昨日・今日・明日
壱カ月|昨日|明日
朝方、激しい風雨で起こされた。夜も明けきらぬのにもう寝られず、結局4時半に起きたことになって、今日は一日眠かった。
得意先に寄って直帰。 帰ってチキンカレーを作る。ジャガイモを大量投入したせいで、ジャガイモのカレー煮みたいになったけど、美味しかった。 音楽を聴きながら料理を作るのが好き。今日のBGMは久々にソウルセット。 『僕らは時におどろくほどのふさわしくないことを口にする、来る日も来る日も万事好調、昨日は本当によく眠れたか?』 ビッケは私の「理想のオトコ」の一人。
夜はビデオで「ニッポン無責任時代」を観る。いつも思うけど私の趣味はバラバラだな。 平均も、私の「理想のオトコ」の一人、かもしれない。
夕刊の文芸時評に保坂和志の「カンバセーションピース」について、関川夏央が 『どこがおもしろいのか、と問われてもうまくいえない。しかしおもしろいのである。日常は平和なままにスリリングにえがかれ得る。』 と書いている。同感。
・購入物:なし
・朝食:目玉焼きトースト、珈琲 昼食:梅うどん 夕食:チキンカレー、トマトとキュウリのサラダ
晴れた一日。休日らしくいつもの通勤道に人の影がない。
一日立ち働き。仕事の後、キシェロフスキの映画を一本観ていこうかと計画していたのだが思いの外疲れていて、映画館でぐっすり睡眠、なんてことになりかねないとあきらめ、真っすぐ帰宅する。
Tのお母さんがジャガイモを大量に送ってきてくださった。この時期のジャガイモが発芽しやすく、放っておくとグロテスクな芽がニョロニョロと成長して気持ち悪い思いをする。何としても早く食べきらなければ。明日からはジャガイモ三昧だ。 Tが頼んでいた本を買ってくれた。 やっと出ました待望の「明治の文学・饗庭篁村」。森銑三の随筆で知ってからぜひ読んでみたかったのだ。数ページめくってみると、思ったよりすらすら読める。オビの言葉どおりだ。ちびちび読も。
FOILは安村崇という人の写真がよい。はげしくノスタルジーをかきたてられる。この人の写真ははじめて見たが、他にはどんな作品があるのだろう。 ・購入物:「明治の文学・饗庭篁村」(筑摩書房) FOIL vol.2「特集・祖先」(リトルモア)
・朝食:ツナトースト、珈琲 昼食:もらったお弁当(鯖の塩焼き、鶏肉のソテー、酢の物など) 夕食:タケノコとしめじのピリ辛炒め、水菜のゴマ和え、トマトとキュウリのサラダ、ご飯
また一週間のはじまり。寝ぼけまなこで新聞を読む。 私の地区ではなかったのでピンとこなかったのだが、選挙だったのだな。あの町長、当選したのか。相変わらずヘンな髪型で。政治家にヘンな髪型の人が多いのは何故だろう。
友人から、占いのことについて携帯電話にメールがきた。いろいろ悩んでいることがあるから占いに行こうと思う、いい占い師知らないか、という内容。 何でも知ってるけど占い師は知らんなあ、と返事しておく。私は占いには全く興味ない。どっちかというと嫌いなほうだ。でも昔々京都で友だちにつきあって一度だけみてもらったことがある。よくあたると評判の人だった、らしい。 その時、「今の彼とは絶対にうまくいきません。全く性格があってませんから。それからあなたはお金には不自由しませんね。経済的には恵まれています」と言われた。他にもなんか言われたが忘れてしまった。 結局、その彼とは見事にうまくいかず、きっぱりと別れた。だからこれは大当たり。でもお金には不自由した。不自由し続けて、今も不自由している。だからこれは大外れ。責任者でてこ〜い。 ことほどさように、当たるも八卦当たらぬも八卦よ。
なんでもいいけど明日は休日出勤だ。どよん。
・購入物:なし
・朝食:すうどん 昼食:お弁当(ひじきの煮付け、山ぶきの煮物、ごはん) 夕食:レタスと豚肉の炒め物、トマトサラダ、冷奴、ご飯
朝、Tが小躍りしているので何かと思ったら、どうやら臨時収入があったらしい。しまいこんでいたジーンズのポケットから千円札が出てきたという。 もとは自分のお金だから収入とはいわないかもしれないがまあよいとして、やった、でかした、これで何か豪遊しようねえと誉めておく。
散歩にでてふらりと立ち寄った古本屋さんで、「本格小説」が上・下巻セットで九百円で売っていた。これはお買い得ではないかそれにほれほれ、例の千円があるじゃないの、とそそのかして買ってもらった。 あちこちの書評で取り上げられていて読んでみたい本だったのでうれしい。
今日は久々によい天気。洗濯物もぱりっとかわいていい気持ちだ。 Tが掃除をしている間、私はひじきと豆の煮つけと山ぶきの煮物をつくった。 山ぶきを料理したのはこれが初めて。どう扱っていいのかまよった末、ゆでて皮をむき、だしとお酒としょうゆで煮てみた。食べてみてもなんかピンとこない。まずくもおいしくもない。Tは、畑の味がするねえ、と言っていた。それっていいことなんだろうか。
朝から寝るまで、家にいるときは和洋、ジャンルまぜこぜにずっと音楽を流していた。今はキリンジの「愛のCoda」が頭をまわっている。いいうた。
