そうだ。お菓子を作ろう! 行正 り香
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この方の本、最初は写真を見てエッセイを読むのが好きな程度だったのですが、
実際にレシピを見ながら作ってみると、取っつきやすくて作りやすい!
以後、私にとってもお気に入りの本となり、
今や彼女の本は3冊とも我が家に揃っています。
あ、でも3冊目が揃ったのは、つい最近なのですが〜。(笑)
そうそう、プリンですが、
最初に作ったのは上の本で紹介されている「プリンNo.6」でしたが、
最近は別の本で紹介されている「プリンNo.5」がお気に入り。
「No.6」の方が生クリームも使っているので、濃厚な味です。
でも「No.5」も一日冷蔵庫で寝かせると、生地が落ち着いてかなり濃厚な
味になります。
結局こってり味が苦手な我が家では「No.5」の方が定着しつつあるようです。
何度も作っているうちに手際もよくなり、手順や材料も暗記してしまいました。
それくらい作りやすいレシピでもあるのです。
家でプリンを作るようになってから、
コンビニやスーパーでプリンを買うことが無くなりました。
以前は、夫が会社帰りにコンビニでよく買ってきていたのになぁ。
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2002年12月10日(火) Bonus!Bonus!
今日、冬のボーナスが出ました。夫も、私も。
ちゃんと実感したくて、昼に駅前に出て銀行で記帳してきました。(笑)
夫のボーナスは、夏のボーナスに比べて少しだけupしました。
会社の夏の業績が当初の予想よりも伸びて、それが還元されたようです。
この不況といわれるご時世に、業績が伸びて還元されること、
とてもとてもありがたいことです。
彼は「まぁ、夏と合わせると年間ではトントンだなぁ。」とか言って
いますが、とんでもない、私は十分な金額だと思います。
かくいう私も、アルバイトという身ながら、ささやかな金額ですが、
他の社員の方々と一緒にボーナスをいただきました。
去年から冬のボーナスをいただいているのですが、とてもありがたい
心遣いに感謝しています。
経理や人事の仕事をしていると、仕事上お金回りのことはどうしても
目にしてしまうので、きっと配慮して下さったのでしょう。
家計費として使っている普通口座に振り込まれた肝心のボーナスですが、
差し当たっての使い道もないので、日々の生活でうっかり使いこんで
しまわないよう、記帳後速やかに貯蓄口座に振替えてしまいました。
ふぅ〜。
これまではお金のことは、とにかくドンブリ勘定でやってきたのですが、
今年は12月中に来年一年の貯蓄計画、支出計画などを夫婦で話し合って
みたいと思っています。
クリスマスに結婚3周年を迎えるので、その時期にでも。
きっと年賀状の印刷に追われながら・・・になると思いますが。
以前働いていた頃も、ボーナスが出ると嬉しかったものですが、
金額に関係なく、月々のお給料とは別にお金がいただけるというのは
嬉しいものですね。
「ボーナスは、まだこれから」という方は、さぞ待ち遠しいことでしょう。
巷では、これからボーナス商戦やバーゲンが始まる頃でしょうか。
クリスマス、年末と、一気に駆け抜けていく時期。
浮かれ気分でお財布の紐が緩みがちな季節だけに、いつもより少しだけ
気を引き締めて、大切なお金を上手に使っていきたいと思っています。
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真冬に近づき、空気が乾燥して、夜景の綺麗な季節になりました。
先日、横浜でシーバスに乗った時の写真。
横浜みなとみらいの夜景です。
ちょっとブレているけど、それはそれでご愛嬌。(笑)
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2002年12月09日(月) 初雪
朝起きたら、妙に寒い。
リビングのカーテンを開けると、辺りは白く、雪が降っていました。
いつもより格段に早い初雪です。
実は、昨夜は夜更かしをしたので、寝る前に雪になりかけていたのを
知ってはいたのですが、朝には止んで溶けているだろうと思っていました。
その予想が大きく外れて、東京では殆ど一日中雪が降り続いた一日。
夫は、朝食に温かいコーヒーを飲んで充分に体を温めてから、
今年初めて毛糸の帽子を被って、いつもどおり会社に向かいました。
彼は子供みたいな部分のある人で、雪が降るとワクワクするのだそうです。
寒いとかいうことよりも、とにかくワクワクする。
今日も嬉しそうに出かけて行きました。
行き先は会社なのですけれどねぇ〜。(笑)
かくいう私も、午前中に家事を済ませて午後から広尾へ。
ズボンの下にタイツ、風を通さない合皮のコートに兎の毛皮のマフラー、
そして愛用している皮の手袋。
完全防寒で出かけたつもりが、それでも寒くて、途中でカイロを買って
しまいました。(笑)
広尾の駅からオフィスに向かっている時、雪と風が冷たく吹きつけてきて、
「まるでスキー場にいるみたいだなぁ・・・」なんて、
ふと考えてみたり。
それだけ寒かったのです。一気に真冬がやってきた!!
