とどすダイアリー
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2005年08月25日(木) |
ナマ Kenny Burrell |
スペインからの時差ボケのまま、今朝はNY時間4時半、と言うことはサンフランシスコ時間で1時半(真夜中)に起床し大陸横断。SFO時間で10時半には着陸し、本業のお仕事をバッチリとこなす。
そして午後4時45分にホテルを出発、一路オークランドへ!! そうなんです。今日は巨匠ケニーバレル大先生のライブが Yoshi's で8時から。6時がドアオープンなのですが、5時半に現場に到着すると既に20人ほどの行列が出来ている。TODOSも列に並び6時を待つ。既にチケットは買ってあるので問題ないのですが、どうやって最前列バレル大先生の一番近くに座れるかがポイント!!
と、6時になると列が動き出した。Yoshi's は基本的には寿司屋さんで、入り口を入って右側が寿司レストラン、左側がライブハウスになっている。入場して分かったのはライブハウスでは食事が出来ない構造で、入場した順番に自分の名前を書いた紙を好きな座席にクリップで挟んで席取りをするんですね。そして、寿司バーで食事するか、節約して外で食事するかは自由みたい。8時の演奏開始までに戻ってきて席につくのがパターンです。
TODOSは面倒なので寿司バーのカウンターへ。しかし、ハッキリ言って不味かった。日本人が許せる寿司ではないので、今後は絶対に寿司は食べない。しゃりはベチャベチャだし、ネタは新鮮じゃない。舌の鈍感なアメリカ人はこれでOKなんだよね。しょうがないので酒でごまかして8時の開演を待つ。
なんたってバレル先生の一番近くの「かぶりつき」を確保したので楽しみ。8時になってバンドが登場。ドラムスは日本人のアキラ・タナだった。それよりもビックリしたのは青いヘリテージで登場するとばかり思っていた御大がサンバーストのデカイギターを持っていた。そう、naka-Gと同じ尖りスーパー400!!!!
バレル先生は総白髪でおじいさんの顔になっていたけど、グレーのジャケットに紺のズボンにネクタイでメチャメチャ格好良い。そりゃ老眼鏡だし、顔の皺は隠せないけどね。でもバッチリの演奏でした。殆ど立って弾いていた。マーク1も超スピードだったし。これならまだ数年は大丈夫だね♪♪♪
何故か、聴きたかった歌は披露してくれなかったけど1時間半近くバッチリとステージを楽しませてくれた。やっと実現したバレル先生のナマステージ。サンフランシスコまで片道6時間のフライトで来た甲斐がありました。
NYと違って写真禁止だった。でもその内にお見せしましょう・・・、内緒で。
スペインとNYの時差は6時間。向こうで遊んでいるときは体力目一杯、気合い目一杯だったので何となく時差を感じる暇も無くキャーキャー言ってましたが、単身のNYに戻って数日まだまだ時差が抜けません。夜は夕食後ソファーでうたた寝、必死に夜中にベッドに移動するも朝の5時前には起きてしまいます。こちらの朝5時はスペインのお昼前の11時ですから・・・。
明日は朝一番のフライトでサンフランシスコに出張するので起床時間は4時半。何となくこの時差ぼけで丁度良いのかなと思いますが、打ち合わせを2つこなしてから5月12日の日記で書いた楽しい・楽しい企画が待っています。そのために今日・明日の仕事を頑張ってやっつけましょう!! シュ。シュッo=(°°dファイティングポーズ
ところで突然のように夕べからめっきり秋の気配。そりゃもう8月も終わりですから当然なのですが今年の夏は長かった〜〜〜。そして暑かった〜〜〜。
オイガ
って九州出身の方が「私が」って言っているような表現でもありますが、これスペインのレストランで使うんですよね。何となく忘れられない表現なので日記に書いておこうと思いまして・・・。
その意味は
「ちょっと、聞いてください」
と言うニュアンスで、ウェーターさんやウェートレスさんを呼ぶときに使うのだそうです。だから結構大きな声で呼びかける感じで使うんで最初に聞いたときはビックリしました。
スペインに行く機会があったら是非使ってみてください。
オイガ!! ウナ マス セルベッサ ポルファボール!!
2005年08月19日(金) |
スペイン最終日 おぢさんの夏休みもこれで終了ッス |
さあて、スペイン滞在の最終日の朝を迎えました。今日の予定はプラド美術館を中心にマドリッド市内観光。そして夜は最後の大イベントとしてフラメンコ・ディナーと洒落込む予定。
プラド美術館ではゴヤを中心に若い頃から晩年までの変化を見ていった。勿論、一番有名なのは「着衣のマハ」と「裸のマハ」が並んで展示されているところ。