・購入物:水村美苗「本格小説上・下」(古書)
・朝、昼食:マーガリンサンドパン、バナナ、ヨーグルト 夕食:ひじきと豆の煮付け、山ぶきの煮物、たこ天ときくらげ天、麦酒、ご飯
国立文楽劇場にて文楽鑑賞。 「妹背山婦女庭訓」、「景事面売り」、「絵本太閤記」、「紙子仕立両面鑑」に三世桐竹勘十郎襲名披露口上があり、朝から晩までじっくり観た。
1部と2部を一日で観るのは初めてで、どんなもんだろ疲れるかしらと思っていたのだが、集中力もとぎれることなく睡魔にも襲われずとりつかれたように舞台に釘付け、満たされた時間だった。 素晴らしい、それしか言いようがない。 後方の席だとわかっていたのにオペラグラスを持っていかなかったのが唯一の悔いだ。 中でも「絵本太閤記」での桐竹勘十郎さんの武智光秀が素晴らしく、いっぺんにファンになってしまった。またこれからの楽しみが増えた。
終演後、ホクホク気分で梅田まででて仕事帰りのTと待ち合わせ。夕食を食べて帰る。 待っている間に本屋さんで新潮文庫の「第一阿房列車」を衝動買い。家にある「阿房列車」、旺文社文庫、福武文庫に続いてこれで3冊目だ。表紙の百鬼園先生をみたらつい手がでてしまった。
・購入物:内田百けん「第一阿房列車」(新潮文庫)
・朝食:トースト、チーズ、りんごジャム、珈琲 昼食:(甘党まえだで。外食)にゅうめん、(幕間に)りんご、マドレーヌ 夕食:(古たんで。外食)菜菜麺、餃子
少し残業。提出した書類の手直しをする。 得意先の担当者というのが、細かく神経質な人で、重箱のすみのそのまたすみの、えっ何ですか?というようなところをついてくるので気をつかう。もう少し「ファジー」な感覚で仕事をしてほしいもんである。 ま、私はちょいとファジーすぎるけど。
帰り、ずうっと持ち歩いていた割引ハガキをつかってCDを2枚買う。 このような割引券やクーポンは後生大事にとっておきすぎて、いざという時に手元になく結局期限切れになって、さようなら〜と捨てる場合が多い。欲がないというか、まあマヌケなのだが。今回は役に立ってよかった。
今日は「寝ながら学べる構造主義」と「メグレと火曜日の朝の訪問者」を読了。フランス現代思想とフランスミステリ。頭の整理がつかないわ。
・購入物:CD UA「空の小屋」、キリンジ「スィートソウル」
・朝食:鮭塩焼、唐揚げ、油揚げとネギの味噌汁、ご飯、漬物 昼食:サツマイモのパン、豆パン、牛乳 夕食:アスパラガスと豚肉の炒め物、サニーレタスの中華風ゴマ和え、ご飯
残業。ひとりで。 ひとりで仕事するのは好き。すごくはかどる。ひたすら黙々と働いたので非常に疲れた。
お腹が空いてクラクラしたので、大好きな石焼きビビンバを食べて帰る。ハフハフ食べる。すこし焦げ目がついたところが特においしい。 私は外食はあまりしない。いくらでたらめでも、見た目が悪くても、自分の作った料理が一番おいしいと思うから。 でも自分がうまく作る自信のないものを外で食べるのは好き。お寿司とかラーメンとか。石焼きビビンバもそのうちのひとつ。でも研究しておいしいのを自分で作ってみたい。
帰ってからはTの夕食とともに、オニオンスライスでビールを飲んだ。 それから池澤夏樹が訳した憲法の本を読む。池澤夏樹はメールマガジンを発信し始めてから、わかりやすく簡潔な文体に徹しているなあと感心する。
・購入物:池澤夏樹「憲法なんて知らないよ」(集英社)
・朝食:きのこハンバーグ、リーフサラダ、ご飯 昼食:セサミサツマイモパン、牛乳 夕食:外食(石焼きビビンバ)
テアトル梅田に「WATARIDORI」を観に行った。 ジャックぺランが監督をしている、くらいの予備知識しかなく、自然系動物ものは説教くさいのも多いからなあ、なんて思っていたくらいで自分でもなぜ観に行こうと思ったかわからない。でも、観てよかった。
何がどうと言うことはない、ただひたすら飛びつづける渡り鳥をひたすらカメラが追った、というドキュメンタリーだ。じゃ「野生の王国」(例えが古い)か、というとそうでもなくて、ここには鳥のあるがままの姿しかない。それが映し出されるだけなのだ。 静かな海、険しい山々、紅葉する木々の間、砂漠、アマゾン、重油にまみれた工場、エッフェル塔、自由の女神、世界貿易センタービルを背景に、ただただ目的地に向かって飛びつづけるだけ。意義も意味もなく「ただ進むだけ、それしかない」渡り鳥。かっこいい…。
映画の前に、本屋さんに寄る。明日店頭に並ぶという本を、それはおかしい東京ではもう買えるはず、と店員につめよって無理やり出してもらった。やっぱり言ってみるもんだ。よかった、よかった。
・購入物:佐藤春夫「退屈読本」上・下(冨山房百科文庫) 坪内祐三「一九七二」(文藝春秋) ・朝食:チキンカツサンド、小かぶのスープ、珈琲 昼食:お弁当(昨日の夕食といっしょ) 夕食:外食、一汁三菜(肉じゃが、鯖のみそ煮、ひじき、小松菜のゴマ和え、ご飯、味噌汁など)
| 2003年04月22日(火) |
悪い人じゃないんだけど |
