そんなこんなの夕張最後の夜だった。

 昨日康夫ちゃんと夕張で再会したのも面白かったが、24日のディープコアナイトでゴスロリ、チャイナドレスなどのコスプレで司会をしていた女性が玄さんと話していて、『月蝕歌劇団』の女優さんと知った。
「あれ?もしかして(略)の会社で働いてます?」と聞いてみた。
「働いてます」
「おお、私もです!」
噂で聞いていたけど顔を見たことがなかった会社の人に、夕張で会うとは驚き。

彼女とは初対面なのだが、『噂の真相』愛読者で宮台真司ファンの私としてはその存在は昔から一方的に知っていて、初めて会ったような気がしない。
彼女が女優で、会社にいると聞いた時(1月)も「へえ」と思った。

更に最近(3月)、彼女が北村龍平監督の『VERSUS』のヒロイン役を演じたと知り、今日(3月28日)この日記を書くにあたり彼女の現在の名前を知った。へえぇ。

ホント夕張ではいろんな出会いがある。
2006年02月26日(日)

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!,REBECCA,三差路ムスタング少年の最後,血の涙,熊五郎,清寿司,殺し屋茶村


 高橋玄さんを千歳空港に迎えに行くFさんの車に乗せてもらって、11時からゆうばり文化スポーツセンターで上映の『ウォレスとグルミット』を見に行く。

映画には興味はないが、田中康夫ちゃんが来ると知って行くことにした。
会えれば1999年9月14日以来だ。

吹替版のため会場はお子様でいっぱい。こういう雰囲気の映画館は初めてだ。
康夫ちゃんはウォレスだかグルミットだか、犬の方のでっかいぬいぐるみを抱きかかえて登場。
前はもっと小さいぬいぐるみを肩から下げていたような気がするが、ガラス張りの知事室から連れて来たウォレスだかグルミットだかは前足上げたら康夫ちゃんの背丈を越えるほど大きい。
長野県と夕張とウォレスとグルミットを語る康夫ちゃん。

舞台挨拶終了後、控室に行ってみる。
スタッフに取り次いでもらって、出てきた康夫ちゃん。
「なーんだ、桜井って誰かと思ったら桜井真理かあ。何やってんの?」
「友人の映画監督の応援で来てるんです」
「そうなの。会社辞めて今何してんの?」
「宮崎学さんの追っかけとか映画監督の追っかけとか。
康夫ちゃんの追っかけもしたいんですけど。
一時期長野県民になりたい、とか思いました」
「止めた方がいいよ」
なんて話。『ポチの告白』について話す。
「へえ、ガクさん(宮崎さんのこと)こんなの出てるんだ。へええ」

「年賀状が戻って来てしまって」と言ったらいろんなバージョンの名刺を6枚もくれた。
これなら分厚くて折られまい。
朝、夕張に着いて、終わったらすぐ東京に戻るとか。相変わらず精力的だのぉ。

席に戻って『ウォレスとグルミット』の続きを見る。案外面白かった。
ディズニーアニメなどとは違って、神父が尼さんプロレスファンだとか、イギリスっぽくて結構可笑しい。

康夫ちゃんが来なければ絶対見ていなかった。
犬の方がグルミットということもわかって、すっかり認識を改めた。

 連絡バスで戻り、川本淳市さんらと『ホテルシューパロ』へ。
高橋玄さん、菅田俊さんも着いて『レストラン REBECCA』に高橋組続々集合。
私は映画人ではないが同席させてもらってお話を聞く。

菅田さんがひったくりを捕まえて、20日に目白署に表彰された話は笑った。
21日のスポーツ紙にも「このところは(TBSのドラマ『輪舞曲―ロンド―』など)“警官”づいているが、実生活でも大きな手柄をあげた」と載ったらしい。

目白警察署長とのツーショット写真を見せてくれる。
皆「すっげー!」と爆笑。照れる菅田さん。カッコイイ!
警察犯罪映画『ポチの告白』が公開されたら、目白署長は魂消るだろうなあ。

「いいなあ。俺もひったくり捕まえたのに、表彰されるどころか俺が逆に疑われちゃって、えらい目にあったよ」と川本さん。これも笑った。

 私は先に失礼して『三差路ムスタング少年の最後』を見に行く。
いじめられっ子が復讐のために股間の大事なモノをマシンガンに換える手術を受け、どうしたこうしたの韓国映画。
全くダメ。耐えられず席を立つ。ああ失敗。

これなら市民会館でやっている招待作品のサッカー映画『GOAL!』にすればよかった。
移動するも途中入場お断り、とのことでガッカリ。

 市民会館前駐車場では旭町町内会主催のストーブパーティー『居酒屋 熊五郎』が開かれていて、通りかかったら金田浩樹さんがいて、日本酒、味噌汁、肉など頂く。

フジテレビ笠井アナウンサーも去年同様夕張市民と交流していた。
『ポチの告白』宣伝のため菅田さんの表彰話をしようと、話しかけるタイミングを窺っていたのだが、常に皆に囲まれてお話中で叶わず。

 次も招待作品の『エミリー・ローズ』を見るか、『バンジージャンプする』のキム・デスン監督のコンペ作品『血の涙』にするか迷って『血の涙』。

島で予告された殺人―車裂、石刑、塗貌紙、肉漿、梟示。
島民は恐怖と狂気に包まれ……、という話。
残酷なシーンは映画として面白かったが、間のやり取りが退屈で寝てしまた。

 玄さん、菅田さん、中田圭監督と俳優、スタッフの皆さんで『清寿司』、2階の個室。
中田組の皆さんは24時半からディープコアナイトがあるため、お寿司が来る前に出てしまった。
申し訳なく思いつつ、お腹いっぱいご馳走になる。

演劇の話から映画『サイコ』について。
知ったような顔をして話していた私に、玄さんが「『サイコ』見たの?」と聞き
「多分見てません」と言ったら皆に笑われる。
ヒッチコック作品ということさえ知らなかった私。恥ずかしい。

 中田さんのディープコアナイトでは、玄さんのHPにも載ってない短編『殺し屋茶村』上映。
貴重な機会なのに、結構飲んでいたので寝てしまった。ああ失敗。

もう起きていられず、玄さんが帰るのと一緒に車で送ってもらう。
イベントは未明4時頃になって、いい感じにお酒の入った三池崇史監督と工藤夕貴が来て朝まで盛り上がったらしい。

 彼と連絡。
「暖かくして風邪をひかないように」と言ってくれていたのに、彼の方がダウンしてしまった。心配。
2006年02月25日(土)

『シチズン・ドッグ』,藤の家,喫茶シネガー,『クライング・フィスト』,ダイヤモンド☆ユカイ ライブ,『LOVEDEATH』,『Bar/36.5℃』

 あまりに久し振りの更新なのでご挨拶。
2週間ぶりに、1ヶ月以上前の日記を書きます。
かおるちゃん、遅くなってごめんよ♪
読んでくれる人がいるのか心配ですが、頑張ります。

以上挨拶終わり。

 以下日記。

 朝風呂。
『レースイの湯』は『ホテルシューパロ』にはなかった露天風呂、ミストサウナがある。
去年は表示がなかったと思うが、塩素消毒をしているし、循環もさせているので、なんとなく温泉としての有難みが薄れる。
まあ今回は『ユンニの湯』に入れたので、満足しているが。

 朝食を同室のKさんと取る。真っ白なゲレンデを見ながらの朝食は気分がいい。
今回はスキーはしないつもりだが、見ていると滑りたくなる。
実はウエアだけは持って来ている。

 午前中、高橋組の人たちによる、お手製『ポチの告白』上映告知ポスター貼りについて行く。
『ホテルシューパロ』近辺の商店の人たちは「毎年来てるもんねー」と言って温かく迎えてくれる。
「ファイナルファンタジー」の宣伝ポスターをどけて目立つ位置に貼らせてくれたり。

驚いたのは『北海信用金庫』がポスターの掲示を許可してくれたこと。
さすが今年創立80周年。立派な北海しんきんポスターの隣に警察犯罪映画『ポチの告白』の、警察手帳を模したポスターが並んでいる様は「ほほう、北海道」と連想させてくれる。

北海道警VS北海道新聞のタタカイは、『ポチの告白』で描かれた警察とメディアのもたれ合い構造に一石を投じたもので、北海道で『ポチの告白』が初お披露目となるのも「ほほう」だ。

 高橋組の皆さんと別れて『ホテルシューパロ』で、私の映画祭1本目『シチズン・ドッグ』を見る。
タイのシュール・リアリスティック・ロマンティック・コメディ、とのこと。
南国の花々を思い起こさせる色使いがキレイで可愛らしい。
パンフレットを見て主人公の男の子の顔が、『ポチの告白』エロ巡査役の舩木壱輝さんに似ていると思った。

主演のマハーサムット・ブンヤラックさんが舞台挨拶に登場。
本業はミュージシャンらしい。
質問してみた。
年齢は?「26歳」。
主人公は指をトントンする癖がありますが、ご自身の癖は?「鼻をいじる」。
映画のキャラクターとご自身の性格は近いように見えますが?「とても似ている」。
「タイでは音楽で食べていくのは大変。誘いがあったから映画に出てみた。でもミュージシャンとしてやっていきたい」と正直なのも好感度高し。 

 お昼は、夕張名物と聞いていたが昨年食べられなかった『藤の家』のカレーうどん。
噂通り美味しかった。昔の映画の看板、サインがいっぱいあって楽しい。

 次の映画まで時間を持て余して、市民会館3階の喫茶『シネガー』。
「シネガー」とはゆうばり映画祭のキャラクターのトラの名前だと思う。
シネマ+タイガー。多分。でもなんでトラ?