そんな感じでした。
私は、冬の寒さは嫌いではありません。むしろ好きな方かもしれません。
外が寒いと、暖かい家に帰るのが楽しみになります。
寒い季節になると、家族がいることの温かみを実感することもできます。
夫がいて、家族がいて、友達がいて・・・・・そういった小さな、でもとても大切な
幸せを実感できるから、この季節が大好きなのかもしれません。
いつもより早めに仕事を終わらせて、夕方には家路へ。
雪が降り続いているというのに、このところ忙しい彼は遅くまで残業です。
彼が帰ってきた時に暖かい部屋に迎えられて安堵できるよう、買ったばかりの
石油ファンヒーターを、ずーーっと点けていました。
あんまり暖かかくて気持ちよくて、食後についウトウト。(笑)
本格的な冬に備えて一足先にストーブを買い換えて本当に良かったなぁ!!
そう実感した一日でした。
↓こんな雪の日の夜は、家でまったり編み物するに限ります。
前身ごろ、ようやく半分くらい編み終わりました。
超スローペース!
まだ袖が2枚あります・・・うーん、間に合うんだろうか?!
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2002年12月08日(日) 恒例の発送作業、完了!
毎年この時期になると、カレンダーを発送しています。
例の夫の写真も使われているモノクロのカレンダーです。
約30部ほどのカレンダーのうち、実際に会って手渡す分が半分以上。
残りの約10部ほどを郵送(冊子小包)で送っています。
その梱包作業を、小一時間ほどかけ、えいやっ!!とやってしまいました。
今年は、いつもなら手渡ししている彼の昔から友人の分も、幾つか
郵送することにしました。
発送の手間は部数が増えても大して変わらないことと、
年齢を重ねるうちにお互い何かと忙しくなってきていて、
果たして年内に会って手渡すことが出来るかどうか怪しいからです。
さて、次なるは年賀状の準備!
毎年写真を入れたものを印刷しているのですが、今年は2人で写っている
写真が殆どありません。うーん、どうしたもんかな。
とにもかくにも、今年くらいは慌しい年末はご免したいので、今週末には
印刷に取り掛かりたい!!と思っています。
はてさて、どうなることやら。
↓カレンダーにつけた送付書には、買ったばかりの鹿のスタンプを押して。
葉っぱは、秋に大学のコートの脇で拾って、自分で押し葉にしました。
(あ、でも、送付状にはついてません。悪しからず!)
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2002年12月07日(土) クッキングフォト 第3回目
10月から通い始めた写真講座の第3回目でした。
今回は、前回と違って皆さん、ちゃんと撮影できています。(笑)
以前1つ上の【初級】クラスを見学に行った際、「3回目になると、
皆ググっと上達するんだよね〜(笑)」と聞いていましたが、
まさしくその通りでした。
さすが「クッキングフォト」に通おうと思うだけのことはある皆さん。
ちゃんと写りさえすれば、料理の腕や見せ方はなかなかのものです。感服。
やはり普段から料理本とか好きで見ているせいか、目の肥えてる方が多い!
ちなみに、下の写真で右側にある4枚は、私が先月の講座で提出した写真。
スライド用に使われるリバーサルフィルム(ポジフィルム)は、
通常のネガとは違ってとてもカラフルです。
スライド提出用に選んだリバーサルフィルムを専用のマウントに収め、
ライトボックスの上に置いて電気を点けると、こういう風に見えます。
逆光の中、デジカメで撮影したので枠(マウント)が黒っぽく見えてますが、
実は真っ白なマウントです。(笑)
さて、次回までの宿題は2つです。
来月の講座がお休みなので2つなのかな?