学校の美術の教科書でもお馴染みの2枚じゃあないでしょうか。それがドンと並んで見ることが出来るのがプラドの凄さですね
一つの芸術性が進化して絶頂を迎え、そして耳の病気などをきっかけに精神世界が変貌して作風が変わっていく有様が良く分かりました。 それとは別にTODOSが一番圧倒された絵はレンブラントのアルテミシア。写実的過ぎと言えばそうなのかも知れないけど、見ていて引き込まれたのは事実。

これがレンブラントのアルテミシア
そして闘牛はやっていないけれど闘牛場だけでも見ておこうと言うことでラス・ベンタス闘牛場へ。スペイン最大規模の闘牛場だそうで、本当にデカかった!!丁度シエスタの時間だったので闘牛場ツアーも終了しており、博物館を見学。(写真撮影不可)博物館だけでも迫力に圧倒されたナァ。今度は実物を見に来よう!!

スペイン随一の規模を誇る闘牛場です
昼食は闘牛場の向かいのBAR。簡単にTAPASで軽食。さすがに闘牛場の近くだけあって、牛の頭の剥製などムードたっぷりでした。

さて、メインイベントはフラメンコ!!夜9時からが夕食タイムというのはスペインの常識で、9時過ぎに店に入り10時半からショーのスタート。バッチリとワインで夕食を満喫しているといよいよショーの開始。ギター2本、歌手1人、打楽器2人のバンドに女性4名、男性2名の踊り手が次々に迫力ある演奏とダンスで魅了してくれる。こういうシチュエーションではTODOSのFUJI Finepix F10が本領発揮。写真の一部をご覧に入れましょう。

ここがフラメンコのライブ会場(タブラオと言います) 踊りのバックを務めるバンドの皆さん。(超絶技巧です)

何も説明の必要はありませんね。なかなか迫力ある写真が撮れました。
こうして、土曜日から始まったスペイン旧友集合ツアーは終わりとなりました。毎回の食事でビールとワイン、生ハムにシーフード、そしてステーキと充実した食生活。帰ってからの検量(?)がぁぁぁ・・・、と言う状況ですが、こんなに楽しいおぢさんの夏休みは初めてですから、許しちゃいましょう。
現地幹事のMさん、そして奥様本当に有り難う!!ムチョス・グラシアスでございました。
2005年08月18日(木) |
Back To Madrid !! |
さて、今日でコスタデルソルともお別れ。もうワンラウンドという囁きもあったのですが、統一見解には至らず朝からドライブを開始。お昼はアランフェス協奏曲で有名なアランフェス宮殿を観光し牛肉を食べようと言うアイデアになりました。帰りのドライブは往路よりも短く感じるもの。1時過ぎにはアランフェスに到着。まずは腹ごしらえと牛肉の陶板焼で有名なレストランのテラスに陣取ります。炭火の七輪に陶器のお皿が乗せられており、そこに牛肉を乗せて食べます。味付けはシンプルに岩塩の大粒なグラニュールのみ。しかしこれが絶妙!!まいうー、でした。

マドリッドが近づいてきました これがアランフェス名物のアスパラ 牛肉の陶板焼き。これが絶まいう〜〜〜!!
そしてアランフェス。基本的には別荘として使用していたのでしょう、それほど規模は大きくありませんがやっぱりヨーロッパを思わせる歴史と伝統を感じさせてくれます。内部の写真を・・・。