この喫茶店はおそらく夕張市民が運営している。
学園祭の教室でやる喫茶店のような雰囲気で、北海道や夕張が撮影に使われた映画の展示などがある。
新作だという夕張メロンケーキを食べてみる。美味しい。

 17時から夕張市民会館大ホールに『クライング・フィスト』を見に行く。

私の席の後ろにフジテレビの笠井信アナウンサーがいた。
「とくダネ!」の笠井アナウンサーはCS放送フジテレビでエンタメ情報番組「男おばさん特盛」という番組をやっていて(見たことないが)、昨年も夕張で番組イベントをやっていた。

『ポチの告白』のチラシを渡して説明をするが、26日の上映前に東京に帰るとのこと。残念。

『クライング・フィスト』は新宿歌舞伎町にいた「殴られ屋」にヒントを得て作られた韓国のボクシング映画。
主演チェ・ミンシクもすごいが、対する若者で、監督の実弟リュ・スンボムがすさまじい。

私はスポーツ、格闘技にはあまり興味はないけどボクシング映画には好きなものが多い。
『クライング・フィスト』も名画だ。

先週見た湾岸戦争を描いた『ジャーヘッド』には臭いも埃っぽさも暑さもあまり感じなかった。
『クライング・フィストは』画面は汗と血だらけ、私は涙と鼻水だらけ、あまりの壮絶シーンに「うわあ!」と叫んでしまい、涎まで垂らしながら見るという、激しく臭う、痛い、凄い映画だった。

涙涙で上映終了、監督登場、5分前に会場入りしたとか。
「この映画では僕も泣きました。韓国では興行成績が悪く……」と語る73年生まれのリュ・スンワン監督。
しかし、韓国以外では評判がよかったらしい。私はかなり好きだった。

 18時から始まっていたダイヤモンド☆ユカイさんのライブを見に夕張市美術館。
もう19時半ぐらいなので終わっちゃったかな、と思ったらやっていた。
私は聞いたことがなかったのだが、デビュー20周年だそうで盛り上がっていた。

 イベントスタッフをやっていた夕張市民ボランティアの人の車に乗せてもらって、『ホテルマウントレースイ』に戻る。
コンビニで買出し、夕飯。

 彼と電話。「(夕張は)寒い?」「寒ーい!」「温めてあげたいな」
温めて!夕張に来て!
しかし実は、昨年に比べると雪も少ないし寒さも緩めで、夕張市民も「今年はあまり夕張らしくないですよ」と言っていた。

 映画『LOVEDEATH』の舞台挨拶を見に『ホテルシューパロ』。
大勢のキャスト、監督、原作者で舞台に並びきらないほど。客席もギュウギュウ。
私は池内博之がちょっと好きなので、見られて結構嬉しかった。

噂で聞いた話だが監督の北村龍平氏は『LOVEDEATH』が165分で『ポチの告白』195分に「負けた!」と言っていたとか。

『LOVEDEATH』を少し見てみたけれど、最後まで見たいとは思わなかった。
セリフが全く駄目だし、笑ってしまうのだが「こんなことで笑ってはいけない」と思うような笑わされ方で、気持ち良くない。
周りは大喜びで見ていたようだった。私と笑いのツボがずれているだけか。

 24時ぐらいから、イベント『ディープコアナイト』。
高橋組でもある金田浩樹監督の短編映画『Bar/36.5℃』を見る。
ダイヤモンド☆ユカイさんも出ていた。
飲んでいたせいか、途中寝てしまった。スミマセン。

 25時過ぎぐらいだったか、Fさんが「送りましょうか」と言ってくれて、車で帰る。
2006年02月24日(金)

ユンニの湯,ゆうばり国際ファンタスティック映画祭開会式,ホテルマウントレースイ


 2時間ほど寝て、荷造り。ギリギリの時間に家を出る。大塚駅までタクシー。
ネットの乗り換え案内では品川駅から京急が早いと出るが、浜松町駅からモノレールに賭ける。
汗だくで階段を駆け上がり、10:00発JAL1015便になんとか間に合う。
搭乗口近くのトイレに寄っていたら、「札幌へご出発の桜井真理様」とアナウンスされてしまう。

飛行機内で、高橋玄監督チームの人たちと会う。今回玄さんは25日に夕張入り。

千歳空港に着いて、夕張までバス組とレンタカー組に別れる。
私はレンタカー組になる。
空港にはレンタカー会社がずらりと並んでいるが、どこも予想外に高いらしい。
交渉も運転もお任せなので私はラクチンだ。

 お昼はどうしよう、という話になり
「去年、何人もの北海道の人に薦められた『ユンニの湯』っていう温泉が、確か夕張に行く途中にあると思うんですが、そこに行ってみます?」と提案。
ん?札幌−夕張の途中だっけ?と不安になったが看板が現れて「おお、あれです!」
映画人の人たちは観光情報などほとんど仕入れて来ていないので「すっげー、桜井さん何でそんなところ知ってるんですか?」と感心される。

さすがに私も料金までは知らなかったが、メニューが選べる「ランチ with 湯〜プラン」1,200円、2・3月はサラダバーつき、は相当お得な感じ。

お風呂の前にお昼を食べて、Kさんの爆笑話を聞いてゆっくりしてから私は一人女湯へ。
お湯は濃いコーヒー色で、これは身体に良さそう。ハーブ湯は濃いピンク。
大変気持ちの良いお湯だった。温泉、久し振りだ。

私が、3月3日のリリー・フランキー VS 矢沢永吉トークショウの抽選に漏れてしまった話をしたら、KさんやTさんが取って置きの永ちゃん話を聞かせてくれた。

昨年は映画祭もスキーも堪能したけれど、皆が絶賛する『ユンニの湯』には来られなかった。
それがレンタカー組に参加したお陰で、この素敵な映画俳優さんたちと『ユンニの湯』で、ゲラゲラ笑っている。しかも女1人。ああ楽しい。

 『ホテルマウントレースイ』着。
朝慌てて荷造りをしたため、いろいろ忘れ物に気づく。
手袋、サングラス、クレンジング、ヘアスタイリング……。
近くにコンビニがあって、なんとかなる。

昨年宿無しの私を凍死から救ってくれた女優Kさんと今年は同部屋。
昨年泊まった『ホテルシューパロ』より部屋も広くて快適。

 『ゆうばり文化スポーツセンター』にて『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2006』の開会式。
昨年は宿も個人手配で単なる観客だったが、今年は玄さんチームが押さえていた宿に泊まれるしゲスト申請もしてもらって、会場には私の名前が書かれた椅子まであるのだった。感激。

「マックスファクター ビューティースピリット賞」受賞者の桃井かおり、富司純子も近くで見られた。
「SK−�兇�CMやってるからもらえたわけじゃないのよ」という桃井かおりのスピーチもらしくて良かったが、「フジスミコの字が間違っています。非常にむかついてます」という挨拶で関係者をびびり上がらせたお竜さん。
昨年還暦だったと聞いて驚く。

オープニング作品の『ナルニア国物語』は見ないでホテルに戻る。

 コンビニで買出し、軽く食べてパーティーまで休む。
ウエルカムパーティーの会場も『ホテルマウントレースイ』。
21:30からで、時間に行ってみたら既に会場はギュウギュウ。

「メロンちゃん!」と声をかけられる。昨年も会った女性2人だった。
「去年は髪がメロンだったけど、今年はドレスがメロン色なのね!」
「そうなんです」
 
他にも昨年パーティーで会った人の会社の部下の方が声をかけてくれ
「HP見てます。社長も」とか。ビックリ。

楽しみにしていたオークションが今年はなくて、飲んで食べて。

 パーティー後『グレース』に飲みに行くなら車出しますよ、とFさんが言ってくれるが、皆さん行かないなら、と寝てしまう。
2006年02月23日(木)

お仕事,インド料理『TARA』,映画『ミュンヘン』,宮崎学責任編集webマガジン『直言』,愛×3


 2月最終出勤、1分遅刻。
「だめだよ、毎日遅刻して。(作業の)説明するのに困るじゃないか」と担当の0さんに叱られる。
毎日ではないけれど「申し訳ありません」。
ああ、ここが沖縄かパプアニューギニアだったらなあ。

 1週間ほど前に、会社の社内報が届いてません、と話したら「あれ?調べとくよ」と社長。
返答がないので確認したら「あ、桜井さん会員じゃなかった」。ありゃ、そうなの?
1月17日に聞いた話と違うが、改めてメリット、デメリットを聞いて現状で行くことになる。
「じゃあ社内報は、誰かに見せてもらえばいいじゃない」
ははは。その辺は相変わらずの緩さ。

結局2月は7日間しか働かず。そして明日から北海道旅行6日間。自分でも不思議だ。

 池袋駅西口のインド料理『TARA』でカレー。味は普通だけど、店内が汚い。
席からトイレや雑然としたプライベートスペースが見えて、気分が悪くなる。
古くても小ぎれいな店はある。手入れと掃除の違いだろうか。

 映画『ミュンヘン』を見る。
ある人は「梅干顔の宇宙人がチャリンコで空飛ぶ映画を撮った監督と同一人物とは思えないほどの傑作」と言い、井筒和幸は「真実ではない!メッセージがない!」とボロクソに言っていて、さてどうなのだろうと楽しみにしていた。

私はいい映画だと思った。面白かった。
国家VS国家とか、国家VS個人を描いて「新たな事実、解釈」の表現はあったとしても「誰もが認める真実」なんて表現できないだろうし、そこに「明確なメッセージ」が表現されていたら、ものすごく歪ないやらしい映画になるだろう。

男たちが鼻水垂らして泣きじゃくり、女たちが叫ぶ「戦争の悲劇、平和の希望」を見たい人もいるだろうけれど、「平和の祈り」的メッセージよりも、虚しさ、愚かさが徹底して描かれることによって湧く感情の方が重く強いのでは。

 待ってました、宮崎学責任編集webマガジン『直言』創刊。
「この国を捨てたい」「国民はバカだ」「絶望している」と言い、世間が驚いたり怒ったり夢中になったりする出来事に対して、いつも「そんなもんだろう」と醒めて見ている、でも言うことは絶対にやめない宮崎学さん。
素敵。面白い。
『直言』は毎日更新で1ヶ月経った過去記事は削除されるらしいので、皆様要チェック。

 朝、彼の夢を見た。夕方、気になることがあった。明日からの夕張、なんだか不安。
夜「愛してる?」と聞かれる。
「愛してる、愛してる、愛してる!」

 荷造りを全くしないまま寝てしまう。
2006年02月22日(水)

お仕事,『プシケパスタ倶楽部』,アフェリエイト


 お仕事。最近朝は全くダメで、タクシー通勤がち。ギリギリで駆け込む。

 昼休みに担当のOさんに「今日は何時ぐらいまでですか?」と聞く。
「何時って、定時は18時だよ」
「先週も早い時間に終わったから、今日はどうだろうと思って」
「何かあるの?」
「17時から歯医者の予定だったんですが」
「そういうことは昨日言わなきゃだめだよ!」
「いや、調整しようと思って」
「今言ってもダメだよ!そういうのは事前に言ってくれなくちゃ」
「いや、だから、歯医者の方を調整するんで聞いたんです」
「今日いっぱいかかるよ」
「わかりました」
で、歯医者は日程変更。仕事は17時過ぎには終わる。