会議でオーソンウェルズに会う。(先週の日記ご参照ください) 雑談の中で、「嫁さんはパートに行かせてます」とか「飲んで帰っても茶漬けくらいはつくらせますね」とか「今は子育てに専念させてるんでね」などと言う。 なぜアンタに「行かされた」り「つくらされた」り「専念させられ」なければならないの?と「嫁さん」は思わないのか。 私なら思う。召使いじゃあるまいし私が行きたいから行って作りたいから作ってるんだイヤでもそう思おうとしてるんだよって。会議の後にこんな話を聞かされるのも少しげんなりする。 この人は仕事熱心で営業成績も良く上昇志向も強い。きっと出世されるだろう。私の最も苦手とするタイプだ。向こうも多分そう思っている。私はこのてのマッチョ系の男に絶対に好かれない。
夕刊でニーナシモンの訃報を知る。だから夜はずっとニーナシモンを聴いていた。
・購入物:双葉十三郎「外国映画ぼくの500本」(文春新書) 内田樹「寝ながら学べる構造主義」(文春新書) 殿山泰司「ニッポンひとり旅」(ちくま文庫) 正岡容「明治東京風俗語辞典」(ちくま学芸文庫) 田中小実昌「ポロポロ」(中公文庫=古書)
・朝食:トースト、りんごジャム、コーンスープ、珈琲 昼食:お弁当(昨日の夕食と同じ) 夕食:筍と牛肉のたき合わせ、小かぶのスープ煮、大根菜とジャコの佃煮、ご飯
なんということだろうか、カバンに本を入れ忘れて外出してしまった。 電車に乗り込み、さあ読みましょムヒヒヒ、とカバンを開けてもそこに本はなし。あまりの非常事態に激しく狼狽してしまった。眼鏡や財布や化粧ポーチは忘れてもいいけど、本だけはいつどんな時もないと不安なのだ。 仕方がないので隣に座っているおじさまの本を盗み読みする。多分「剣客商売」ではないかと思われる。時代小説はちと苦手だが、この際贅沢は言えません。なんでこんなことになったのかしらん、とほほ。
降りた駅の本屋さんで「波」や「本の話」などのフリーペーパーをもらって、とりあえず「活字」を確保した。我ながら困った性格。性癖というか。
今日は風が冷たく寒い。コタツを片付けたばっかりだっていうのにどうなってんだ。夜はストーブまでつけた。2,3日前は半そでシャツでうろうろしてたのに、変なの。
・購入物:なし
・朝食:きつねうどん 昼食:野菜サンドイッチ、紅茶 夕食:大根と豚肉の煮物、葉ゴボウのきんぴら、大根菜とジャコのつくだ煮、ご飯
一日中、雨が降ったり止んだり降ったり止んだりしていた。それにあわせて傘を閉じたり開いたり閉じたり開いたり、あ〜イライラする。
コタツを片付けて、クッションカバーやスリッパも春夏ものに取り替える。ふたりで家中を掃除。 まったく朝と夜しか家にいないのになんでこんなにゴミがたまるんだろうお金はたまらないのにさあ、と紋切型な愚痴を言いながらせっせと立ち働いていると、Iさんから電話。Iさんは話すのがとてもゆっくりなので、たいした話じゃなくても長電話になる。私は早口でしかも電話嫌いなので、そうなのよそれでねええええ〜、なんてやられるとげんなりしてしまう。
どの書店にもなかった岡崎京子の「ヘルタースケルター」がスーパーマーケットのしょぼい本屋に1冊だけぽろん、とあったので買って早速読んだ。 これまた激しく残酷な「愛と資本主義」の物語なのだなあ。作家というのはたったひとつのことが言いたくて作品をつくるのだな。 作者の手で加筆修正された後再び刊行されるのを、切に待ちたい。
・購入物:岡崎京子「へルタースケルター」(祥伝社)
・朝、昼食:筍の土佐煮、レタスとベーコンのスープ、水菜の漬物、ご飯 夕食:豚キムチ、うるめいわし焼、冷奴、ご飯、麦酒
| 2003年04月19日(土) |
引き続きネコロンデ読書 |
文楽劇場でチケットを購入してから、実家へ。
買ったり、どこかから頂いたりしたらしい大量の筍が茹でてあり、1本もらう。筍の土佐煮ももらう。うちの家族は旬のものが大好きなのだ。 夕食をご馳走になって帰る。雨が降ったり止んだりして、湿度も高く不快な一日。
殿山泰司の影響で今日はミステリ1冊読了。 G・シムノン「メグレと口の固い証人たち」。シムノンの小説は人間心理がていねいに描かれているところと、クールな文体が好き。 これは老舗のビスケット店の当主が殺され、その家族は皆奇妙に口をつぐみ外部からの犯行を主張するが…、という話。奇妙なトリックもなく、素直に楽しめた。
そして「タルコフスキー日記」。大阪での撮影許可申請、女優の手配、「ルブリョフ」の公開への交渉や借金の返済、家の建て替えまでタルコフスキーは迷い、悩み、怒り続ける。例えば家族に対するこんな描写。 『ずいぶん長い間父に会っていない。会わなくなればなるほど、行くのが億劫で恐ろしくなる。私は親にたいして明らかにコンプレックスがある。親といると、自分が大人のような気がしないのだ。(略)両親を非常に愛しているのだが、一緒にいるといつも落ち着かないし、同等の立場にはないと思ってしまう。』 またタルコフスキーの父が言った言葉。 『父がこう言った(どんなきっかけで言ったのかは重要ではない。) 「善は受動的で、悪は能動的だ。」』
