Makkie!の日記
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2003年12月23日(火) |
クリスマスが近づくと |
クリスマスが近づくと、2年前のクリスマスの夜が思い出される。 これから家族をもつことになる自分が、ケーキを作り、プレゼント交換。 そして、妊娠したことがわかる。
その後、辛い日々があり、
今、子どもに会えない、子どもを育てることができない自分に不甲斐なさを感じながら、 これからどう、生きていけば良いのかを模索している。
時折流れる幼児虐待のニュース。その度に、腸が煮えくりかえる。 妻と子どもが居る事がどんなに幸せが解らない奴が家庭を持ち、子を虐待している。
俺は、毎日、毎晩、子どもの事が気になる。 風邪はひいてないか、辛くないか、寒くないか、元気か? 子どもの事だけではなく、別れた彼女や、その周りの人たちの事も考える。 どんな気持ちで子どもに接しているのだろうか?
むこうは、俺のことを恨んでいるだろうな。 養育費も払っていないし。
しかし生まれてから一度も会えない子どもに養育費を払っていくのは納得がいかないのだ。 養育費を払う義務と責任があるのならば、子どもに会う権利があってもいい筈だ。
・・・・・・と、思っていた。
しかし、最近その思いが揺らいでいる。
人と話したり、北の国からを観たり、事故死した人間のリアルな話を 救急車の運転している友人から聞いているうち、命の儚さ、尊さを改めて考えている。
たった一度の短い人生だから、くよくよ悩まず、人を許し、楽しんで過ごしていこうと思っている。
たとえ会えない子でも、養育費を払い、彼女に感謝しようと思い始めている。 でもやっぱり○○○には会いたいなぁ・・・。
いつの日か、本気で愛せる人と一緒に子を育て、家庭を守っていきたいなぁ。
北の国から「遺言」を再び観て、俺も遺言を書こうと思った。 だが自ら死ぬつもりは無いのであしからず。 __________________
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2003年12月16日(火) |
「北の国から’95〜秘密〜」 |
久々の日記更新。
「北の国から’95〜秘密〜」 シリーズ中、最も重く、切ない内容だ。 そもそもこのシリーズ自体が重いのだが、 この回は特に重たかった。
ええ、泣きましたよ。泣きましたとも。・・・それが何か?
「秘密」は、純が最もダメ人間な時だと思う。 純の行動は、女性から見たらイライラさせられるだろう。
だが、このダメさがあるからこそ、後に続く「時代」、そして 「遺言」のなかで、純の成長が生きてくるのである。
そもそも人間は完璧ではなく、だれしもが欠点と短所をもっていて、 その欠点があるからこそ人間らしいと感じることができる。
自分の欠点を認め、他人の欠点も認め、お互いに共存しているのが人間。 短所は、また別な角度から見れば長所にもなる。
純と同年齢で、しかも蛍と同じ年の妹をもつ俺は、 純の性格、行動の理由を理解でき、共感できる。
北の国からは「トゥルーマンショー」以上ににリアリティーがある。 1つの家族を扱った作品が、なぜこんなに面白いのか、つい夢中になって見てしまう。
レイちゃんの挙式を木陰から眺める純のシーンが、
広末涼子と俺の関係によく似ており、
思わず感情移入して泣いてしまった事は誰にも言うまい。
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