お仕事があるのは有り難いし別にいいのだけれど、前日22時過ぎに「明日来て」と言われるのだから予定は立てにくいし、他の予定を仕事に合わせて調整するのだから、こちらの都合だっていつ言おうといいじゃないか。

 晩ご飯を1人で外食する余裕はないのだが、夕張行きを控えて食料を買いたくない。
池袋ショッピングパーク『プシケパスタ倶楽部』。
地下街の店には扉がなく、入口付近の席は寒い。
奥にも空席はあったが、近くの人にタバコを吸われたら嫌なので寒風に耐える。
イカ納豆スパゲティにグラスワインで1,200円。

 職場に『週刊SPA!』が置いてあり「ネットで稼ぐ」みたいな記事を見たり、コンビニの書籍・雑誌コーナーでは「アフェリエイト」「ネットで副収入」のような言葉が目に入り、気になっていた。
余程の工夫と頑張りがなければ儲かることなどなさそうだけど、『抱茎亭日乗』も公開から5年経って、新たな展開を試みるのもいいかな、と思い始める。
3月からやることに決める。
2006年02月21日(火)

Nさん


 大学ゼミの先輩Nさんのお見舞いに行った先輩からメール。
私は先週病院にお見舞いに行こうと思ったら、自宅に戻っているとの話だった。

メールはチェックしてないらしいと聞いて、岡本太郎美術館に行った時に買った「母の塔」のカードを送った。
岡本太郎の母への愛と人間への愛、大きくて優しい、生命力に満ちた「母の塔」をちょっとでも感じてもらえたれば、と思った。
Nさんはカードを読んでくれたのと事。

お見舞いに行く前に「かける言葉が見つからない」と言ってた先輩に、「私の代わりに抱きしめてあげてほしいです」とお願いしていたのもかなった。様子がわかって私自身の動揺も少し治まった。

私も夕張から帰ったらお見舞いに行こう。
このまま暖かくなって、桜を一緒に見られたらなあ、と思う。
2006年02月20日(月)

デート,アフェリエイト

 諸事情抱える彼だが「髪型見たいし」と言ってくれて、デート。
「髪型いいぞ」ですと。うふふふー。貴方も素敵よ、ダーリン。きゃははは。

などと言ってる場合じゃない。
1月15日の日記に書いたが、彼は私との約束を破った。私は確信したが黙っていた。
後に決定的事実に遭遇。でも私は黙っていた。
深刻な問題ではないと思ったから。うるさい女だと思われたくないから。

だけど事情が変わった。なので「私知ってるの」と話して説得を試みる。
始めはごまかして言い訳していたが、開き直る彼。お願いだから!と思う。
でも、ばれる嘘をつかれるよりはいい。彼は頑張っている。

彼の手を取って、両手でぎゅーっと握る。「気を送ってるの」。
「いやー(ダメだろう)」。ダメでもいい。伝わればいい。

帰宅後

「(頑張っている姿は)かっこいいんだけどなあ!
どうしても無理だったら、私に決して気づかれないように、こっそり控えめに、ちょっとだけよ〜。あはは。」

とメール。好きの弱みだ。

 昨日飲んだ質問ご近所さんは、食べ歩きブログを書いている。
前はかなり頓珍漢なリンクがはられていた。
今日見てみたら、なんだかやたらにリンクだらけの、しかも内容と関係ないけどクリックしてちょうだい!なブログになっていた。

今度は私が質問攻めにしてやろうと思い、メール。

「ブログ再開したんだね。
アフェリエイトってどうなんですか?おすすめ?」

> アフェリエイト?
> そんな店載せた?
> 載ってなかったらどこ

「え?! 知らないでやってるの?
ブログのリンクで報酬もらってるんだよね?儲かる?という話。」

> しらべます〜
> ありがとね

何が「ありがと」なのかわからない。
そしてこの日記を書いているのは3月11日だが、何の返答もない。
本当に「人に質問しまくって自分は質問に答えないご近所さん」なのだった。フン!
2006年02月19日(日)

『駒沢美粧』,『カーヴ・ド・プティットメゾン』,『BAR Blen blen blen』,『MILLIBAR』

 毎度遅刻や日時変更で担当の斉藤さんもぶち切れるのではないかとビクビクの『駒沢美粧』。
本日は急に仕事が入ったため11時の予約をキャンセル。
仕事が16:30で終わって「17:30に行ってもいいですか?」
来週から夕張なので、どうしても今日行っておきたかった。

昨年は「夕張メロン」色に髪を染めた。
最近髪色を考えていて、青空色にしてみたいと思ったのだが今の髪の状態ではキレイに色が出ない、と言われる。
何年ぶりだか覚えていないがパーマをかけてみることにした。

ロットを巻いた髪にパーマ液がかけられる。思い出した。
チュルチュルとパーマ液をかけられ、頭からパーマ液がツツーっと伝い降りていく、この感覚。
くすぐったい!キレイに並んだロットをグチャグチャにしたくなる。

「これ、くすぐったいですね」と耐えられずに言ってしまうと、斉藤さんも
「僕もダメなんです。よくお客さん平気だなあと思うんですけど」
「平気じゃない!」
「頑張って下さい」
「ひー。うぐぐぐ。が、頑張ります」
一時は泡状のパーマ剤など使ってみたが浸透が悪いかったとか。
技術や器具が進化しても、パーマ液チュルチュルはもうずーっと変わらないそうで。

かなりきついパーマをかけるので、タオルを取り替えつつ2回目。
「あと1回ありますから」と斉藤さん。
「ホントですか?! なんか、楽しんでません?いじめられてるような気がするんですけど」
「違いますよ」と言いながら、斉藤さんの口の端が微かに笑っているように見える。

特に耳の後ろ、うなじが堪らない。ぞぞーっと来る。拷問だ。

苦行に耐え、いい感じのクルクル加減が出来上がる。
金髪部分は痛みが酷くパーマもみるみる落ちますよ、とのことなので、染めるのも止めた。

 久し振りに、大人の女路線の髪型で、彼に見せたい!と思うが、叶わず。
悲しい。会えないことも悲しいが彼の諸事情が心配だから。

しかし、私がクヨクヨしても始まらない。
NANIOさんと『檸檬屋新宿』、という話もあったが、これも流れた。
せっかくのブランニュースタイルなのだし、『MILLIBAR』のアルバイトだったG君が独立オープンしたバー『ブレン・ブレン・ブレン』に1人で行くことにする。

 『駒沢美粧』とは駅と反対方向にある『カーヴ・ド・プティットメゾン』にてお祝いのワイン購入。
大学ゼミの先輩でショップオーナーのUさんに選んでもらう。
『ブレン・ブレン・ブレン』はブラジルがテーマの店らしいのでブラジルのワインなんてあるかな?と思ったが、やはりなかった。
スペインワインで、ボトルに砂を施して葡萄を育てた土壌を表現している「モセン・クレト・クリアンサ 赤」が面白いのでは、と薦められて、決める。

 ワインを買いに行く途中、昨年夏の『MARIBAR PARTY』に顔も出さずメッセージもなく、終わって暫く経ってから「儲かった?」「幾らかかった?」などと細切れ短文質問メールを散々寄越して私をぶち切れさせた「質問ご近所さん」からメール。

>久しぶり
>今は表参道に住んでます
>お元気ですか

また「どこにいるの?」「何してるの?」「飲める?」などと一言質問メールに答えるのは面倒臭いので

「すごいところに住んでるねえ。これから渋谷に飲みに行くよ」

と返信。「行こうかな?」「来れば」で終わるかと思ったら「一人?」とか「どんな店?」とか「どこ?」とか、やっぱり質問ご近所さんなのだった。

「電話して」

と返す。

 そうこうしているうちに『BAR Blen blen blen』に着く。
G君にお祝い。オープニングレセプションに来られなかった事を詫びて、ワインをプレゼントして、ビールを飲む。
1月23日にオープンして、順調な様子。店内は手作りのブラジル風。
ブラジルは行ったことがないけれど、こんな感じのバールがありそうだ。

カウンター席だとケータイが入りにくく、窓に張り付くようにして話すが途中で何度も切れる。
やっと質問ご近所さんが、自転車で着く。

まさかワンルーム家賃80万円からの表参道ヒルズに住んでないよね?と聞いたら、当然違った。
デザイン事務所を変わって、どうせ仕事は徹夜続きだから職場から歩いて5分のところに部屋を借りたという。

バンドの話、お母さん話など。相変わらず毎週末茨城の実家に帰っているらしい。

 質問ご近所さんを連れて、久し振りに『MILLIBAR』。今年初めて。
前回カウンターで隣で飲んでた男の子がG君に代わるアルバイトとなって、カウンターの中にいた。
G君の『ブレン・ブレン・ブレン』の様子を清野さんに報告。

『MILLIBAR』は質問ご近所さんの奢り。
質問ご近所さんはまだ飲みたそうだったが、終電で帰る。ギリギリ間に合った。

会う前に「美容院帰りでかわいいよー」と言っておいたのに髪型についてコメントがなかったと思ったら

> 髪型 すっごい似合ってました

とメールが来る。

> 大変なかいはあったね
> ほれちゃう

ですと。一言質問はムカツクが、一言の誉め言葉は気分いい。単純。
2006年02月18日(土)

Nさん,NANIOさん,はあぁー,『別亭鳥茶屋』,TBS『R30』


 朝、闘病中の大学ゼミの先輩Nさんのことを考えてたら涙が溢れ、しゃくりあげながらシャワーを浴びる。

今日は会社の元社長の慰労・激励会なので、プリーツ・プリーズのワンピースで出勤。
職場の人たちに「素敵」と言われる。
「ありがとうございます」とニッコリ。
「そういう服はどこで買うの?」
はっ、そう言えばこのワンピースはNさんに頂いたものだった。
「これはお友達がくれたんですが、そのお友達が……」
と悲しい話になってしまい、朝から職場の雰囲気が重くなる。

 NANIOさんとはBBSでの恋話の続きを朝からメールで延々。

> BBSに書いたことの追加補足だよー。
> 真理ちゃん、でもね(略)はやっぱり、真理ちゃんが思ってるような子じゃないんだよなぁ…。
(略)
> ホントはすごい甘えん坊な子なんだよ。強がってるけど。