アランフェスの中庭から ピアノの間 扇ってフラメンコにも出てくるスペインでは重要な小物ですね
M君邸に戻り、夕食までの間はZARAのお店へ。TODOSは知らなかったのですがスペインブランドのZARAは最近若者向けのファッションとして日本でも有名らしく、K君の息子さんがジーンズをお土産に買ってきてとの指定があったんだそうです。行ってみるとアメリカのGAPをもうちょっとヨーロッパ的にファッショナブルにした感じかな、と思いました。カジュアルなんですが、ちょっとブティック系だし。そして夜は再びM君の奥様の手料理でまいう〜〜。更にカラオケ大会へと突入し、肉体的疲労をぶっ飛ばして2時過ぎまで大騒ぎ。ご近所さん、ごめんなさい・・・・。
2005年08月17日(水) |
Mijas と書いて ミハスと読む |
さて、今日がゴルフの最終日。Mijas Golf Los Lagosと言うコースに。Mijasと言うと山の上にある白壁の村が有名ですが、ゴルフ場はもっと下の方のどちらかというと平坦な場所にあって、今回のツアーでは始めて広々としたコースでした。TODOSは前日のラキンタの終盤で思っていた左肘の抜き方をテーマに行こうと思いながらパッティング練習していたら突然テンポについて閃きました。「ブーン」と振るが今回のテーマだったにも関わらず、トップで溜める動きが強くなりすぎていると思い、もっとシンプルに「ワン・ツー」で振った方が結果的に「ブーン」と振れるはずと気がついたのです。名付けて「水前寺清子打ち」。人生はワンツーパンチなのであります。

ミハス・ゴルフ 初めて平坦で広いコースでした
てな事を思いながら1番ティーに来るとスターターのおじさんが居て丁寧に色々と教えてくれます。そのしゃべり方を聞いていてTODOSは「あなたイギリス人でしょ?」って尋ねると「YES」。やっぱりね。退職してコスタデルソルに移住し、1週間に2回こうやってスターターの仕事をするとタダでゴルフが出来るんだそうだ。細かいことは聞く時間なかったけど羨ましい話。スタートする前から気分が盛り上がっちゃうね。発音からするとキチンと教育を受けたビジネスマンだったに違いない。んー、深いなぁ・・・。
ゴルフ最終日と言うこともあり、またコースが広くて平坦だという安心感もあってみんな好調にラウンドを進める。唯一の難しさはバミューダ芝のエリアがフェアウェーにも点在するので、ここからのショットは本当に難しかった。でも前日まで悩んでいたK君も当たり出したし、腰が痛そうだったM君もナイスショットを連発、昨日までも安定したゴルフを見せていたS君も好調を持続。TODOSも中だるみがあったものの、それは「イカの食べ過ぎ、カラマリによる空回り」と訳の分からぬことをいいながら調子を出す。特に終盤はビシビシのショットでバーディーチャンスが続き、遂に最終18番ホールで快心のドライバーに続く9番アイアンでピン横につけて綺麗なバーディーを沈めることが出来た。これには膝と腿の締めによるヘッドの「出」が決め手だった。よく覚えておこう。
これにてコスタデルソルの3日間ラウンドは終了。それぞれに得るものがあり満足。昼食にMijasの村へ。広場を眺めるテラスレストランでチョリソやチキンなど少しシーフードから離れた食事。それから集合時間を決めてそれぞれブラブラと村を散策。TODOSとしてはイギリスに居た頃に家族で一度来たMijasなので何となく覚えているところもあり懐かしく歩きました。お土産的なものも買ったり、おのぼりさんとなってのMijas見物はまた楽しい思い出です。