夜、テレビでやっていた「ロビン・フッド」を20分くらいみた。実につまらない、退屈な映画だ。
・購入物:なし
・朝食:チーズトースト、ハムエッグ、珈琲 昼食:ちらし寿司 夕食:実家で。エビフライ、ヒレカツ、野菜サラダ、アサリの味噌汁、ご飯、麦酒
残業したおかげでいろいろ予定していたことができなくなり、ふてくされてぶらぶら帰宅。今日も暑かった。
何にもする気がしないので、ゴロンと寝ころび読書をする。殿山泰司の「三文役者の待ち時間」をヒヒヒと読了。 読んだミステリの報告が中心で、本文中に挙がっているミステリはシムノンやチャンドラー以外は見事に読んだことがなくて、もっとも私の苦手とするジャンルなのだけど、泰ちゃんの本をこんなに面白く読めるのはなんでだろ。
『──店主の熊サンがオレ用の薄いカンパリソーダを作りながら、田中の小実さんはドイツへ行ってるよ、というのでびっくり、ドイツとは珍しいなア何か目的があって行ったのか?ときいたら、あのヒトはいつも何か目的があってドコか行くのか?と反対にきかれた──。』(P269) なんてところがスゴク好きなんだ。
引き続き「タルコフスキー日記」も読む。 『生きることには、もちろんどんな意味もない。意味があったら人間は自由でなくなる。意味の奴隷になり、人間の生はまったく別の、新しいカテゴリー、奴隷のカテゴリーによって形づくられることになる。』(P45)
本を読んでいるとまたたく間に時間が過ぎてしまう。ヒーコーを飲んで寝ました。
・購入物:石井桃子「迷子の天使」(角川文庫) 中上健次「破壊せよ、とアイラーは言った」(集英社文庫) いずれも古書 ・朝食:カレースパゲティ、珈琲、バナナ 昼食:レーズンパン、ヨーグルト、バナナ 夕食:牛肉とネギの炒め物、中華風レタスサラダ、とろろかけご飯
暑い。もう夏なのか?
ジャガイモをごろごろ入れたカレーを食べながら「動物のお医者さん」を観た。 江守徹がツバを飛ばしてがんばっていた。 こんな「ドラマのないドラマ」が皆々さまに受け入れられるのかどうか知らないが、私はなかなかいいと思う。原作が好きだから。 「エースをねらえ」も「じゃりん子チエ」も実家においたままだけど、「動物のお医者さん」は引越しの時、全巻持ってきた唯一のマンガなのだ。
ラストに荒井由実のカバー曲が流れていた。また古い曲をさがしてきたもんだ。「朝日の中で微笑んで」はアルバム「14番目の月」に収録されていて、私は「さよならのゆくえ」が一番好きだった。ちょいと暗いけど。
「文壇アイドル論」、最後まで読んだ。田中康夫の章も力作で、面白かった。
・購入物:なし
・朝食:クロワッサントースト、珈琲 昼食:百貨店で買ったお弁当(焼き魚、つくね、千切り大根などいろいろ。卵焼きは信じられないほどおいしくなかった) 夕食:新じゃがいものチキンカレー、レタスとトマトのサラダ
帰りにTと待ち合わせ、図書館へ行った。貸し出し本は、 タルコフスキー「タルコフスキー日記1、2」「映像のポエジア」、斉藤美奈子「文壇アイドル論」、樋口覚「雑音考」、常盤新平「山の上ホテル」、鈴木一誌「画面の誕生」、西井一夫「写真編集者」「写真的記憶」の9冊。
今日はいつになく新しい本ばかり借りた。それはいいとして、読めるのか?ゴールデンウィーク後まで借りられるので、まあ大丈夫だろう。
帰宅後「文壇アイドル論」を3分の2ほど読んだ。今までのところでは、「林真理子・シンデレラガールの憂鬱」の章が面白かった。 自分の欲しいものを得るためがんばってきた人は、それを手に入れてしまった後、どうなるのだろう。 林真理子の小説は、かなり初期作品(題名は忘れた)を大昔に2,3冊読んだけれど、「欲しいものを手に入れてしまった」女のさみしさが描かれていてなかなか良かった。しかし最近は歴史小説などに力をいれていて評価も高く、数々の賞もとっておられるらしい。ふうん。なぜか少し残念だ。
・購入物:伊藤整「文学と人間」(角川新書) 小山清編「太宰治の手紙」(河出新書) 戸板康二「すばらしいセリフ」(ちくま文庫) 池田弥三郎「私の食物誌」(新潮文庫) 暮しの手帖1世紀96号「戦争中の暮しの記録」 すべて古書
・朝食:メロンパン、珈琲 昼食:おにぎり(かつお、いかなご) 夕食:北極星にて外食(キノコオムライス、サラダ、串カツ、から揚げ、麦酒)
久しぶりに会議。 ある営業部長の「語尾上げしゃべり」が気にかかって仕方がない。嫌いな人ではないんだけど、「語尾上げ」は止めて欲しい。話に集中できないから。 この人は「上海からきた女」のオーソンウェルズに似ている、と思うのだがまだ誰にも言ったことはない。
いつもパラパラと眺めておいしそうな箇所を探して読むだけだった、金井美恵子「待つこと、忘れること?」を通読した。文章もさることながら、本作りへのこだわりにはいつも感動する。 なんだかんだ言っても「石けん」が一番使い勝手がよい、という箇所に大いに肯き、トマトとバジルのパスタが食べたくなり、ルノワールの映画をスクリーンで観たくなった。
・購入物:なし