「わかっているわ。今までの女よりは遥かにいい。
BBSに書いた、『偉い、あり難い、可愛い』というのはそういう意味よ。
彼女の精一杯よ。これ以上能力がないのは責められない。
次はもっといいのがいるわ。」

> はは…つぎはもっといいのがいる、か(^_^;)
>
> まぁそうかもしれないけど、それは考えないようにするよ

「なんでよ?それこそ進歩じゃん!!」

> いや違うな。次へ進むことだけが進歩じゃない。気持ちを全うすることも、進歩の上では大事だよ。たとえどんな結果でも、エンドマークをつける気になるまでは、自分の気持ちを偽りたくないし、今はまだ気持ちを切り換える必要はないと思ってるから。
> 仮にそういう気持ちにさせてくる人があらわれたら、それが運命だとかんじられたら、その時ゆっくり考えるよ。無理に次に行く必要なんてない。急いては事をし損じる、ってね(`o'ヾ

> 真理ちゃんの彼氏だって、ずっと君のこと見ててくれてたんだよね?
> 僕はまだ彼女を見て、応援しててあげたいんだょ。…まぁ今は一方的でもね、仕方ないよね。自分が損してたって、ちゃんと最後まで愛してあげたいんだ。

「次へ進めなんて言ってないわ。好きなだけ気が済むまで死ぬまでぐじゃぐじゃ考えればいいじゃん。
次を考えないようにするのも無理してすることではないってだけ。次はあるのよ。いずれ。」

> なんでそんな喧嘩腰なの?(^_^;)
> 真理ちゃん、日記のネタ作りしてんだろー(笑)うそうそ、心配してくれてるんだよね、ありがとヾ(*'-'*)
>
> ただね、とりあえずは今、僕が何を感じていたいかだよ。あとはAS TIME GOES BY.AS TEARS GO BY. & LET IT BE.
> そうすれば、いずれ「次」の展開は訪れるでしょう?
> まだ彼女がいなくなって一月経ってないんだ。次があっても、次を急ぐ必要はない。むしろ、「はい次!」なんてできる人間だったら、鬱病になるまでかみさんの面倒なんか見なかったよ。
> グシャグシャ考えるのも、芸のこやしd(^-^)

「なんで?喧嘩のつもりはない。大好きだからよ。
同じ体験しているからよ。
おっしゃる通り、好きなように感じるままにやりゃあいい。
いつも見守ってるわ。ファイティングポーズで。あはは、嘘よ。」

> 真理ちゃんの言葉は、喧嘩腰に感じさせちゃう強情さがあるんだょ(笑)誤解されやすいのは自分でわかってるでしょ?
> ツッコミ杉なの!ツッコミ杉(笑)花粉飛ばしまくりだからさぁ真理ちゃんd(-_-)
>
> まっ、その辺はお互い様だね(^^ゞベクトルが違うだけで。あはは。
> あー昼休み、メールで終わっちゃった(>_<)仕事戻ります〜☆

「ありゃご飯食べてないの?
ところで私口臭い?2chで口臭がひどいと書かれているんだけど。
日記に書いたの読んだ知らない人なのか、口臭知ってるくらい近い人が書いているのか、数メートル離れていても臭うのか、問題だわー。
しかし2チャンネルも私が自ら日記に書いていることしか言ってこないので、つまらないわ。
ナニヲさんのつっこみ杉とか洒落た悪口を言ってみろよ、と言いたいわ。口を酸っぱ〜い臭いにして。わははは。」

> 口?臭くないよ(笑)なんで2chで?真理ちゃんスレでも立ってるの?ウケル(^_^;)
(略)

「宮崎さんのスレッドです。(略)
ひどい言われようですが、かなりのファンと見た。日記読み込んでるもん。あはは。」

> 2ちゃんねらーって、なんでもいいんだねー
> まぁ有名の証し、勲章だね(>_<)甘んじて受けましょう(笑)

「ありがとう。いろいろ言われても気にならないけど、口臭は気になるわよ。
ブスキモイと言われてもああそうですか、だけど、臭いはつらい。
私も臭い人苦手だもん。良かった。彼にも聞いて問題なければ、一安心。
はあーはあーはああー。」

> 口臭いのもつらいけど、胃が痛いのもつらい。今日は一日胃痛がひどくて、運転もキツかったよー(>_<)この痛み、かなりヤバイかも

ツッコミ杉花粉にやられて胃痛に襲われてしまったか。ああNANIO道。切ない。

 口臭問題で、最もケアしなければならないのは彼だ。
「私口臭い?」と聞いてみる。
「全然。チュウは美味しいよ」ですって。あははーん。
OKです!モーマンタイ(無問題)!どうだ。嗅ぎやがれ。ハー、ハー、ハアアアアー!

 なんと16時過ぎにお仕事終了となり、19時半の慰労・激励会までの時間潰しに難儀する。
飯田橋駅近くのネットカフェに行ってみるが分煙にもなっていないので止める。
『モスバーガー』で煎茶1杯で1時間半ねばる。

 神楽坂『別亭鳥茶屋』は名前の感じから居酒屋か和風ダイニングかと思ったら、立派なお店だった。
社長の慰労・激励会なのだから当然か。
30人ぐらい、と聞いていたが、70人以上集まったのではないか。
広間がいっぱいで席が足りなくなるほどだった。

私が着いた時はまだあまり人が集まっていなかった。
一人離れた席に座って、灰皿をどけて、勝手に禁煙コーナーを作り、周りを非喫煙者で固める。
しかし隣で吸われるのとは全然違うものの、圧倒的に喫煙者が多いので大広間も白く霞むのであった。ゲホゲホ。

退任した社長に続いて、司会に指名された人がスピーチをする。
面白かったのは若い女性が「私は一度も(略・元社長)さんとお話したことがありません。なのでどういう人か知りません」。爆笑。

ベテラン女性のスピーチは「(略・元社長)さんには随分騙されて酷い目に遭いました。ありがとうございました」とか。
ぎゃははは。いい会社だなあ。

 2次会はカラオケなので、別行動。
ファミレスでお茶をする人たちについて行ったが、恐らく喫煙席で大変そうなので帰る。

 帰ってTBS『R30』を気合を入れて見る。本日の「豪傑列伝」は勝新太郎。
ああ、生きてる勝新と宮崎学さんとのツーショットが見たかったなあ。

会いたかったなあ、勝新。チャンスはあったのに!
我慢と後悔をしない、が私のポリシーだが勝新に会う機会を逃したのは本当に悔やまれる。思い出す度身悶える。
それ以来私は、もっとずうずうしくあらねばならないと考え、遠慮大敵をモットーにしている。

だって、「総理大臣の代わりはいるが、勝新太郎の代わりはいない」。本当にそう。
そして宮崎さんのような人も他にいない。
宮崎さんには会えた。ずうずうしくいろいろなお話もさせてもらっている。良かった。

宮崎さんに勝新の話をしている中村玉緒がまたいい。非常にいい話だった。憧れる。
2006年02月17日(金)

『やる気manman』,デート,NANIOさん


 お仕事15分遅刻。3日と時間通りに動けないのが社会人としてダメだ。
でもデートには遅れない。恋人としては○でしょ。おほほ。
特に今日は、仕事が入って待ち合わせを変更してもらったので、更に遅れるなど許されない。
2日遅れのヴァレンタイン・デートでもあるし。

 夜は極上晩餐につきお昼は軽く、と思っていたのになかなかいいメニューがない。
時間も迫る中、入ったラーメン屋『やる気manman』で何故か「ジャンボギョーザと麻婆茄子定食」を注文してしまう。
本当にジャンボな餃子は食べ難いし特に美味しいわけでもなく、かなりヘビーなランチになってしまい失敗。

 チョコレートはいらないと言ってたけれど、ヴァレンタイン・デートだから彼の好きな店で、私がご馳走しようと思っていたのに、「いいよ」。
「じゃあ、何か欲しいものある?」
「ない」
「えー、つまんない」
それより身体を大事に、と言われる。
「幸せ?」と聞かれる。
「はい」
もっといっぱい会えるようにするから、と言われる。
嬉しい。本当に、幸せだ。心底好き。愛してる。

そして愛し合う二人は、今後のスケジュールと「2ちゃんねる」について語り合うのだった。なんでやねん。

「2ちゃんねる」は気持ちが悪いから嫌いなのだが「書かれてるよ」と人に教えられて、見てみた。
どうという内容でもなかったのだが、「口が臭い」はショックだった。
口臭を知ってるほど近い人が書いているのだとしたらものすごく不気味だ。
近寄らなくても臭うぐらいなら治療しなきゃならない。
でも、実は臭いについて書いた日記を読んだだけの、全く知らない人かもしれない。

 『MARIBAR BBS』でNANIOさんと恋話。切なくなる。
でも、NANIOさんの幸せもきっと近くにあると思う。多分もう、すぐ。
2006年02月16日(木)

エブリデイ・イズ・バレンタイン,お仕事,映画『ジャーヘッド』,『俵やDINING』

 昨日けしかけたヴァレンタイン・メールは2通とも無反応だったと報告が来る。

「あらあ、つまらないわねえ。じゃあ(略)日いい感じにならなかったら、どっちも止めて次行った方がいいのでは。
たいして深入りしないうちにつまらないとわかって良かったわよ。
ドンマイ!」

10代20代ではないのだから、じっくり時間をかけて振り向かせるなんてことをやってる場合じゃない。
うまくいかなかった時の痛手も大きい。
その間にきれいになるならいいが、疲れて老いる。
可能性と現実をちゃんと見て、日々是決戦。エブリデイ・イズ・バレンタイン。

 本日のお仕事は昨日と同じ作業。
定時の18時までだったら18時半に泉岳寺は間に合わない、と思ったら15時終了。

 有楽町で、湾岸戦争を米軍海兵隊兵士の視点から描いた映画『ジャーヘッド』を見る。
テレビゲームのようにしか見えなかった湾岸戦争で、下っ端の若いアメリカ人兵士はどんな風に闘ったのか。
ある程度はリアルなのだろうが、結局1人も殺さなかった、というのは事実なのかハリウッド映画だからなのか。