ここがミハスで一番美しい路地 広場への階段からの風景です
満腹のみんなはこれじゃ外へ出ての食事は無理だね、とホテルへの帰路スーパーマーケットでつまみを買って今夜は部屋でのんびりと呑もうと言うことに。観光地のスーパーとは思えないほど充実した品揃えにビックリ。魚は種類も量も豊富だし、当然生ハムもブル下がっているし・・・。

アンコウも丸ごと売ってる・・・ 勿論生ハムも丸ごと売ってます
せっかく地中海に来たのだから水着の美女でも見学しようと思ったのですが時既に遅し・・・。誰も居ない海でおぢさん達は沈み行く夕日を眺めながら加山雄三の歌を口ずさむのみでした。。。

誰も居ない海。サンダルの先が地中海(寂....)
2005年08月16日(火) |
ラキンタ・ジブラルタル・プエルトバヌース |
今日の攻略コースはカリフォルニアのパームスプリングスにも同名のコースがある La Quinta 。Westinホテルが経営する27ホールのコースは更にリゾート感覚満載。でも、リゾートにしては狭いんですよね。ちょっと土地に無理があるなぁと思わせる場面が何度も出て来て、みんなで苦労しました。でも、おぢさん達の夏休みは、ボールを無くしたくらいじゃめげません。楽しく2日目のラウンドを終了。

美しいコースなのですが・・・ 結構デザインが美術性ばかり優先したようで・・・
ここはマラガから随分と西にドライブした場所なので、それじゃあアフリカ大陸を見に行こう!!と盛り上がり、Sprintersを乗せたオペルは一路ジブラルタルへ。車内ではピーナッツが、タイガースが、平山美紀が歌いルンルン気分の我々はどんどんと南西へ。すると見えてきました、ジブラルタルです。切り立った崖が象徴的な半島の山。この先がアフリカ、なんですが曇っていて残念ながら良く見えません。と、急に渋滞が・・・。どうもジブラルタルに入るのに検問しているらしい、いや英領なんだからパスポートチェックじゃない?でも我々はパスポート持ってこなかったよねぇ。と言いながら様子を見に道路を外れて駐車し歩いて行ってみましたが、係員に「オリジナルパスポート持ってなきゃ通れないよ」と言われギャフン。。。

霞んで佇むジブラルタルです
ホテルまで戻る前に豪華ヨットハーバーに寄ろうと言うことになりプエルト・バヌースへ。ここはコスタデルソルの中でも一番優雅な場所と言うことで超大型クルーザーが係留され、世界の名車が見られる場所として有名なんだそうです。確かに居ますねぇ。これって客船?と思うようなデカイ船が。そしてハーバーを走るのはポルシェ・フェラーリ・ベントレーと、観光客のビンボー人とは隔絶した世界がありました。ここで海を見ながら再びシーフードに舌鼓。アンダルシア2日目の夜は更けていきました。

フェラーリが悠然と・・・ どでかいお船です。ベントレーはオーナーの、かな
2005年08月15日(月) |
コスタデルソル到着して早速ゴルフ |
キャディーバック4本と着替えを満載して朝9時過ぎにマドリッドを出発。陸路で約600キロ南下してマラガを目指すのです。今回のクルマはM君が借りてくれたオペルの小型ワゴン+ワンボックス。

日本ならホンダのストリームを少し大型化した感じのお洒落なクルマ。ヨーロッパなので当然のようにディーゼルでマニュアルです。そして旅のお供はM君が持っていた懐かしのヒットメロディーCD集。相当に古い曲から、グループサウンズ、フォーク、昔のかわいこチャンアイドルなど満載。おぢさんの夏休みドライブには最適です。イントロ当てクイズにも花が咲きます♪
一度トイレ休憩に立ち寄った伝統的なBAR(スペインでは「バール」と読みコーヒーや軽食OKです)でスペイン風の濃いコーヒーでリフレッシュしマニュアルなんて何年振りなのかなぁ、と言うS君に運転を交代して再出発。そしたら、それまで真っ直ぐな道だったのが急に山道のS字カーブの連続となりS君はシフトダウン・シフトアップをこまめにせざるを得ず悲鳴を・・・。まあ、それでも我々の世代はマニュアルシフトで運転を覚えたので直ぐにスイスイと快調に飛ばしていきます。流石ですね。

