2003年09月19日(金) |
留学日記:ハリケーンは無事去って |
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White Dog Cafe前で。
ハリケーン・イザベルは激しい雨風を連れてきたが、一晩暴れて無事去った。起床すると、ブラインドの隙間から眩しい朝陽が差していた。
ハードなCorporationsの授業も無事終わり、待ちに待った週末である。今週も何とかsurviveできた。
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学校の傍のコンピュータショップでDreamweaver MX2004やFireworks、Flashの最新版が入ったMacromedia Studio MX2004を購入。プレスリリースを見て、入荷されたら即座に入手しようと思っていたものだ。Educational Versionで買える学生はこんなときは有利だ。早速インストールする。
インターフェイスが工夫されていて操作感は快適である。かなり以前から、時間ができたら試そうと思っていたスクリプトをいくつか組み込む。改造したのは、websiteの二つある入り口のうちの一つ。まあ、悪くない。
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今夜は、Kimmel CenterでWynton Marsalisのジャズコンサート。昨晩、ハリケーンの暴風の中、チケットを購入した。一緒に行く予定のLLMの友人たちが気に入ってくれればよいが。
2003年09月17日(水) |
留学日記:Jargon禁止/秋空 |
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Rittenhouse sq.近辺
秋晴れの一日。嵐が近づいてきているらしいが、無風。雲ひとつなく、しかも涼しい。
ここ二日間、Legal WritingのクラスのアサインメントでInformalなClient Letterを書いている。類似の事案を挙げつつ、大まかな結論を導くというものである。ただし、全く法律知識を持たない依頼人に説明するという設定で、Legal Jargonの使用は禁じられており、素人に判るように簡潔に日常の用語を使って説明しなければならない。Opinionに近いLetterならいくらでも日本で書いたが、簡潔に、しかもパラフレーズして書くというのは意外に骨の折れる作業である。時間ばかり掛けてしまう。図書館で閉館まで粘る。日が暮れるのも早くなった。
2003年09月15日(月) |
留学日記:CyberCrimeの授業で |
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ロースクール中庭。ここにはリスも出没する。
CyberCrimeのクラス。このクラスは、サイバー犯罪について元連邦検察官の女性の教授と現役の男性の教授の二人組みが、学生とディスカッションをするというセミナー形式の授業である。
今回は、Computer Fraund and Abuse Act(18 U.S.C. §1080)を取り上げた。日本の不正アクセス禁止法は、明確な定義を持っており、殆ど疑義なく運用できるが、こちらでは、アクセスの定義自体がまず問題になり、さらに、アクセスがIntentionally又はKnowinglyであるかという点が問題になる。また、Damageの金額によっては適用除外となる場合もある。法的な論点の宝庫といえる。辞書攻撃やPort Scanについて、どのように考えるべきかなど、ディスカッションは実に面白い。しかし、準備は大変である。未公刊のケースブックを100ページ近く読み込んでいかなければならないのだ。セミナーなので、積極的に意味のある発言をしないと点数が付かない。月曜日は憂鬱である。
2003年09月11日(木) |
留学日記:911/水難 |
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911の二周年。
個人的には水難の一日。風邪を引いたり疲労がたまったりしていたためか、図書室で飲んでいたミネラルウォーターのペットボトルをうっかりノートPCと一緒に鞄に入れてしまったのだ。これが事件の始まり。
図書室から教室に着くまでのわずか3分くらいの間に、ペットボトルが破損していたらしく、水漏れを起こしていたことが判明。それも鞄の中に溜まるくらいの量。当然ノートPCは水に浸かった状態であった。
慌ててすぐに水を切ったが、鞄の下の側になっていた左サイド5分の1くらいは、明らかに水を被っている。バックアップは取ってあるものの、アプリケーション類をどうすべきか、失われた設定をまた戻すのにどのくらいかかるか、また予備のノートPCは持ってきているが、Let’s Noteをネット上で購入し送ってもらうのに何日かかるか、などと考え事をしていたために授業が手に付かない。とりあえずショートを防ぐためにバッテリを外す。その後、今日の授業と早期対処によるPC回復の可能性とを秤に掛け、後者を選択。途中退出して太陽光線の当たる場所で乾燥させることにする。