途中でトイレに行きたくなってかなり苦しかったけど、映画の中の兵士たちに申し訳ないので頑張って最後まで見る。
主人公と一緒に失禁するかと思った。ふう。

画面がとてもきれいで、あまり埃っぽい感じとか、暑さとか、臭いとかが伝わってこない。
しかし兵士たちのメンタリティは実際こんな感じなんだろうなあ、と思う。
今、イラクにいるアメリカ兵はもっときついんだろう。もっと恐いだろう。

「もう止めて、お家に帰ろうよ」と言いたいけれど、戦争が好きで、国のために人殺しをしたい人がいる。
どっかり虚しい気分にさせられる、良い戦争映画だった。

 1月19日の二木会で初めて会った健康食品会社役員のSさんと、翌20日のパーティーで初めて会った青年Nさんがグループ会社で知り合いだと判明、3人で飲むことになって泉岳寺。

泉岳寺の駅近くの健康食品店で待ち合わせ。
出来たばかりのお店らしく、きれいで身体に良さそうな興味深い商品いろいろ。
2階は、1階店舗で買った商品を食べたりできるサロンになっていて、ちょっとしたレストランとかおしゃれなカフェ風。

そこに血液サラサラ度や肌年齢などがチェックできる機械が並んでいるコーナーがあり、Sさんを待つ間「やってみましょうか」とNさんに言われて試してみる。
機械オンチな私は操作法を教わりながらやるのだが、
「年齢を入力して下さい。僕見ないようにしますから」
と言われて、隠すのも変だよなと思いつつ2、3才さばよんだ数字を入力。

何故か動揺して結果は覚えていない。それ程悪い数字ではなかったと思う。
次の機械はNさんもやったことがないらしくマニュアルをめくりながら何度も年齢を入力させられるはめになる。いやだなあ。

どうせなら43歳とかにすれば良かった。
でもそれで「年相応」と判定されたらショックだ。
そんなことをいつまでもグジャグジャ考えている私は年齢にこだわっていてカッコ悪い。

 別にいいのだけれど何故泉岳寺?と聞く私と、やはり初めてお店を見に来たというNさんに、Sさんが泉岳寺が舞台となった忠臣蔵の歴史を話してくれる。
私はほとんど知識がないのだが「勝新の映画で見たような気がします」。

 Sさんが会社の人たちとよく利用するという居酒屋『俵やDINING』。
煙草の煙モウモウ。換気扇ないのか?
Sさんに仕事の電話が入って、その間に私とNさんで注文したら、頼み過ぎた。
テーブルに載らないぐらい大きな皿でどんどこ来てしまい、驚くSさん。

Sさんが販売店のために作ったというプレゼンをノートPCで見せてくれる。
添加物の恐ろしさとかSさんの会社の食品の安全性とかがわかるもの。
なんとか先生という有難い人の話。

そもそも私とSさんと会った翌日にNさんと会ったのも、Sさんによると

>一見不思議ですが、私たちはこれを「波動」と理解しています。気の力とでもいいましょうか。

ということらしい。

「不思議なことってあるんですよ。紙ある?秋篠宮妃の名前は?」とSさん。
「紀子さん」
「苗字は?結婚する前の」
「川嶋」
「皇太子妃は?」
「小和田雅子」
そしてSさんが

か わ し ま き こ
 × × × × ×
お わ だ ま さ こ

と紙に書く。ほう、なるほど。小学生が喜びそうだ。

他いろいろな話。とても食べきれなかった分も、全てSさんにご馳走になって帰る。
2006年02月15日(水)

お仕事,『亀井堂』


 世間はヴァレンタイン・デイで、朝から混んでいる電車の中で結構な大人のカップルが
「髭、うふ」
「犯罪者みたい?」
「ええ?でもいいの。うふ」
などと甘々トークを耳元でやってくれるので次の駅で車両を移る。

 昨日22時過ぎに電話がかかってきて本日はお仕事。
ギリギリに着いたと思ったら私のすぐ後に来た人が遅刻を注意されていた。
時計を見たら10:01。

クレジットカードの提携ごとに異なる申込書を表記統一するための作業。
18時まで。

 昨日、男性を飲みに誘ったものの口実にした飲み屋が閉店していることがわかって、他にいい店知りません?というメールをくれた友人に偶然会って、晩ご飯を食べることになる。

会社近くの『亀井堂』はランチが美味しいが夜は行ったことがなかった。
ランチタイム禁煙なのもお気に入りの理由。
夜は禁煙ではないが他の席と離れたコーナーの席にしてくれる。
暫く客は私たちだけで、ちょっと心配だった。

友人に「何故狙っている男性がいるのに、ヴァレンタイン・デイなのに、私と一緒にご飯食べてんのよ?」
誘いなさい、メールしなさい、告白しなさい、とけしかける。
「いや、まだ好きかどうかもはっきりわからないし、実はいいかも、と思っている人が二人いて、悩んでるんですよ」
「じゃあ両方誘って反応のいいほうにすればいいじゃん。ほれほれ」
「そんな、二兎を追うもの一兎をも得ずじゃないですか?」
「どっちか決めるためにもまずは仲良くならないとわからないじゃん」
「ええー、なんて言えばいいんですか」
「挨拶だよ、単なるヴァレンタイン・デイのご機嫌伺い。軽くていいの。だけど挨拶は欠かしてはいけない。挨拶は大事なの」
「わかりましたよ」

狙っている相手の傾向と対策を練る。ライバルもいるらしい。
彼女が恐れているのは2人に声をかけていることが相手にばれること。
軽い女だと思われること。
「いいじゃん、そんなの。重く来られる方が怖いよ。まずは良く知ることでしょう」
「二人に声かけて、二人ともその気になられたら困るじゃないですか」
「バカじゃないの。気配もないのに。そんなことになってから悩め」

「アドバイスをもらったので1杯奢ります」とのことで彼女が大目に払ってくれる。
ご馳走様です。

 マイ・ダーリンはヴァレンタイン・デイどころではなさそう。
「いらない。くだらないよ」と言っていたのでチョコレートはあげない。
熱い愛のメッセージを送る。
2006年02月14日(火)

祈り,嫉妬


 今週末に大学ゼミの先輩のオタク訪問パーティーが予定されていた。
トリノオリンピックに因んで、イタリアワインの聖地と言われるピエモンテ州のワインを持って行こう、などと考えていたら、企画取り止めとなる。
闘病中のゼミ仲間の病状が心配なので、とのことだった。
ああどうか、良くなりますように!神に祈らずだけど、細胞1個1個にお願い!

 他に家庭を持つ人と熱愛中の友人から、休日を家族と過ごされるのはやはり悔しいと、自己分析メールが来る。

「悔しいですか。私はあまり悔しくないんだなあ。
美味しいところ取りをしているのは私だ、という自信があるのかなあ。
あまり嫉妬深くないのかもしれないと思う」

と返信。
他の女性を大切にしている様子が見えたりすればかなり気になるけれど、私だって大事にされていると思えれば嫉妬に苦しむことはほとんどない。
むしろ少しぐらいヤキモチ焼かないと可愛げがないかと思ってしまう。

嫉妬は否定的にとらえがちだけど、自然な感情だ。
無理に抑えるのは、むき出しにするのと同じぐらい、本人は大変だけど人から見たら滑稽かもしれない。
嫉妬深いって事は感情が豊かって事でもあるから、人生も豊かで良いではないの。
2006年02月13日(月)

鉄板焼き,『紀尾井町プラザ歯科』,プチ整形


 都内某ホテル内レストランにて、極上鉄板焼きランチをご馳走になる。
肉、魚、野菜は選りすぐりの素材、七味や醤油など調味料にもこだわりがあり、大変美味しい。
オーナー氏に興味深く面白いお話をいろいろ伺う。

ダンディーなオーナー氏は学生時代アメフトをやっていたとか。
大学の大先輩と知り、私はかつて某企業でアメフトのイベント担当をしていたこともあり、懐かしく話す。
オーナー氏が楽しそうに、大学付属高校が日本一になったことを教えてくれた。

 帰宅後、大学のフランス語クラスにアメフト部のカッコイイ人がいたことを思い出す。
名前は忘れてしまったが、ネットで検索するうちに「T!そうTさんだ」。
Tさんは雑誌『JJ』に大きな写真が載るなど、みんなの憧れであり、大学を代表する超モテモテボーイであった。

そしてそのTさんがなんと付属高校を日本一に導いた監督だった!
ネット上の写真も相変わらずイケメンではないの!と1人で興奮する。

 満腹のお腹を抱えて、友人の婚約者が院長をしている『紀尾井町プラザ歯科』。
矯正歯科のすごい先生がいるとのことで、本日は無料カウンセリング。
矯正歯科の権威と聞いて、偉そうな人かと思ったら、全然そんなことはなかった。

金額の説明も大変明瞭。
矯正の技術はどんどん進化していて、食事の時だけ外す透明の装置を初めて見る。
歯の表側につけっ放しにする装置は、着け外しがなく楽だが、歯磨きなどは面倒。
しかし取り外しが出来る装置より金額が安く、治療期間は短い。

自力で顎を引っ込めたり上顎を引っ張ったりしてた、と言ったら「そんなことしたら絶対ダメです。顎関節症になりますよ」と先生に注意される。
過去に矯正専門でない歯科で失敗していることを話したら、無理矢理動かして歯の根元が耐えられなくなっていることも考えられる、その場合は治療できないかもしれないと言われる。
歯は丈夫なほうだと思うが、いずれにしても高額なのでよく考えないと。

 未来の院長夫人と、私の後の時間に予約を入れていた友人と3人でお喋り。
昨年クリスマス・イヴのパーティー以来。
アートメイクやボトックスや豊胸手術など、プチ整形話をいろいろ聞く。
この歳になると皆いろいろやってるんだなあと驚く。私は全く余裕がないが。

池田なんとかいうテレビに出ている女医がやってるプチ整形クリニックはものすごい混んでいるとか。
「あんなところ絶対やめたほうがいいわよ!テレビで見たけど、化粧してマニキュアして手術するなんて!」
「サンダル履きで、助手を叱ったりお喋りしながらよ。患者と話すんじゃなくて私語。携帯電話を助手が持って耳に当てさせて話しながらやるんだよ」
ひぃー、怖い。

シワ治療のボトックスは「アイクリームよりずっといい」とのことだが、半年に一回数万円とか。
同い年で5,6年前からやってる人もいるそうで、もう止められないだろうが、止めたらシワくっきりになってしまうのだろうか。

お腹の脂肪を吸引して胸を大きく出来ればいいと思っていたが、今や普通に簡単に出来るようになったんだ。
すごい。
老いを否定的に考えたくないとは思うが、美への憧れは止まない。
歯の次は胸か?こうして女たちは整形サイボーグになっていくのだろうか。
2006年02月12日(日)

池袋騒然


 騒音で寝てられない。
我が家は明治通り沿いで、普段から右翼の街宣車もたまに来る。
迷惑だが私はそれより「いらなくなったCDラジカセ、パソコン、ビデオデッキ……無料にて無料にてお引取りいたします」の方がムカツク。
何の面白みも味わいもないのに頻繁に来るから口上も覚えちゃって、しかもやたら音量がでかい。

今日はそれに加えて更にうるさい街宣車が、いつもの何倍も台数がいる模様。
建国記念日だから?毎年こんなだっけ?