どこまでも続くオリーブ畑 クルマの屋根の窓から見えた山の風景
出発してから約4時間半くらいで空腹になってきたし、クルマも空腹を訴え「あと50キロしか走れないぞ」サインが出たので2度目のストップ。クルマにはディーゼルオイルを食べさせ、我々もスペイン風の昼食を。 やっぱりここはスペイン。レストランのカウンターには「生ハム」がずらっとブル下がり、各種TAPAS(小皿料理)が並んでいます。結構お腹一杯食べたけど安かったなぁ。

カウンターの上に連なる生ハムの大迫力 これがTAPASで軽食。美味しくて安い!!
レストランで覚えておかなきゃいけないスペイン語講座。
ウナ・マス・セルベッサ・ポルファボール。 これは「ビールもう一杯頂戴。」 ラ・クェンタ・ポルファボール。 これは「お勘定お願いします」
さて、これからマラガ市内、ホテルへの道と言うことでM君に再びドライバーチェンジしてコスタデルソル(太陽の海岸)への最終アプローチ。
Hotel & Casino Torrequebrada はマラガ市の西に位置する海岸沿いのホテル。チェックインを無事に済ませ、4時にティーオフを予約している Torrequebrada Golf Club へと向かいます。結構ホテルやリゾートマンションが建ち並ぶ場所を縫うようにして18ホールが出来ており打ち上げ・打ち下ろし・急角度なドッグレッグなどトリッキーな設計です。それでもみんなキャーキャー言いながら楽しみました。TODOSとしては前半の9ホールで今の課題の「ブーン」と振る不動裕理・アニカソレンスタム風回転スィングが上手くいかず、数々の試行錯誤を繰り返しながら山岳コースなら一番安全と昔からやっているトレビノ流でバックナインを凌ぎましたが、課題を残したラウンド。

ホテルの部屋から地中海とプール 地中海へ向けての豪快な打ち下ろし
そして夜は海岸ならではの海鮮料理を楽しみに街へ。セルベッサ(ビールのこと)、ワインに海老・タコ・イカ、そして鰯の丸焼きなどに舌鼓。この1週間はダイエットをお休みせざるを得ない状況を認識いたしました。ハイ。

これが美味!!いわしの丸焼き
2005年08月14日(日) |
マドリッドに到着です |
買い直したコンチネンタル航空62便は直行便なので7時間ほどでマドリッドに着陸。夜行便なので到着はマドリッド時間で日曜日の朝。何かアメリカ西海岸から東海岸へのRed Eye Flightに乗ったような気分になりますが外へ出ると「混沌」の匂いがするんですよ。東南アジアや南米なんかで感じた何故か懐かしさを。
空港で日本から先行して来ていたK君、コネチカットから別便で来たS君、そしてマドリッド在住のM君とメンバーが揃ってM君宅へ。
そう、今回のツアーは中学時代に結成したSprintersのメンバー再会ツアーなのです。文化祭での演奏を目指して練習したのはン十年前。今の4人の年齢を合計すると205歳!!だから\(◎o◎)/!です。丁度
2005年に205歳のメンバー集合
ってのも面白いですよね。
M君宅の近くのショッピングモールで散歩してから奥様の手料理で昔話に花が咲く。当然のようにギターを2台持ちだして近所迷惑顧みず歌いまくった夜でした。さあ、明日からはアンダルシアへのゴルフツアーの開幕。お酒も回って来たところでお休みなさい。。。。。