事故直前のノートPC。このペットボトルが災厄の原因。
半ば意気消沈しつつ、友人たちとメキシカン料理の店で昼食。その後、またノートを乾燥させる。幸い、秋のフィラデルフィアには珍しく快晴で、陽射しは強い。そういえば、911も雲ひとつない秋晴れだった。十分乾いたことを確認したのち、休止状態から完全なシャットダウンに変更するため、一か八かで立ち上げてみる。すると、意外にもWindows XP Proがしっかり立ち上がる。しかし液晶画面はかなり損傷を受けている。タッチパッドも利かないときがある。場合によっては分解が必要かもしれない、と覚悟する。無事シャットダウンし、バッテリを再び外す。
いずれにしても、数日掛けてしっかり乾燥させる必要がある。内部に水が入っていると、使用しているうちにショートを起こしたり、キーが利かなくなったりすることもあると聞いている。ただでさえ勉強の負担が大きいこの時期に、ここでノートPCが使えなくなる事態はできるだけ避けたい。しばらくはノートPCの使用を控えたほうがよいだろう。
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その後、Whartonのセミナーに出席。日本人Wharton生の企画によるもので、日本のベンチャーキャピタルの現状と題するもの。その後の飲み会で、様々な興味深いお話を色々な方から伺う。Whartonは全米トップと言われるビジネススクールだが、日本人の入学者数はここ数年激減しているらしい。セレクションの際、相当バイアスが掛かっているとのこと。日本の市場がそれほどにまで魅力を失っているということだ。
2003年09月05日(金) |
留学日記:Whartonの友人 |
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11th & Walnut St.
Whartonに留学中の同期及びその友人とセンターシティで食事。Whartonでは、科目登録はオークション形式であるという。予め与えられたポイントをめぐって市場が形成され、上手く売り抜けるとポイントが稼げるため、人気の科目の登録がしやすくなるという方式。4000ポイントしか最初は与えられないのに、既に7000ポイントくらいまで高騰している授業があるとのこと。ここでも競争を勝ち抜いた勝ち組だけが優遇される。こうやって市場原理を最初から体感する仕組みになっているようだ。
弁護士は、こういったものに疎い人が多いように思える。職人的な矜持を重んじるあまり、ビジネスの側面は弁護士が関与すべきではないと敬して遠ざける傾向があるのかもしれない。私もそうだ。仕事の面白さにはこだわるが、そのビジネスからどういった形で収益を上げるかということには余りこだわりがない。が、同じ事務所の同期であるその友人は、日本でMBAの課程に参加していることもあり、すっかり思考様式がビジネスの人間のそれになっている。自分のやっている分野がprofitableなものではないことを実感している身としては、彼らから学ぶべきところは多い。
二人を家に招きいれ、束の間酒を飲んだのち、見送る。今夜は南米から来たLLMの同期がパーティをやっているということだったが、風邪の初期症状を感じているため、身体を労わることにする。
2003年09月04日(木) |
留学日記:Corporations第2週 |
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フィリーの朝
Corporationsももう4回目の授業。Limited Partnership法制。次回辺り指名されるかもしれない。
Gateway Potato Sales v. G.B. Investment Co. -RULPA Section 303-"substantially the same as" general partnership In re USA Cafe, L.P. litigation -If a limited partnership has a corporate general partner, its officers owe fiduciary duty to the limited partners.
2003年09月02日(火) |
留学日記:Corporations第2週 |
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Ionic St.
誰も足を踏み入れない場所でも、一面の美しさはある。
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Corporationsの授業。Partnership法制について。 身辺が慌しかったため、予習は全部は終わらなかった。
Martin v. Peyton Lupien v. Malsbenden等 これらを前提に、教授の設定したHypoを題材として議論。
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