と思ったら後日、大塚のバー『moo』情報によると、ほぼ同じ時間帯に豊島区役所近くで

「皇室典範改正」ではなく天皇制廃止を! 2.11反「紀元節」集会とデモ

と

紀元節奉祝式典

があり、右翼と左翼に機動隊の三つ巴で大変なことになっていたらしい。

そんなことより私は表参道ヒルズオープンが気になるが、引きこもりで日記。
今日も3日分で終わる。
2006年02月11日(土)

『池下レディースクリニック銀座』,TBS『R30』

 軽い膀胱炎のような症状が続いている。
一昨日『青山ブックセンター』にあった本で見つけた『池下レディースクリニック銀座』に行ってみる。
尿検査。「肉眼では膀胱炎の尿じゃないわね」と女性医師。

超音波検査。
内診台と医師の間のカーテンはレースで、画面を見ながら説明してくれる。
そのあたりは慶應病院とは違う。待ち時間も短い。
「卵巣がかなり腫れていますね」と女性医師。
それで膀胱が圧迫されているのではないかという話。

慶應病院だと内診台を降りて、また診察室で医師と話すのだけれど、ここでは足を広げて持ち上げられた恰好のまま「じゃあ1週間後に」と言われて診察が終わってしまった。
これではメモも取れないし、一辺にいろいろ言われて質問もし難い。
看護婦に「あの、確認したいことがいろいろあるんですが」と言うと、もう一回待合室で待たされる。
2、3気になることを質問して終わり。

 彼に報告。心配な様子。
日記を読んでいる友人からは

> なんだか最近、のろけ話が少なくないですか? 安定期に入ってかくことが少なくなったとか?熱すぎて、公衆の面前ではかけないとか?

と聞かれる。

「いや、あんまり頻繁に会えないので。
そしてちょっと私の身体的に心配がありまして、微妙なので書けない感じでした。
ラブラブに変わりはないですよん。
今日クリニック行って来た。卵巣が腫れてるんだって。要観察。」

と返信。

 今月、宮崎学さんがTBS『R30』に登場。第3弾は「豪傑列伝」。
私の最愛の人、勝新も登場するらしい。ああ楽しみ!

今のIT長者なんて株で儲けました、会社買いました、自家用飛行機買いました、って全然面白くない。
お金の使いっぷりがハチャメチャな人っていないような気がする。

それにしても画面の宮崎さんはやたらタバコを吸って、ウィスキーグラスなど持っているけど、そういういかにもな演出よりも、自転車をこいだり桶の風呂敷包み持ったりしている方が面白かったのに。
2006年02月10日(金)

日記


 1月25日から28日分を書く。

で、実はこの日記を書いているのは3月5日。
2001年2月1日から公開している『抱茎亭日乗』も6年目に入っているので新たな展開を考えた。
日記サイト「エンピツ」がまったく進化しないんで、2月分はブログ形式と平行して、3月分からは完全移行したいと思っている。
でも試してみて不都合だったらまた考えるが。

読者の皆様、ご意見ありましたら聞かせて下さい。
ブログはこちらです。
2006年02月09日(木)

『東京ウィメンズクリニック』,映画『プライドと偏見』,『スタンドアップ』


 病院に行くほどではないかな、と思いつつ気になる状態が続いていて、随分前に行った事がある、六本木の『東京ウィメンズクリニック』に行ってみる。

結構待って、受付。かつて受診したことがあるけれど、もうカルテも処分したくらい昔だと思う、と言ったら探してくれて「15年前ですね」。ほう。
「今は保険診療やってなくて、自費になりますがいいですか?」と聞かれて「止めます」。がっかり。

『東京ウィメンズクリニック』が入っているビルの1階にある『青山ブックセンター』で「女性のためのお医者さん」的本を探して、メモ。
電話をかけるが繋がらない。

 とぼとぼ六本木ヒルズ。映画を見ることにする。
ヴァージンシネマズの入口で高校からの友人KMちゃんとすれ違う。
「映画を見に来たの」とKMちゃん。
「まあ!じゃあ一緒に見よう」と腕を引っ張ったら
「もう見終わって、午後から会社」
私も見ようと思っていた『プライドと偏見』を見たと言い、
「良かったー、泣いちゃったわー。ほら見て」と涙で潤んだ瞳を私に見せる。

映画の時間まで立ち話。
忘年会も新年会もやらなかったので、また皆で集まろうという話になる。

「紀子ちゃん懐妊で、私は胸が苦しくなったわ。雅子さんは大丈夫かな」と言ったら
「ホッとして気が楽になるんじゃない?これで男の子が生まれたらプレッシャーもなくなって、遊んでられるじゃない」
「へ?そうなの?そうか。でも夫の子供を天皇に、という思いはないのかな?そのために苦しんでるんじゃないの?」
「あら、そうなのかしら?そうかもねえ」
うーん、やっぱり人の家の事はよくわからない。

 映画『プライドと偏見』はジェーン・オースティン『高慢と偏見』が原作で、それを現代に置き換えた小説が『ブリジット・ジョーンズの日記』だったとは、全く知らず。
ブリジットって5人姉妹だったっけ?結婚結婚と大騒ぎ、って話のことか?
ダーシーという男がモデルと言われても2つの作品でのイメージは随分違うが。

イギリスに限らないが古典もの映画は好きだ。
原作を読まずに内容を知ることが出来るし、繰り返し表現され語り継がれてきた話には力があり、大失敗があまりない。

ヨーロッパ上流階級の男と女がどうしたこうしたではオスカー・ワイルドの戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』が原作の『理想の女』の方が面白かった。

 次に『スタンドアップ』を見る。
炭鉱でセクハラと闘うシングルマザーの実話で、オスカー女優たちの役者魂炸裂。
現在も労働者の男女比率が30:1という炭鉱と、私たちの働く環境とは全く違う世界。
しかし、彼女たちの勇気と努力があって、そのお陰で私たちは昔に比べて格段にいい環境で働けて物申せるのだと、感動。号泣。
この和解判決からまだ15年も経っていないというのが驚きだ。
働く女性には是非見て欲しい。

映画としてはそこに触れたら興醒めなのかもしれないが、主人公のジョージーが勝訴でいくら得て、その後の暮らしがどうなったのかも見せて欲しかった。
きっとアメリカの事だから数億円ゲットしたのではないだろうか。
2006年02月08日(水)

紀子さん懐妊,デート


 紀子さん懐妊のニュース。ああ雅子さん!と思う。
人の家の事は知らないし、私は一人っ子でよくわからないけれど、きついんじゃないだろうか。
きついという素振りさえ見せられないのでは、と想像しただけで胸が苦しくなる。

 彼から「実は今…」と電話。問題が大問題になったのかとドキッとする。
問題はひと段落してデートの誘いだった。ああビックリした。
急遽会えることになって嬉しい。

しかし何かに怯える二人。愛はあるけど問題が完全払拭されたわけではない。
でも二人でいれば楽しいし、心配事さえ「ビクビクだよね」と笑ってしまう。
2006年02月07日(火)

『後楽園飯店』,『Hot Dog Inn』,『テーブルウエア・フェスティバル2006 暮らしを彩る器展』


 かつて働いていた会社の先輩方3人とランチ。
東京ドームそばの『後楽園飯店』でIさんにご馳走になる。

Iさんは、私が新入社員の頃同じグループの先輩で、私の不良社員ぶりを知っている。
私がT大学の就活対策合宿で面接官をした、と言ったら「変な大学だな!大丈夫かよ」。
「いや、大学というより私を呼んだ先生が変わってるんだと思いますよ」
「相当な」

そして運ばれてきた皿を先輩方に配ったら「おお、そういう気遣いが出来るようになったか」と感心される。
それぐらいやってたような気もするが、そうでなければこれは多分電脳キツネ目組で養われたのだろう。
昔は「気が利く」などと言われたくなかったし「気配り」は大嫌いな言葉だった。

「何をしてるの?どうやって食ってんだ?」と聞かれる。状況を話したら
「3ヶ月に1回ぐらいなら昼飯奢るよ。そういう人間が90人いりゃあいいんだろ」とIさん。
「えー、『またあいつ来たよ』って嫌がられるでしょう」
「3ヶ月に1回くらいなら大丈夫だよ。なんか1つ適当に企画書作ってさ、話聞いて下さい、って言って11時ごろ約束したら、そろそろご飯だね、じゃあご馳走しますよってなるだろう」
有難い提案だ。やらないけど。

「コーヒー飲もうぜ」とIさんが言って『Hot Dog Inn』。
ここはFさんにご馳走になる。やらない、とか言って早速やってるじゃん。

私の母の話、フェンディのスカートの話、会社の人たちの話。

私はバブル入社で好き放題やって出世できなくて辞めてしまったが、可愛がってくれた先輩たちが偉くなって、Oさんはローリング・ストーンズ担当などと聞くと
「辞めなければ今は面白いことになっていたかなあ」とも思う。
「でも当時とは随分変ったよ」と先輩方。
「リストラが進んで、社員一人の負荷はかなり大きくなっているんじゃないですか?」
「その通りだよ。さすが元組合執行委員だね」

やっぱり貧乏でも会社の看板・肩書きがなくても、「将来どうすんの」と言われても、辞めて良かった。
大変いい会社だったし、素敵な人もいっぱいいた。
でも素敵な人たちとは今もこうして会えるし、仕事がしたければする方法だってあるだろう。
どうにもなってはいないのだが、会社を辞めて得たものは実は大きい。

