収納計画は人生計画 加藤 ゑみ子 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2003-03
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この本の中に、
「収納は、日々使うものをしまう場所。
使わないまま仕舞い込んだ物は死蔵品という。」
というような趣旨のことが書かれていて、ハッ!としたのです。
効率よく収納したつもりでも、使わないものは死蔵品。
死蔵品と言葉にすると、なんだか響きが悪い気がしたので、
我が家ではデッドストックと言うことにしました。
デッドストック・・・
海外では骨董市などでお宝発見のイメージがありますが、
収納スペースの少ないマンション暮らしの我が家では無用の長物。
これから年末にかけて、とにかく不要なものを取り除いて、
これからもなるべく貯めこまないよう心がけることにしたいです。
ちなみに、この秋に我が家から消えたもの。
(1)息子の服
70サイズまでの肌着類などは、全てカナダの友人宅へ郵送。
カナダでは日本式の肌着が手に入らないという話だったので。
2人目の子供の予定も今のところ無く、仮に2人目が誕生しても
せめて新生児期の肌着くらいは新調してあげたいと思った次第。
白い肌着は、保存中に黄ばむ可能性も大だと思うし。
今月めでたく男児出産し、息子のお古は早々に大活躍とのこと。
めでたし、めでたし。
その他の【貰ったけど着なかった服】などは、近所の保育園の
秋のバザー用品として寄贈。(他に未使用のたこ焼き機など)
(2)使わなくなったモノクロレーザープリンター
大学院在学時代に酷使したプリンターも、最近は使わず。
さて、どうしようかなぁと思案していたところ、
大学テニス部の後輩が部室用に欲しいというので寄贈。
今週末に車で納品?してきます。
(3)各種ベビー用品の返却
同じマンションのSさんから借りていたベビーベットを返却。
友人に借りていた抱っこ紐・哺乳瓶・ベットメリーなどを返却。
どちらも貸していただいて助かった品々。
もちろん綺麗に掃除(或いは洗濯)をしてお返ししました。
ありがとうございました。
他にも色々と処分したのだけど、もう既に覚えてないかも・・・。
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2004年11月20日(土) 久々の一人の時間
ここ数日の曇天&雨模様から一転、朝から快晴の一日。
日中は暖かかくて汗をかくほどでした。コート要らず。
そんな快晴の中、今日は午後から都心に出掛けてきました。
息子は夫とお留守番してもらって、久しぶりに1人で。
なんだかんだと5時間以上。
こんなに息子と離れて過ごしたのは初めてです。
「どうだったかな?泣いて大変だったかな?」とドキドキしながら
帰宅前に電話すると、息子は夕方のお昼寝の最中。
午後の一時を、父親と一緒に昼寝したり、買い物に行ったり、
公園で遊んだり、なんだかとても楽しく過ごせた様子。
飽きずに遊んでもらったせいか、母親が家に居ないことにも気づかず、
夕方の昼寝から目覚めた頃にようやく気づいて泣き出したものの、
ほどなく母親が帰宅したのでギリギリセーフで事無きを得た、
そんな一日だったそうです。ホッ。
夫のお陰で、外出先では実に楽しく充実した一時を過ごせました。
あと、久しぶりにスカート姿にブーツを履きました。
昨年の秋はお腹が大きくて、普通のスカートもブーツもNGだったので、
どちらもほぼ2年ぶりに日の目を見たもの。
普段、息子と一緒の時には身に着けないものなので、久しぶりに
お洒落できたのも嬉しかったなぁ。
それもこれも、夫であるKin-chanのお陰です。
「大丈夫かな?」と心配する私に、「大丈夫だよ」と言ってくれたから
思い切って出掛けていくことができました。
本当に本当に、どうもありがとう。
おまけに、帰宅したら夕飯まで準備してあって感謝感激です。
週明けの火曜は、勤労感謝の日。
今度は私の方から感謝の気持ちをこめて、お休みをプレゼントしたいと
思います。
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2004年11月08日(月) こんな人になりたい
所用で出かけた川崎駅で、素敵な女性に会いました。
年齢は、そう、50歳くらいの方でしょうか。
とても印象的な女性で、「私もこんな風な女性になりたい」と
彼女の後ろ姿を見ながら強く思いました。
彼女との出会いは、駅構内のホームへ降りる階段のそば。
私は用事を済ませて、これから電車に乗って帰ろうとしているところ。
一緒に出かけた息子は、ベビーカーに乗って眠っていました。
折りしも、駅には折り返しの電車が着いたばかり。
階段の脇に邪魔にならないように立ち、階段を上がってくる人の流れが
途切れるのを待ちながら、私は思案していました。
(さて、どうやってホームまで降りようか?)