(1)フィルターを使って撮った写真
(カラーフィルターや、クローズアップレンズフィルターを使って)
(2)どこにもピントのあっていない、抽象画のような写真
フィルターは、フェリシモのテキストを買ってすぐに買い揃えて使ったことも
あるのですが、あの頃はあまりハイキーな写真を撮っていなかったので、
カラーフィルターの色の影響が強く出てしまって、実はあんまり好きでは
なかったりします。(苦笑)
あ、ちなみに拡大してくれるクローズアップレンズフィルターの方は
好んで使っていましたが、このフィルターをつけると、通常よりも
被写界深度がかなり浅くなって、ピントの合う範囲がかなり狭くなるので、
使い方が難しいなぁと感じているフィルターでもあります。
とにもかくにも、次回は2ヵ月後。
クリスマスもお正月も終わってバレンタインデーが近い季節です。
他の受講生がどんな素敵な写真を撮ってくるのか?と思うと
楽しみなのでした。
↓先日、はじめての50mmレンズ(F1.8)を壊してしまい、今回からは
こちらのF1.4のレンズを使っています。
レンズが大きくて明るく澄んでいる。
値段だけのことはあるなぁ〜と思うし、EOS-1vにはこっちのレンズの方が
似合ってて格好いいよなぁ〜とも思います。
今度は落とさないぞ!(笑)
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2002年12月06日(金) フェルトの季節 / 来年の手帳
もう2週間も前になってしまうのですが、
先々週の金曜日(11/22)、銀座にある
アフタヌーンティー ザ・ジェネラルストア銀座 で橘記子さんのフェルトの
作品を見てきました。
2階のイベントスペースで、来週の水曜日まで開催中。
Warm-Hearted Christmas 11/22(金)〜12/11(水)
詳細はコチラ
前回の代官山での展示会を見逃してしまったので、
橘さんの作品を直に見るのは9月の日本クラフト展以来でした。
本でしか見たことのないバックが展示されていたり、
(文化出版局から出ている2冊目の本の表紙のバックです。
橘さんのHP のtopの写真と同じもの。)
羊の人形やポストカード、そして可愛らしい針山とマチ針!
うぅ〜、この秋はレッスンをお休みがちだったので、久々にフェルト熱が押し
よせてきそうです。年末年始のお休みで作ろうかな。(笑)
イベントでは、橘記子さんの作品以外にも、金森美也子さんによる
愛くるしいぬいぐるみや、PINKS DOGのペットグッズも展示。
会場では展示された作品の販売もしていますので、銀座にお越しの際には、
ぜひ寄ってみてください。
ATザ・ジェネラルストア銀座に出かけて行ったのは、
半分は橘さんの作品を見るためでしたが、残りの半分は来年の手帳を
物色するためでした。
今年一年使っていた手帳、去年はATで見つけて買ったものなのです。
素敵なカバーのついた手帳が沢山あったのだけど、今のカバーもまだまだ使い
続けられそうだし、そのうち自分で革のカバーを作りたいかな〜とも思う。
中のレフィルだけ交換することも可能なので、結局その後、新宿・東急ハンズに
移動して、レフィルだけ買いました。900円也と安上がり。
このタイプの手帳、一昨年の冬に東急ハンズで見つけてから、来年で3年続けて
同じものを使うことになります。
実は、かなり気に入ってます。
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2002年12月05日(木) 父の置き土産
今週は1週間、仕事をお休みさせてもらっています。
先月とにかく忙しかったから。
年末休みが近いものの、この辺でまず一息。
先週末に月初にやる仕事を前倒しでやっつけて、久々にノンビリ。
でも・・・
ノンビリした素敵な1週間になるはずが、かなりダラけた1週間になりそう。
あんまり暇だと間延びしてダラダラしてしまうものなのかもしれません。
なんというか、張り合いがないというか。。。(そんなことじゃイカン!)
そのダラけた日々(笑)で、久々に編み物などやっています。
小さな小さなセーターです。
既に後ろ身頃を編み終え、ただいま前身頃。
あと宿題の刺繍も!