 東京ドームで開催中の『テーブルウエア・フェスティバル2006 暮らしを彩る器展』をIさんと一緒に覗く。
私と『月刊やきものネット』で「現代イギリス陶芸作家探訪」の連載を共著していた井坂氏はこのイベントに『ギャラリー St.Ives』を出店している。
井坂さんとI先輩は高校の同級生だったとのことで、大学卒業以来の再会を演出する私。驚いている井坂さん。

私も井坂さんとは久し振りに会う。会場には他にも知り合いが何人かいて、挨拶。

Iさんにお礼を言って別れ、3時間以上かけて全ての展示をザーッと見る。
じっくり見たら何日もかかるほど規模が大きいイベントで、大変興味深いが非常に疲れて帰る。
2006年02月06日(月)

T大学文学部就活模擬面接合宿2日目

 合宿二日目。9時からだというのに、時間通りに来ていたのは女子学生3人のみ。
私も「やばい!遅れる!」と慌てて扉を開いたら、男子は誰もいなくて驚く。
全員揃ったのは9時半近く。その間Nさんはお金の計算やらヴィデオの準備やら。

開講して早速Iさんが「今日の集合時間は何時ですか?9時に来ていた人は?」と全員に質問。叱る。
Mさんも「ゲストを待たせるなんて」と怒る。私は何も言わなかった。

かなりピリピリムードの中、誰も模擬面接1番目をやりたがらない。

1人約10分で志望動機と学生時代に打ち込んだことを主に聞く。
時間の都合で後半は大学3年間で打ち込んだことのみ。
サークル活動、アルバイト、海外旅行、海外研修などなど。

イキイキと自信を持って語る学生もいるが、特に打ち込んだことも、やりたいこともないけど就職しなくちゃいけない、という学生にとってはきついと思う。
とってつけた答えではちょっと突っ込んで質問すると答えに詰まってしまう。
そういう学生は就職活動から嘘をつくことになる。
いくらバブル入社の私だって「志望の動機はM(男)V(休み)P(給料)です」とは言わなかったし。

可笑しくもないのに「明るい笑顔で」とか面接官が何を求めているのか「空気を読め」とか、私は言いたくないが、日本企業が新卒社員に求めるのは結局そういうものなのだろう。

そんな中、スーツも持って来ず、取り付く島もないほど正直な受け答えをする学生が1人。
「読書が好きです。就職はしなくちゃと思うけど何も考えてません」

私は「親や先生や友達は就職就職っていうかもしれないけど、就職しなくたっていいんですよ。したくないことを無理矢理することないです。自分がしたいことは何かよく考えてみたら」と言ってしまう。

しかしNさんは「あまり自分は?自分は?ってなってもよくない」と言う。
人によるんだろうけど。

全員の模擬面接を終えて最後に「私は他のお二人のような人事部の経験もないし、立派なキャリアもないし、何故この場に呼ばれたのかわからなかったのですが、Nさんからは『誉めてほしい』と言われました。誉め足りなかったかもしれません。ごめんなさい。就職活動はまだ始まったばかりだし、これからどんどん成長すると思うし可能性はいっぱいあるので自分を信じて頑張って下さい」と挨拶。

ホワイトボードにメールアドレスを書く。
「誰からも来なかったら寂しいなあ」と言いつつ。

Mさん、Iさんはかなり厳しい質問やアドバイスをしていたので、私は相対的に穏やかなイメージを持たれたと思われ、得な役割だった。

Mさんは優しい人なのに皆に「おっかねー」「こえー」と言われて、役割とはいえ可哀想かも。
「飲み会での私が本来の姿ですから」と笑っていたが。

Iさんは27歳。失礼だが初めて見たときは学生かと思った。
しかし非常にしっかりしているし落ち着いている。
いろんな学校関係者に会うのだろうが、Nさんには内心驚いていたのではないか。
あんな先生、多分いないもんなあ。

Iさんが化粧品、ホテル、旅行会社志望の女子学生に「お化粧してますか?」と聞き私に「どうです?」と聞く。
「ウーン」と詰まる私。

確かにそういう業種ではキレイな人が多いだろうし、身だしなみも厳しく見られるだろう。
しかし、私はとんでもない格好で面接に行ったり、入社してからも身だしなみでは散々注意された口なので、何も言えない。
後で「口紅塗ってる?」と聞いたら「いいえ」と言ってたので「口紅は明るい色のを塗るといいよ、顔立ちがはっきりしてるから逆にやり過ぎないようにね」と話した。

Nさんに秦野まで送ってもらってロマンスカーで帰る。
Nさんには満足頂いたようで、良かった。

学生はどうだっただろうか?と考えていたら夜、早速3人の学生からお礼メールが届く。嬉しい。
やはり面接の印象が良い学生は反応がいいのだな、と思う。

(その後計9人がメールをくれた中で)1人だけ、集合時間に遅れたことを反省していると書いて来た学生がいた。

「実は私はものすごい遅刻魔なんです。就職活動でも入社後も苦労しました。
今も全然直っていません。だから私は人の事は言えません。
ただ、時は金なりは骨身にしみています。
時間の事は本当にうるさく言われますからね。」

と告白しておく。

この合宿は私にとって、非常に貴重な機会で楽しかった。
「スーパーフリー事件」以降サークル活動をする学生激減など当世学生事情などの情報や、若者との会話、そして自分の学生時代との比較も面白かった。

私もNさんにお礼メール。

「しかし就職活動当時の自分を思い返すと酷いものだったなあと恥ずかしくなりますね。
世の中舐めてました。今もですが。ははは。」
2006年02月05日(日)

T大学山中湖セミナーハウス


 大学ゼミの先輩NさんがT大学文学部で助教授をしていて、ゼミ生の就職活動模擬面接合宿をやりたい、ついては私に面接官をしてほしい、とのことで2003年6月にも行った事があるT大学山中湖セミナーハウスへ。

何故この「落ちこぼれ会社員→ニート社長」の私が就職活動の指導をするのかよくわからないが、「他の面接官は厳しいことを言うだろうから真理ちゃんはなるべく誉めてあげて」とNさん。

小田急線新百合ヶ丘駅11時集合だが11:20着。
面接官がこれでは全くダメじゃんと思うが、確か前回合宿もダラダラと集まりのんびり始まった記憶がある。
前回一緒に参加したMさんは更に遅れて来て、私はホッとする。

今回初参加のメーカー人事部採用担当Iさんと4人でT大学に寄り、1人の学生と合流。
教職員専用食堂でお昼を食べて、出発。予定よりかなり遅れてセミナーハウス着。

 1日目は「エントリーシートの書き方」。
いくつかの企業で実際に使われているエントリーシートと、就活オタクと言われていたOBの記入例を参考に1時間ほどで記入させる。

待っている間に私も日本銀行の16年度エントリーシートにチャレンジしてみる。

[次の2つのうち1つを選択<番号に○印を付してください>してください。
1. 現在の日本社会において、「変えるべきもの」と「守るべきもの」はそれぞれ何か、あなたの意見を述べてください。

2. 最近(過去1年程度)起こった出来事で興味を持ったことについて、あなたの意見を述べてください。]

1015文字。私は1を選択。この項目を書くだけで終わってしまった。
自分でもなかなか良く書けたと感心する。

「変えるべきもの」は国会証人喚問のやり方、「守るべきもの」は推定無罪とか黙秘権とか法の下の平等といった基本的な法の理念。
うーん、法学部政治学科って感じ!しかし大学3年生の私には絶対書けない。
ほとんど宮崎学さんと鈴木宗男さんの受け売りだ。
そして私の回答が日本銀行といったい何の関係があるのやら。

学生たちが1人ずつ前に出て発表する。
皆エントリーシートは今回初めて書くようで苦労していた。

何故か14人中4人ぐらいが食品業界志望、不思議だ。
皆でニチレイに入ったOBの話を聞いたことがあるとかで、その人が魅力的な話をしたのかな?と思った。
食品業界を見る目はかなり厳しいし、ものすごく大変そうなイメージがあるのだが。
どんな業種職種があるか詳しく知らない学生にとっては、身近な企業ではあるかも。

かつての私はエントリーシートをどんなふうに書いていたのか忘れてしまったが、多分かなりずうずうしいことを書いていたような気がする。
彼らは随分遠慮がちで自信がない様子だけど、これから書き慣れて来たら変るのだろう。

 21時半から飲み会。
サッカー好きな人が多いようで、試合、選手について熱く語っていた。

別のテーブルでは、彼女と一緒にお風呂に入るのが嫌だ、という男子二人。
Mさんと私が二人で「それは変。気持ちいいじゃん。まだ慣れないだけなんじゃないの?」
聞いている女子。

「嫌だ。あり得ない。風呂は1人ではいるもんでしょう!」と男子二人は言う。
女の子から一緒に入ろうと言われても拒否したという。
「それは女の子は傷つくでしょう」
「それが振られた原因なのかな?」
「そうだよ!」
倒れるゼミ代表。

しかしこんな話は学生時代、みんなのいる飲み会ではしなかったような気がする。
私は女同士でお風呂に入るのが嫌だった。今も避ける。
お風呂に一緒に入らない恋人もありだが、一方が望んでいるのに拒否するというのは難しいのでは。
でも、彼らにとってはお風呂に一緒に入るのは、トイレに一緒に入るぐらい抵抗があるらしい。
なんとなくわかるが、トイレに一緒に行くカップルだっているし。

そして1人はボクシングをやっている、自衛隊もしくはJAICA希望。
リングでは裸で闘うのに人とお風呂に入れないとか言ってて自衛隊とかJAICAで支障はないのか?