・朝食:トースト、ツナリーフサラダ、ゆで卵、バナナ、チャイ 昼食:喫茶店でランチ(ペペロンチーノ、野菜サラダ、珈琲) 夕食:青梗菜とニラの中華風炒め、冷や奴、ネギと卵の味噌汁、ご飯
雨が降りそうだったので、急いで帰る。結局朝まで雨は降らなかった。
毎週月曜恒例の宅配野菜の話題。今日もレタスが入っていた。ふつうのレタスが1つとサニーレタスが2つも。とほほ。そこで私が考案したレシピ。 鍋に湯をわかしサニーレタスをさっと茹でて水にとる。ぎゅっとしぼり食べやすい大きさに切って、醤油、豆板醤、ごま油、砂糖少し、それにすりごまをたっぷり入れて、わしわしと和える。 これがなかなかおいしいのだ!やった、これでレタス地獄に一筋の光がみえた気がする。おろしにんにくやモヤシ、蒸し鶏など加えても良いかもしれません。
Tが村上春樹訳の「キャッチヤー・イン・ザ・ライ」をいつの間にか買って来て読んでいる。面白い?と聞くと「ちょっと青くさいけど、まあ楽しめないこともない」と言う。 「ライ麦畑でつかまえて」は確か10数年前に読んだけど、内容はきれいさっぱりつんつるてんに忘れてしまっているので、私も「まあ楽しめないこともない」だろうか。しかし読むのに気後れがするのは何故だろう。
・購入物:なし
・朝食:メロンパン、珈琲 昼食:鰹おにぎり、ミニきつねうどん 夕食;鮭塩焼き、椎茸と人参と豆腐の味噌汁、サニーレタスの中華風サラダ、ご飯
母と造幣局の通り抜けに行く。快晴の日曜日だけあって、午前中でもすごい人出。晴れているのはいいが暑い。汗をかきながらの桜見物となった。
まだ咲ききっていないものもあるけど、おおかたの桜が満開。ピンクばかりの中で、黄色にグレーを混ぜたような色の「鬱金」(うこんと読む。すごい名前)という桜がきれいだった。 「造幣せんべい」というのを母に買ってもらった。1円玉や10円玉がせんべいになっている。なんでも商売、桜も商売だ。
その後ホテルで昼ご飯を食べ、少し大阪見物をして母は京都へ帰り、私は自宅へ帰った。
夕飯は手抜き。お寿司を買ってきて、冷蔵庫にあった材料で適当につまみをつくり、「新・日曜美術館」を観ながら麦酒を飲んだ。
・購入物:森まゆみ「昭和ジュークボックス」(旬報社) 2002年ソウルスタイルその後「普通の生活」(INAX出版)
・朝食:レーズンパン、珈琲 昼食:外食(鰻丼、赤だし、抹茶アイス) 夕食:巻き寿司、稲荷寿司、野菜炒め、イカフライ、麦酒
2,3日前から歯が痛かった。家で痛みをうったえているとTが、 「確か洲之内徹の随筆に顔が変形してきた人がでてきて、名医といわれる人に診てもらったら歯肉が腐っていた、というのがあったけどそれちゃうか」 としれっとした顔で言うので恐怖におののいていたのだが、今日はなんともない。 歯の痛みが急におさまるなどということが本当にあるのか知らないが、まあ良かったことにしておこう。
母と出かける約束をしていたのだが、雨模様のため明日に順延。一日ぽっかり時間が空いた。 散歩がてら映画館に「WATARIDORI」の前売券を買いに行き、フランス直輸入の特製カードを貰う。一枚一枚に鳥の絵があり説明がフランス語で書いてあるカードが24枚入っている。眺めているだけで楽しい。
午後からは雨も止んだので、心斎橋から梅田までいろいろ寄り道しながらひとりでお散歩。途中で古本を一冊買い、おいしそうなパン屋さんでクリームチーズサンドウイッチを買って公園で食べたりした。
夜はラジオを聴きながら、いろいろ読書。金井美恵子、大岡昇平、チェーホフなど気のむくまま夜更けまで読みふける。
・購入物:大村しげ「京の手づくり」(講談社文庫=古書)
・朝食:カレーパン、サツマイモ、珈琲 昼食:クリームチーズサンドイッチ、ミルクティ 夕食:外食(中華丼、スープ)
| 2003年04月11日(金) |
見たか聞いたか、聞いたか見たか |
えらい番組を発見してしまった。サンテレビ放送、その名も「虎辞書なる!!」。すごいセンス。 ありし日の阪神戦の実況中継をほとんど「そっくりそのまま」放送する、というもの。今日は82年8月24日のヤクルト戦、掛布が1000本安打、1イニングに2本塁打を放った試合をやっていた。 テレビをつけたら、掛布がサードを守っていたので何が起きたかと思った。ゴールデンタイムに流すか、とびっくりだが、余計なタレントも出てこず、番組終わりにアナウンサー(みたいな人)がちろっと話して終わるシンプルな作りは好感がもてる。ラッキーゾーンのある甲子園も懐かしく、観客のファッションも適当にダサくて新鮮だった。真弓のカッコ良さには全くほれぼれした。
思わず興奮してしまったが、実際に行われていた今日の巨人戦については一切何も書くまい。
仕事でいろいろとくさくさすることがあったので、気力回復のためまた本屋へ行った。今日はジュンク堂大阪本店。前から読みたかった本を買って、しこたま立ち読みしたら、もう何に腹を立てていたのか思い出すこともできない、単純な私。
夜はビデオでマキノ雅弘監督「鴛鴦歌合戦」を観る。 何度観ても素晴らしい。涙がでるほど素晴らしい。昭和14年にこんな映画が撮られたことは本当に奇跡だ。