今月の作品は、とにかく刺繍のボリュームがすごいので。
夕方の買い物から戻ると、ポストに父からの葉書が届いていました。
年賀状代わり?のチュニジア赴任の挨拶状です。
「39年余りの会社生活を終え、いま、一個人としてチュニジアに出向き、
両国の文化の橋渡しに僅かでも寄与できればと考えています。」
父の葉書を読んでいて、人は一生死ぬまで自分の存在意義を確かめられる
居場所を探し続けていく生き物なのかもしれないなぁ・・・と思いました。
昨年の夏に会社生活をリタイアしてから、彼は彼なりに自分の場所を探し続けて
いました。地元の人材シルバーセンターに行ってみたり。
でも、身近な場所に父の今までの経験を活かしていけるような居場所はなくて、
約一年ほどノンビリした日々を過ごしつつ、でもどこか時間を持て余している
ように見えました。
その父が、ようやく自分を活かせるかもしれない場所を見つけ、それについて
私に話していた時の顔は忘れられません。
まぁ、楽しそうに嬉しそうに話すこと話すこと。(笑)
その活き活きとした表情は、娘の私までも楽しくワクワクするような気分に
させたのです。
彼は彼の求める場所で、私は今の私の居るべき場所で、それぞれにそれぞれの
人生を紡いでいくのでしょう。
海外だからスゴイとか、そういうことではなく自分に相応しい場所を見つけ、
それに感謝できるかどうかが大切なんだろうと思います。
適所適材というやつですね。
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2002年12月04日(水) TOTOのコンサート
昨日は、父を見送った後、母は上野に出て仏像を見てから帰るというので、
私はそのまま横浜へ。
実は、昨日の夜は、前々から夫とコンサートに行くことになっていて。
パシフィコ横浜でTOTOというロックグループのコンサート。
一度家に戻ってもよかったのですが、戻るとまた外に出るのが億劫になる
気がしたので、直接横浜に移動してブラブラしようと思ったのです。
帰りの電車の中で、母の発した言葉。
「お父さんが居なくなったから、お昼の準備とか気にしないで済むし、
これからちょくちょくこっちに出てくるわ。」ですって。
さすが海外単身赴任歴の長い夫を持った妻は逞しい。(笑)
昼には横浜駅に着いたので、久しぶりにCIAL、モアーズ、ジョイナス、ルミネ、
そごう などを見て回りました。
それにしても横浜駅って手頃な手芸洋品店がない!
ジョイナスの中にオカダヤがありましたが、狭くて肝心の編み針が殆どない。
お目当ての6号の棒針が見つからず、結局東口の そごう へ。
そごうでは、ホビーラホビーレ を併設している手芸コーナーと
北欧系インテリアを扱っている イルムス で長居しました。(笑)
その後、そごう の中の喫茶店で編み物をしながら時間を潰してから、
水上バスで みなとみらい へ移動。
18時にインターコンチネンタルホテルで夫と合流し、すぐ隣の会場へ。
TOTOのコンサートは、去年に続いて2回目です。
今年は結成25周年のツアーだからなのか、普段家でよく耳にする往年の
ヒット曲が多くて楽しめました。
ただ、席が2階席(前から3列目)だったせいか、周りの観客の盛り上がりが
少々欠けていて、熱烈なファンの夫は今一つ満喫できなかった様子。
でも、朝の早かった私には丁度よかったかも。(苦笑)
なにせ一度もスタンディングすることなく、座って楽しめたのですから。
大ファンである彼は、立ち上がって思う存分楽しみたかったようですけれど〜。
今一つ満喫できなかった夫は、コンサート終了後、興奮冷めやらぬうちに
出口でウドー横浜の用意していた別のチケットを買ってました。(笑)
12/17(火)のTOTOの最終公演(@国際フォーラムin有楽町)。
夫につられて、私まで勢いづいてチケットを購入してしまった。(苦笑)
2月の Boys II Men(@武道館)。
夫、12/17の最終公演は、その場の勢いで買ったようです。
しかも1席だけ。
そして買った後にポツリと一言。
「冷静に考えると、その頃は仕事が忙しくて行けるかどうか怪しいんだよなぁ・・・」
オイオイ・・・。(笑)
かくいう私は、武道館って未だに一度も入ったことがないので楽しみです。
というわけで、最近コンサートづいてる我が家なのでした。
開演が遅れて桜木町を出たのは22時過ぎ。
自宅の最寄り駅まで戻ってから、駅前でラーメンを食べてから帰宅。