私はもしも彼氏がボクシングやってたら、お風呂は是非とも一緒に入って、水滴を弾くボディをじっくり観察、触りまくっちゃうね。

あら?これってアカハラ?
2006年02月04日(土)

栗本慎一郎さん出版記念パーティー,お茶,『檸檬屋新宿』


 宮崎学さんと三上治さんが発起人になっている、栗本慎一郎氏の『シリウスの都 飛鳥 日本古代王権の経済人類学的研究』『パンツを脱いだサル−ヒトは、どうして生きていくのか』出版記念パーティーがあって神楽坂の日本出版クラブ会館。

30分ほど遅刻。盛況でお料理がほとんど残っていない。
宮崎さんの短いスピーチは既に終わってしまったとのことで、あらら。

本日のパーティー衣装は『MOSCHINO』のピンクと金のブラウスに『gardem』の点字ブロック?みたいなスカート。
ゴーヤ君に「服とバッグが全然合ってません」と言われる。
最近いつでもどこでも『GAP KIDS』のリュックで、これはいろんな人に誉められるのだが、確かに全く合わない。「これしかないのよ」と言い訳。

栗本慎一郎氏の本は多分読んだことがなかったのだが、新刊2冊をパーティーのお土産に頂いた。

(以下は後日パラパラと読んでみた感想。

『パンツを脱いだサル』の「政治陰謀としてのビートルズ」などは面白そうだったけど、違和感を感じた。
栗本氏の書いていることが真実なのかそうではないのかは歴史もよく知らない私にはわからないけれど、「なるほどそういうことだったのか」とは思えない。
「ええー、本当なの?」と思うが検証してみたくもない。
「ほう、そんなふうに解釈するのか」ぐらい。

もう随分前の田中康夫の『ペログリ日記』に、康夫ちゃんが栗本氏と話して「大変頭のいい人だった」みたいなことが書いてあった。
素直にそう思ったのか康夫ちゃん流の皮肉を込めた言い方なのかわからなかった。
本を拾い読みしてパーティーでミミズの話を聞いて、ますますわからなくなった。
私が「ミミズを祀る新興宗教の教祖になる!」などとくだらないことを言ってたのとはもちろんレベルが違うのだろうが。)

パーティーも終わりに近い頃、揚げ物など料理が運ばれてくる。
スピーチなど全く聞かず食べる、飲む。

ずっと会場の外で大物右翼らしき人物とお話していた宮崎さんが「帰る」、とのことで電脳キツネ目組Mさんと二人でお見送り。

1階の喫茶店で3人でお茶。宮崎さんはコーヒーを一口飲んで「じゃあ行くね」。
コーヒーが来てから1分ぐらいしか経っていないような気がする。多忙な宮崎さん。

 キツネ目組の人たちと『檸檬屋新宿』へ。一昨日もここで会った面々。
私と同じく飲み過ぎて、まだ具合が良くないらしい住枝さん。
昨日は会社を休んでしまったらしいYさん。
今日はちゃんと電車で帰る。

 心配事を抱えて「恐怖症になるなあ」と彼が言う。あら。私と一緒だ。
図らずも問題を共有することになって、嬉しいと言ったら変だが、二人で乗り越えよう、という気になる。

「(他の人からの電話が)煩わしいから、ケータイ切って(私と)話したいときだけ電話しようかな」と彼。
「私が話したいときはどうするの?」
「それはダメ」
「えー」
そんなの困る、と思うけど実際私から電話をかけることはあまりないし、彼は頻繁に連絡を入れてくれる人なので問題ないかもしれない。
でもそれは言わない。
2006年02月03日(金)

二日酔い,愛の問題,彼って誰?


 当然ながら二日酔い。激しい頭痛。
本日は20時過ぎから新宿でお友達のバンド『ナインアンダー』のライブがあったのに、とても無理。残念。

 彼から電話。「バカだなあ」と言われる。仰る通りでございます。
私も再び問題発生だが、彼も問題を抱えていて心配だ。
なのに朝まで飲んでる私。申し訳ございません。

 夜になっても回復せず、横になっていたら22時半ごろテレビ屋さんから電話。
「今、NANIO君とHさんと檸檬屋にいてね、桜井真理の彼氏は誰だって話になって。誰なの?」
「マルデンさん」
「え?何?」
「マルデンさんです」
「マルゲン?」
「マ・ル・デ・ン!」
受話器の奥から「ふざけんな!」「何言ってんだ!」という叫び声が聞こえる。

テレビ屋さんからNANIOさんに声が変わる。
「昨日『檸檬屋』だったんだって?何で誘ってくんないんだよー」
「怪我してるのに飲んだらいけないでしょう」
「それで何も言わなかったのかなとは思ったよ」
「マルデンさんも来たんだよ」
「何ー?!そんなんだったら何があっても来たのに!」
「終電間際に来たから、マルデンさんもどうなるかわからなかったんじゃないかな」
「とりあえず電話してみてよ。これからは。俺もするから」
「はいー。今日も行きたいけど、無理だわ」
「いや、真理ちゃんの彼が誰だって話になって俺も知らない、って言ったら電話しろって。絶対教えてくれないと思ったけど、とりあえず電話した」
「だからね、マルデンさんが大阪から私を追いかけてきて、朝まで……」

NANIOさんからHさんに声が変わる。
「ああ、彼氏って万象さんですね?」
「ちがーう!」
「わかりました。万象さんってことで、はいはい」
「やめてー!」

Hさんからテレビ屋さんに声が変わる。
「じゃあね」
あああ、余計頭が痛くなる。
(電脳キツネ目組内輪ネタでスミマセン)
2006年02月02日(木)

NANIO道,お仕事?,映画『フライト・プラン』,『檸檬屋新宿』


 こんなことを書くと男心を激しく傷つけるかもしれない。
女の残酷な本音ということで書いてしまうが、ごめんなさい、NANIOさん。

NANIOさんの彼女が1月に海外に旅立つと聞いていた。
NANIOさんの純愛がどうなることかと心配で、祈るような気持ちでいた。
NANIOさんの思いが届きますように。NANIOさんの願いが叶いますように。

しかし、彼女は突如消えた。
ああ!そういう仕打ちをするかね!とショックを受けつつやっぱりとも思う。
はいはい、そうでしょう、始めからそうだったんでしょう。
NANIOさんを苦しめる、あんたなんかもう結構。
NANIOさん、次行ってみよう。と言いたい私。

しかし「彼女の悪口を言うな」とNANIOさん。はい。言いません。
で、中島義道の「どこまでもどこまでも貫き通せ」を紹介してみる。

するとNANIOさんは無理してる感は否めないものの、意外に早い諦めモードと立ち直りぶりを見せる。
面白いなあと思ってしまう。
追えば逃げる、逃げれば追うのと同じで、「諦めろ」と言ったら「いや、待ってる」、「突き進め」と言ったら「いや、追わない」となるものなのか。

私は彼女の事は知らないから「連絡が来るといいね」と言いつつ、どうなるかなんて全くわからない。
これまでのようにNANIOさんのせいにして、明日か1週間後か1ヵ月後か1年後にでもひょっこり連絡を寄越すのか、このまま何も言わず関係をぶった切るのか。

二人の1年が本当はどんなものだったのかもよくわからないけど、楽しく幸せな時もいっぱいあったのだろうから、いい夢、思い出を胸に、はい、次。
が一番いいとは思うが、切換えには時間がかかるし辛く悲しい作業だ。

NANIOさんは優しいから、彼女を尊重してやせ我慢したり、中途半端にかっこつけたり、見ていてハラハラする。
それがNANIOさんの魅力で、NANIO道なんだな。
自らその道を選んでいるので、友人としては幸せを祈りつつ一緒に泣き笑いするしかない。

そして今はそんなこんなだけど、NANIOさんが作家デビューしたら人気者になって大変なことになるんじゃないかと思っている。
モテモテライフも間近よ、NANIOさん!

 人のことをあれこれ言ってる場合じゃない、私の仕事状況。
ファッション誌の件がどうなったのかわからないまま、別の雑誌の話が舞い込む。
かなりの好条件。2月半ば開始とのこと。
やった!と喜んで電話を切った後、夕張行きを思い出す。
開始直後に1週間休みます、はあり得ないのでは。

ファッション誌の方は消えたのか、担当者に聞いてみる。
特に私に何か問題があったわけではなく、ゲラが遅れているだけらしい。

どっちでもいいから、働かせてー。

 映画『フライトプラン』を見る。
ジョディ・フォスターがすっかり立派なお母さんになっている。

豪華な飛行機。スタイリッシュな映像。エキストラ一人一人にいたる演出。
これらは映画として楽しかった。

話はたいして面白くない。
あの人物は最初から胡散臭いし、設定もとってつけたようだった。

 22時過ぎ、『檸檬屋新宿』。本日は住枝さんの誕生日で大賑わい。

かつての従業員Mちゃんも来ていた。髪形が変わっていて「キムタクに似てるね!」
今まで全く気がつかなかったが、よく言われるらしい。
mixiのメリット・デメリットについて、現在の従業員Mさんとも話す。

電脳キツネ目組の人たちも何人かいて、久し振りに会ったMさんには何度も「クソババア」と言われる。
「クソジジイ」と言い返す。
ただの酔っ払いだと思うが、そういう会話が面白いのかね?

住枝さんが皆を引連れてカラオケに行き、私もそろそろ終電で帰ろうかな、という時間に関西のキツネ目組Mさんが登場。驚く。

Mさんの元部下で今は東京にいるIさんと3人でお話。
のっけからIさんを「結婚してるんですけど、セックスレスなんです」と紹介するMさん。
「ああそうなんですか、どのくらい(の期間)?」と私が聞いて、
「もともと淡白なんで…」。
それからずっとセックス関連話。

終電を逃して黙々と洗い物をしていた従業員Mさんが私たちの会話を聞いて噴出す。
「すごい内容なのに淡々と話していて可笑しい」
「不快?」
「いいえ」
「じゃあ一緒に話しましょう」

「I君、桜井さんだったらどう?年上過ぎる?」とMさんが聞く。
「あ、大丈夫です」と一応答えるIさん。
「桜井さん、I君どうです?」
Iさんはクリエイティブな雰囲気のある素敵な人だが「だめ」。
「なんで?」
「私は淡白なのはやだ。濃厚なのが好き」
「はー」
などという話。

「彼氏って誰?」とMさんに聞かれる。教えない。
「今までそんなことまで、というぐらい書いてたのに急に言わないのが面白い。なんで?」
「教えない」
「不倫なの?」
「そうかもしれないし、そうじゃなくてこうだ、というわけじゃないけど、例えば、これこれこういうことがあるかもしれないじゃないですか」

カラオケから帰って来たキツネ目組の人たちも一緒に、もしも宮崎学さんに迫られたらどうするか、という話。
Mさんの回答に爆笑していたら、住枝さんが雪崩のように戻って来て、大阪から来たMさんを見て「何故すぐに電話せんか!言えよー」と大騒ぎになる。
多分3時過ぎ。

5時半ぐらいまで飲んで、タクシーで送ってもらって帰る。
2006年02月01日(水)

抱茎亭日乗 / エムサク

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