・購入物:山田稔「北園町九十三番地ー天野忠さんのこと」(編集工房ノア) 小泉義之「レヴィナス」(NHK出版)
・朝食:カツサンド、トマトとセロリのスープ 昼食:梅うどん、筍ご飯おにぎり 夕食:鰯の生姜煮、肉だんご、ゆでレタス、玉ねぎの味噌汁、ご飯
帰り、本屋さんへ寄った。 新刊の「新潮新書」を手にとる。紙の匂いが、昔々使っていた「代々木ライブラリー」から出ている問題集と同じだ。懐かしい。一冊買う。
立ち読みしていた中年一歩手前の男二人連れが、週刊誌を見ながらどちらの出身高校が、東大京大に多く合格者を出しているか競い合っていた。 なんていうか、バカではないだろうか。
帰宅して夕食の支度。セロリの筋をとっていると、セールスが来た。リフォームがどうたらこうたらと言うので断ると、ではせめてトイレを借りたいと言い出す。頭にきたので、うちトイレないんです、というと妙な顔をして帰っていった。二度と来るな。
・購入物:本=杉浦茂「少年児雷也2」「少年西遊記2」(河出文庫) 坪内祐三「新書百冊」(新潮新書) ジム・トンプスン「深夜のベルボーイ」(扶桑社) 桂米朝コレクション5「怪異霊験」(ちくま文庫) CD=JonHendricks「TELL ME THE TRUTH」
・朝食:クロワッサン、珈琲 昼食:ミックスサンドウィッチ 夕食:チキンステーキのパセリソース添え、トマトとセロリのスープ、ご飯
年明けに予告編をチェックしてから約3ヶ月、やっとこさ「ボーリングフォーコロンバイン」を観た。ホントにやっとだよ。 話題作とはいえ、すごい観客。今日は立ち見の人もたくさんいた。 印象的だったのは、ひっくりかえってもドキュメンタリー映画なんか観ないような女性(中くらいの偏差値の大学を出て、オーストラリアあたりに短期留学し、江國香織を愛読して、アフタヌーンティでマグカップを買っていそうな人)が多かったこと。よくぞここまで浸透したものだ。 映画を観終わって私も当然、ああでもないこうでもないと考え続けたわけだけど、こういったことがマイケルムーアの目的だったとしたら見事に成功したということになる。 マイケルムーアは原一男を尊敬しているとか。なるほど、追求するテーマは違えど同じものは感じる。
帰宅後、ビデオに撮っておいたUAが進行役をつとめる「ドレミノテレビ」を観た。これはなかなかよかった! UAが歌う「森のくまさん」「たのしいね」「はるがきた」などの歌が聞けるのもいいし、出演している子ども達の国籍もばらばらで、独創的に踊るのもよい。 このままいけば「うみ」とか「赤とんぼ」とか、ひいては私の大好きな「雨降りお月さん」とか「月の砂漠」なんかも歌うのかな!毎週チェックせねばなるまい。
・購入物:なし
・朝食:フランスパン、コーンスープ、サラダ、珈琲 昼食:お弁当(ほうれん草のおひたし、ソーセージ、ゆで玉子、ご飯) 夕食:外食(マーボー豆腐、豚汁、ご飯)
雨降り。風も強く、桜もこれで散ってしまうだろう。夕方には雨も止んで晴れてきた。
今日は川口松太郎「人情馬鹿物語」を第10章まで読んだ。自分のために店の金を横領した男の釈放に駈けまわる遊女、逢った翌日は必ず負ける力士を思い自ら身をひく芸者、才能のある作家の将来を考え結婚をあきらめる寿司屋の女将、など「え、ええ話やなあ〜」と涙する短編が12編収録されている。 関係にしがみつきたがる男に対して、女は常に将来をみて相手の幸せ、ひいては自分の幸せを冷静に考える。そしてあとくされのないようにきっぱり別れる。女は賢い、と思わせるようにもっていくけど、これって男に都合のいい女の描き方なんじゃないの。会話のテンポや文体のリズムは好きだけど、なんかひっかかるぞ。
夜はビデオで「セプテンバー11」を途中まで見た。
・購入物:なし
・朝食:トースト、ハンバーグ、野菜サラダ、珈琲 昼食:ぶっかけそうめん、ちりめん大根葉おにぎり 夕食:まぐろ山かけ、ほうれん草のゴマ和え、レタスとソーセージのスープ、そば茶ご飯
朝方みた夢。 よく行く古本屋の店主に、君ねえお菓子食べすぎ!お菓子ばっかり食べて何考えてんのヒマがあったらお菓子食べてるやん、と店先でひどく怒られる夢。 目覚めが悪い。私は現実世界ではほとんどお菓子は食べないのに。 おかげで支度に時間がかかり、朝食を抜くはめに。
仕事で面倒なことが発生し、残業。 帰宅して宅配野菜の整理。野菜セットにまたレタスがはいっていた。サニーレタスとただのレタス、これで4週連続だ。ウサギじゃないんだから、葉っぱばっかり食べられないよう。 今日はそんなこんなで終始サエナイ一日。
夜、「文藝」に掲載の長島宥「センスなし」を読んだ。この人の小説を読んだのは初めて。言わんとするところはわかるけど、なんか胸にうったえてくるものが弱いような。 聖飢魔�兇梁腑侫.鵑任修譴鮓悗蠅忙廚辰討い燭呂困亮膺邑�の友人が、ちょっと好きな年下の男の子に「どんな音楽聴くの?」と聞かれ本当のことを言えなかった、というくだりは身につまされた。