ふぅ〜、長い一日でした。
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2002年12月03日(火) 父、チュニジアへ旅立つ
朝5時半に目覚めると、外はまだ暗闇。
眠い目をこすりながら準備をして、既に混み始めた東海道線に乗って東京駅に
向い、7時半発の成田エクスプレスを待つホームで母と合流して一路成田へ。
10時40分発のルフトハンザ(LH711)で、父はチュニジアに旅立ちました。
ビジネスクラスで預けられる最大80kgの荷物とともに。
(荷物の中には、仕事で使う書籍の他に衣料品や食料品などが入っています)
それと、先日のお守りと那須旅行の時の写真も一緒に。
かなり早起きして見送りに行った甲斐はあったようで、
父は思いのほか嬉しそうでした。
思えば、海外赴任は初めてではないのに、空港まで見送りに行ったのは
今回が初めてのことです。
前回、インドのデリーに3年赴任することが決まった時は、
私は既に働いていたので、当然ながら仕事で見送りもできず。
カウンターでチェックインをして搭乗手続きまでの余った時間で、
甘いものには目がない父と一緒に甘味処に入って。
前日にも家でお汁粉を食べたそうですが、彼が日本を発つ直前に選んだのは
白玉クリームあんみつ。(苦笑)
今回、父と一緒にチュニジアに向うのは13人。
そのうちの1人は女性です。父よりも年上の68歳。
ずっと百貨店で服飾デザイナーの仕事をしていたという方。
甘味処のお店に居た時、後から彼女と彼女を見送りに来ていた家族が入って
きたのでご挨拶しましたが、とても若々しく父より年上には見えませんでした。
10時過ぎ、当分食べられないあんみつを出発前に食べて満足した父は、
クリスマスツリーが飾られた搭乗手続きのゲートに姿を消しました。
私と母は、その後姿が見えなくなるまで見送ってから、成田を後にしました。
これまで何度も海外に赴いた父です。
今まで足を踏み入れたことがない大陸は南極大陸くらいというほど。
もちろんアフリカ大陸も初めてではありません。
チュニジアは、アフリカの中でも地中海に面していて、イスラム社会とはいえ
温厚派の国で、ヨーロッパから観光客が訪れるリゾート国です。
最近はワールドカップの影響で、日本からの訪問者も増えているそうです。
治安の面で全く安全とは言えませんが、今までパキスタン情勢が悪化した時に
インドに赴任していたこともあるし、何か起こる時は何処にいても(日本でも)
巻き込まれる可能性があるのですから、その点では心配していません。
環境適応力の強い父ですし、私なんかより語学力もあるので、その点でも特に
心配していません。
ただ、今回のチュニジア行きは、会社という組織に属していた時に海外に
赴任したのとは違って、父が一個人として自らの意思で選んだ道です。
誰かに強制されて赴任するというのではなく。
今日は、父の新しい人生の幕開けの日です。父のチャレンジが始まりました。
そんな父を、私は誇らしく思うとともに、遠くからでも応援したい。
だからこそ、仕事を別の日に振り替えてでも見送りに行きたかったのです。
なんだか感慨深い気持ちで見送って、しんみりしてしまいました。
今日のことは一生忘れないような気がします。
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2002年12月02日(月) 古裂のレッスン
古裂のレッスンも年内残り2回となりました。
先月のバックも仕上げていないのに、もう次のバックの製作の始まり。(汗)
製作途中&未完成のバックばかりが増えても仕方がないので、
年末年始とかどこかで一度帳尻を合わせないと大変!
それはさておき、今月はえらく派手なバックを作ります。
黄色い部分は、既製のフェルト地を使っています。
表参道のラ・ドログリーで売っているそうです。
「こんなに鮮やかな黄色?!」というのが正直な第一印象。
出来上がっても持ち歩くことが出来ない気がして、他の色地のものを
買ってこようかと考えています。深く鮮やかな緑とか、ね。
あ、アンティークなデニム生地でも良さそうですね。
ちなみに、お花の模様の古裂(銘仙)は大柄で美しく、自分ではなかなか
見つけられない素材のように思います。
今回は、花の中に全て刺繍を刺しています。刺繍だけでなく、いつものように
スパンコールやビーズも使っていて、かなりゴージャス!
