呪文 - 2001年04月15日(日) いつもそこにあると 至極安らいだ あなたの声に 泣く 泣く 泣く いつ想像できただろうか その音節 呼吸、鼓動 愛 愛 愛 口にするのが あまりにも簡単であったから だから 喪失 喪失 喪失 これから行く場所もわからず 彷徨える度胸もなく 見えるものすべてが 無機質に 死 死 死 わからないよ そう 誰にも わからない だから 怖い 怖い 怖い 静かな終わりなどなく まさに快晴の空が 容赦なく攻撃をくり返す錯覚 ... 現状 - 2001年04月03日(火) その壱 ●何故か時間が経つのがひどく遅いように感じていた。 ●しかし時計の針は自分で思っていたよりも1時間近く早い時刻を示してた。 ●あたしが君に望んでいたことは暇な時間を埋めてくれることだった。 ●いつの間にか不可欠になっていた。 ●あたしは独りだと気付いた。 その弐 ●構造は一度決まったら長く長く保つものだと確信していた。家がそうであるように。 ●しかし次ぎに見たときは微妙に歪んでる気がした。 ●あたしが君に望んでいるのは紛れもなくその存在、ポジション。 ●いつの間にか見透かされていた。 ●あたしはまだ宙に浮いていた。 ...
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