・購入物:なし
・朝食:珈琲 昼食:鮭おにぎり、コロッケ、ミニどんべえ 夕食:豚ときのこのピリ辛炒め、新じゃがいものサラダ、白飯
晴れた。うれしい。布団を干し、洗濯物をたくさん干す。 家事の中で一番好きなのが、洗濯物を干すこと。とりこむのも好き。気持ちが清々する。
今日は少し念入りに掃除。Tがフローリングの拭き掃除や、各種フリーペーパーの整理(ふたりして紙フェチなので、映画館や書店、喫茶店や雑貨店などでとにかくたくさんもらってくる)をしてくれたので、かなりすっきりした。 私はトイレとキッチンを主に掃除した。 花見に行こうと近所の公園に出かけたが、とにかくすごい人で、なんだかやいやいと喧しいので、一気に気持ちが萎えた。 仕方ないので、住宅街の中にあるホントに小さな公園の桜をながめて、ほっこりする。これで十分。今年の桜は楽しんだ。
その後千林で古本めぐりをして、「中島敦父から子への南洋だより」を半額で見つけた。欲しかったけど新刊ではちょっと高くて、古本屋さんで出会うのを待っていた本。嬉しい。 少しひもといてみただけでも、中島敦の子を思う気持ちが心にしみる。
今朝、テレビで「鉄腕アトム」をみた。なんでテーマソングが「空を越えて〜」ってやつじゃないんですか?どこかのアイドルが歌い直してもいいから、あれを使って欲しかったぞ。
・購入物:川村湊編「中島敦父から子への南洋だより」(集英社) 笠原美智子「写真、時代に抗するもの」(青弓社) 「正宗白鳥集」現代文学大系(筑摩書房) すべて古書
・朝、昼食:バタートースト、チーズ、ツナサラダ、目玉焼、珈琲、プリン 夕食:(外食、イスタンブールにて)エビトルコライス
選挙カーからの候補者連呼で起こされた。「手を振ってのご声援ありがとうございます」とかさ、もう止めたら?
一心寺シアターでの「オダサク映画祭」に行って、五所平之助監督「螢火」を観た。 織田作之助は私の読書人生に少なからず影響を与え、文楽へ導いてくれた作家だ。この映画は「螢」(ちくま文庫「聴雨・螢」収録)が原作。 「螢」の書き出しは、
『登勢は一人娘である。弟や妹のないのが寂しく、生んで下さいとせがんでも、そのたび母の耳を赤くさせながら、何年かたち十四歳に母は五十一で思いがけず妊った。母はまた赤くなり、そして女の子を産んだがその代わり母はとられた。すぐ乳母を雇い入れたところ、折柄乳母はかぜけがあり、それがうつったのか赤児は生まれて十日目に死んだ。父親は傷心のあまりそれから半年たたぬ内になくなった。』
で、これでぐっと読者をつかまえ一気に結末まで連れていくという、物語を読む醍醐味が味わえる短編だ。 登勢は、度重なる不幸から、自分の行く末について「あらかじめ諦めておく」習性がつく。この後、寺田屋へ嫁にゆき店の大黒柱となり、やがて坂本龍馬をかくまうことになるのだが、人生のあらゆる局面でこの諦観が顔を出し、登勢の人生を良いようにも悪いようにも導いていく。 原作ではここが私の胸をうったのだが、映画ではその描写が弱いような印象があった。 淡島千景は熱演だったし、伴淳三郎も沢村貞子も良くて、全体的には満足だったけれども。
この映画を観るにあたり、2、3編織田作之助を読み返してみて、文のリズム、簡潔な描写やたたみかけるような物語の進行など、やっぱりすごいなあと思う。ちょっと早死にすぎるよな。
今月号の「新潮」に山田稔の短編が掲載されている!うれしい〜大切に読もう。
・購入物:「新潮」2003年5月号 「文藝」特集=保坂和志2003年夏号
・朝食:メロンパン、珈琲 昼食:食べなかった 夕食:外食、ごはん屋にて鶏おろし定食(千切大根の煮付、味噌汁、漬物付)
眼鏡を持って外出するの忘れた。おかげで今日一日世界がぼやけていた。 目が見えなくては何にもできないので、まっすぐ帰宅。とろとろと夕食の支度をする。
悲しき知らせ。ネットで注文していた古本、タルコフスキー著「映像のポエジア」が在庫なしというメールが来ていた。めちゃめちゃ楽しみにしていたのだが、残念無念。また地道に探さねば。 先月映画館で「ノスタルジア」を観てからというもの、ふとした拍子にタルコフスキーの映画のことを考えている。今日のような雨の日は特に。 ずっと以前にタルコフスキーを取り上げたNHK「ドキュメント地球時間」のビデオが出てきたので観た。 私が小説でも映画でも、「ストーリー」のあるものがだんだんしんどくなってきたのは、タルコフスキーの映画に出会ったせいかもしれない、と気づいた。 例えば風や水や木や火が、どういう意味があって何を示唆しているのか一切説明はない。観客が自ら考え続けるしかない。ひとり放り出されて誠に心細い。でも、それがいいんだなあ。「わからない」というのはおもしろい。答えはひとつしかない、なんて窮屈すぎて私には耐えられない。
スタート時から毎日楽しみに読んできた新聞小説、奥泉光「新・地底旅行」、だんだん佳境に入ってきたなあ。楽しみ、楽しみ。 ストーリーのあるものはどうのこうの、なんて言ってても、やっぱり良いものはおもしろいのだ。矛盾してるかな?