2時間のレッスンで刺繍をしてみても、刺し終わった場所はほんの僅か。
今回はフランス刺繍のステッチの種類も多く、これを2週間後までに
仕上げるのは至難の技だと、その場にいる誰もが感じたことでしょう。
はっきり言って、今年のレッスンの中で一番時間のかかりそうな作品です。
とにかく刺繍する部分(面積)が多いです。(苦笑)
「次回は、バック部分の仕立ての説明をしますが、今回は比較的簡単なので、
説明だけ聞いて帰ってもらって、当日は刺繍の続きを刺してもらっても
いいですよ。各自で調整してください。」
とのお言葉なので、焦らずゆっくりフランス刺繍のおさらい(いや、練習?)
のつもりで刺そうと思います。
たぶん(いや、絶対)2週間では刺し終えません。
自信をもって断言します。<おいおい(汗)
全てを刺し終わってからだと、もとの生地の模様が殆ど分からなくなるので、
今回は刺しながら途中経過の写真も撮ろうかな〜。
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2002年12月01日(日) 今日から12月
月日が経つのは早いもので、今年も残り1ヶ月。
今日は一日、夫と一緒に家の中の片付けをして終わりました。
我が家には北側の玄関の両脇に洋間が2部屋あるのですが、
1部屋がずっと納戸の状態。(汗)
これを整理して寝室にしようと思っています。
春先からゆっくりゆっくり片付けて、ようやく終わりが見えてきました。
もう1つの洋間の方は、私が論文を書いたり夫がパソコンをやったりする
書斎のような部屋になっています。
壁中全てが白い本棚で埋め尽くされているような部屋なのですが、
少し本を整理して夫専用の部屋にしようかと。
私はもう論文を書いたりする生活には戻りませんし、何かと機械系の荷物の
多い夫のため、ワークスペースを作りたいのです。
というわけで、今日は夫の部屋になる部屋の本棚を一部解体して、
そこに、もう片方の部屋で使っていた棚を運びこんでみました。
奥行き45cmくらいの棚。
後日収納ケースを買ってきて引き出し状の棚にします。
その引き出しの中に、パソコンの部品やカメラ関係の荷物を入れる予定。
結構、細々としたものが一杯あるのです。
昼間の夫の頑張りのお陰で、「今日中には終わらないかな?」と思われた
作業だったのに、無事に終わらせることができました。
今日一日でだいぶすっきりした部屋を見て、
「この部屋こんなに広かったんだ」と感心する始末。(苦笑)
今まで床に荷物が散乱していたのが片付いたせいでもあるのですが。(汗)
今日の作業の過程で、夫の部屋から私の荷物(雑誌以外の書籍や解体した
本棚など)はもう一方の洋間に移動したため納戸状態に逆戻り。(苦笑)
これから年内で不要になった書籍や家具を整理します。
これは、殆ど私の荷物ばかりなので、平日に少しずつ片付けてしまおう
と思っています。
<今日の成果>
今まで家中のあちこちに散乱していた夫の荷物が、1箇所にまとまった
というのが嬉しい。(笑) これで彼の荷物の量が目で把握できます。
どう贔屓目に見てあげても、彼の荷物は通常より格段に多いのです。(苦笑)
それを身をもって実感してもらうためにも、今は彼専用の部屋というのが
必要な我が家なのでした。
ゆくゆくは子供部屋として取られてしまう部屋なので、
いつか大々的にモノを捨てざるを得ない日がくるとは思うのですが、
今の時点では好きに使ってもらうのがいいかなと思っています。
できれば・・・ 私専用の部屋も1つ欲しいところですが。
もし、私専用の部屋が作れるとしたら・・・
できれば板間の床がいいなぁ。
そして、そこに今年買った裁縫机を置きます。
あと手芸関係の材料を置く棚を1つと、壁にはポール。
そのポールに出来上がったバックをSフックで吊るすのです。
バタフライ式の裁縫机は、もちろん常時広げたまま。(ブラボー!!)
編み物や刺繍をしたりする時のための一人がけのソファも欲しいし、
BGMを聴くためのコンパクトなオーディオも欲しい。
あとは、寒い冬のためにオイルヒーター。
一人がけのソファでは、たまに昼寝なんかしちゃったりして。
な〜んてことを思い描くのは楽しい作業です。
たとえ現状では適わぬ夢でも。
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