というのも、ホームに下りるには階段を使うしかないからです。
JR川崎駅には、エレベーターはおろか下りエスカレーターさえありません。
ターミナル駅だというのに。(涙)
いつもなら、息子を抱っこ紐で抱っこしてベビーカーを畳むのですが、
肝心の息子は気持ち良さそうに眠っている。
一瞬「このままベビーカーごと抱えて降りてみようか?」という考えが
頭をかすめました。
階段の上で立ち往生している私を、見るに見かねたでしょうか。
一人の女性が私の側に近づいて来て、なんと一緒にベビーカーを抱え、
階段を降りてホームまで運んでくださったのです。
最初「抱っこするならベビーカーを持つよ」と声をかけて下さった直後、
私が躊躇しているとベビーカーの中を覗き込んで一言。
「あぁ、よく寝ているから起こしたくないのね。じゃあ、一緒に持って
下まで運ぼうか?」と。すごく機転の利く方でした。
しかし、私はそれでも躊躇していました。
「でも、かなり重いので・・・(大丈夫です)」と。
すると、その女性は、すかさず笑顔で一言。
「知ってる。 私も昔ね・・・(笑)」と。
そして、有無を言わさず、あっというまに下まで運んでくださって、
「じゃ、気をつけてね。」と言葉を残し、今降りたばかりの階段を
再び上がって、風のように去って行ったのです。
(あぁ、格好いいなぁ。)
そして、その時になって、ようやく私は気づきました。
彼女は、一度上がってきた階段を、私達のために降りてくれたんだ、と。
なんだか心が熱くなって、私は彼女の後ろ姿に頭を下げていました。
赤ちゃんを連れて外出すると、駅や街中で優しく声をかけてくださる
年配の女性に沢山出会います。とても有難く嬉しいことです。
でも、こんな風に実際に手を貸して下さった方は初めてでした
だから、今日はとてもビックリしました。
彼女の迷いのない行動力と優しさに。
駅の階段を降りる際、ベビーカーを運ぶのを手伝ってもらったことが
一度ならず多々あります。階段を降りる時、正直いつも少し不安な
気持ちなので、運ぶのを助けてもらえると、とてもとても嬉しい。
でも、実際に助けてくれるのは、いつも男性でした。
結構力のいる作業なので、当たり前なのですけれど。
意外に女の人って、困ってる人を見ても、見て見ぬ振りの人が多いのです。
年齢に関係なく。首都圏だからかしら。
いえ、やはり非力で力になれそうにないからってのもあるでしょう。
でも、今日の女性は違いました。
私が今までに街中で見てきた、ごく一般的な?50代女性には全く
当てはまらない。初めてです、あんな女性は。
行動だけでなく、格好や服装、そして仕草なども実に格好いい。
ブランドの服を着ているとか、そういう意味ではなく。
うーん、うまく言えないのですが、とにかく【一目惚れ】です。
私も、あんなふうになりたい、歳を取りたい、と強く思いました。
とはいえ、きっと2度と会うことのない方でしょう。
一期一会の出来事ですが、私にとっては十分にリアルで具体的な目標。
10年以上経って、あんな風になっていたら最高だなぁ。
あんまり嬉しくて、ベビーカーの息子に話しかけた私。
「ねぇねぇ、今すごーく素敵な人が一緒にベビーカーを運んでくれたよ。
○○も見てた?お母さんね、すっごく嬉しかったんだー。」って。
すると、眠っていたはずの息子、しっかり目を開けておりました。
ありゃ。なんだ、だったら躊躇せず抱っこすれば良かったかな。(苦笑)
ところで。
私、割と見知らぬ人に声をかけられやすい方です。たぶん。
助けてもらうこともあるし、道などを聞かれることも多々あり。(笑)
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