・購入物:とくになし
・朝食:卵トースト、シュガーツイスト、珈琲 昼食:お弁当(春巻き、カボチャ煮付、蛸の煮物、卵焼きなど) 夕食:親子どんぶり、カリフラワーのサラダ、豆腐と揚げの味噌汁、玄米ご飯
サクラサク。今が盛りかな。 しかし、桜の下で騒ぎ、わめいている花見客をなんとかできないものかね。酔っぱらいも多いし。 酒を2合や3合呑んだくらいで酔うな!お酒に弱い人キライ。
懲りずに阪神百貨店へ。今日はちゃんと買い物をした。 レシピエで紅茶(モヒーマ、テオレ)、ハマヤで珈琲、伊藤園で玄米茶、エシレバターとゴマドレッシング。 見事に食料、しかも嗜好品ばかり。お金もないのにバカみたい。 百貨店から出ると、目の前に長蛇の列。マルビルから御堂筋まで続いていて大半が女性。なんで並んでるんです?と聞くと、ホットペッパー(情報誌、念のため)についていたクーポン券でバッグをもらうのだとか。 どんなありがたいバッグかしらんが、これだけの人に渡すのだからたいして上等でもないだろう。マーケティングだとしても、街灯に群がる虫のようにこれだけわらわら集まってくればやり甲斐もあるな。
夜、テレビで「アンタッチャブル」を観る。輝いていたころのケビンコスナー。この映画一体何回観ただろ、もうセリフも覚えてるぞ。 今回発見したこと。アルカポネの雇っている殺し屋が爆笑問題太田に似ている。
Tが頼んでいた本を買って来てくれた。どれもこれも読みたいものばかり。明けても暮れても本を読んでいたいなあ。
・購入物:「考える人」春号 「大阪人」特集・人形 「東京人」特集・東京なつかし風景 小林信彦「テレビの黄金時代」文芸春秋 ルイ・カストロ、国安真奈訳「パジャマを着た神様〜ボサノヴァの歴史外伝」 ・朝食:珈琲 昼食:お弁当(クロワッサントースト、トマト、ゆで卵) 夕食:豚と玉ねぎの和風炒め、温野菜のサラダ、玄米ご飯
割引ハガキを持っていたので、阪神百貨店内のブリーズへCDを買いに行った。が、目当てのものが一枚も在庫がなく、しょんぼり。また出直すことにする。
地下の食料品売り場で、さまざまなお惣菜をながめて歩いて、夕食のメニューを考える。私はいわゆる「デパ地下」では滅多に買い物はせずメニューのヒントだけをもらうという、デパート関係者から飛び蹴りされそうなことをする。 店内ひとまわりして、バスで帰った。
朝、レスリーチャンが亡くなったと新聞で知って、びっくりした。 彼の出演作品は数年前に「さらばわが愛」だけしか観たことがなくて、香港映画にも疎いのでよく存じ上げないけれど、日本でも人気のある役者さんであることは知っていた。ファンの方の心境はいかばかりだろう。ファン以外の人にはあんまりわかってもらえないのだが、好きなアーティストが亡くなるのは、ちょっと自分でもどうしていいかわからないほどショックなものだ。じっとひとりで哀悼するしかない。 ご冥福をお祈りします。
・購入物:とくになし
・朝食:チーズトースト、珈琲 昼食:ぶっかけそうめん、鶏ゴボウおにぎり 夕食:サンマの蒲焼、菊菜の和え物、トマト、エビワンタンスープ、玄米ご飯
夕方からしょぼくれた雨。暖かいなあ、と思ったらもう4月か。時のたつのは早いのう。
回転寿司をちょいちょいとつまんで、映画館へ。 今日はクローネンバーグ監督の新作「スパイダー」を観た。
心を病んだレイフ・ファインズ演じる主人公が、故郷の町で少年時代の現実とも妄想ともつかない、母をめぐる「ある事件」の回想をはじめる、というようなストーリー。 謎だらけ、とか言われていたけど、話としてはわりとわかりやすい。でも「クローネンバーグ的」なものを期待すると裏切られるかもしれない。「蜘蛛」といっても比喩的な部分だし。意外と小品だった。 ミランダ・リチャードソンの曲者ぶりはなかなかよかった。
しかし上映前の予告編の中に、ただのひとつも「次これ観たい!」という映画がないのはどういうわけだ。 CGを思いっきり使った、音が大きいだけの映画はいい加減うんざり。宇宙とかエイリアンとか地球崩壊とか、涙涙の感動巨編とかどうでもいいわそんなこと。短い予告編だけでも疲れる。
書店で「図書」と「一冊の本」をもらって帰る。
・購入物:なし
・朝食:玉ねぎと葱の味噌汁 昼食:かつおのおにぎり、ナスの味噌汁(インスタント) 夕食:外食(回転寿司6皿、赤だし)
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