マドリッドの青空
英国航空のストライキ騒ぎで急遽購入したコンチネンタル航空の切符を手にニューアーク空港に。と言っても最近アメリカの航空会社は紙のチケットは殆ど発行されません。これも経営効率化と経費削減に繋がるのですが、全て予約コンピューターのデータだけで管理される e-ticket なのです。だから乗客は予約確認書の電子メールコピーを持って行くだけ。まあ、間違いが発生した事は経験上無いんですが、何となく不安が残るのは旧世代人類の証拠なのかなぁ・・。
ともあれ無事に搭乗券を貰い、と思ったら「SSSS」!!しっかりとセキュリティーチェックを受けましたよ、トホホ・・・。
しかし順調にセンターアイルの席を確保し、夜行便に備えて i-Pod とアイマスクを出して、っと。さあ、これで一眠りすれば、そこは情熱の国スペインなのです。
と、言っても何のことかお分かりにならないでしょうねぇ。
では、日本では目立たなかったと思いますが、こんな記事気がつきましたか?
英国航空、予告なしのスト…8万人に影響
英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は12日、関連会社の地上従業員の非公式ストライキにより、ロンドン・ヒースロー空港と欧州大陸内の各空港を結ぶ発着便について、同日午後8時(日本時間13日午前4時)までの全便を欠航すると発表した。
夏の休暇シーズンが重なり、同日だけで約7万人の足に影響が出ている。労使交渉打開のメドはたっていない。ストは11日夕、予告なしに始まり、同日だけでニューヨーク、シドニー行きなどの長距離便44便のほか、短距離便92便が欠航、約1万7000人が足止めとなった。
ストは、機内食を用意するBA関連会社の従業員解雇に端を発したもので、預け荷物を運ぶ従業員らも呼応、1000人以上が勤務を拒否している。
実はTODOS、明日13日の英国航空を2月から予約しておりまして勇躍ロンドン経由マドリッドへの旅立ちの予定だったのであります。それが突然のストライキでどうなるか全く分からなくなっちゃった・・・。
しかし、諦めるTODOSでもありません。あーたらこーたらと朝から仕事そっちのけで電話をかけまくり、出した結論は
ストの解決を待っても、厳しい乗り継ぎは絶対無理だから他のルート・他の航空会社で新しくチケットを買う
と言うもの。天は我を見捨てず、出発前日にも関わらずNYからマドリッドまで直行便のコンチネンタル航空のチケットが入手出来ました。残念ながらロンドンで旧友と一献酌み交わす約束は延期になりましたがマドリッド・コスタデルソル旅行は無事に出来そうです。爆弾テロの危険もまだ去った訳でも無いし、まあこれもなるべくしてそうなったのか、と妙に達観しているTODOSです。
でも、疲れましたワ、ほんま。
と、言うわけで、どういう訳だか朝5時過ぎに起床してNJ州スプリングフィールドに位置するバルタスロールに行ってきました。予選ラウンドの初日の朝一番と言うのに大勢の人で賑わっています。入り口ではお決まりの荷物検査とボディーチェックがあって名門コースの門をくぐります。

まず最初は「生」タイガーを見なきゃと言うことで10番ホールの2打目地点と13番のティーグラウンドの中間点に陣取って流れを把握することにしました。タイガーは金曜日の午後のプライムタイムに1番からスタートするように、今日は朝早く10番からのティーオフなのです。タイガーの前の組には片山晋呉とフレッド・カプルスがいるし、その前にはコリン・モンゴメリーなんかもいるのでお楽しみ。
プロの試合は何度も見ているが、やっぱりメジャートーナメントとなるとピリッとしたムードが更に強く、予選一日目はどのプレーヤーも可能な限り淡々とプレーしているように見える。しかしタイガーが最初のホールの2打目に来たときには既に茶色のシャツは汗に染まり色が変わっているくらい。確かに蒸し暑い日なのだが、それにしても汗かきすぎ・・・。結局タイガーはティーショットを右に左に散らして5オーバーと大きく出遅れた一日だった。
続いて日本の丸山茂樹プロを数ホール追ってみた。しかし痩せたねぇ。USPGAで初優勝したころはまだ「丸ちゃん」って感じだったけど、今の顎の線はまるでアントニオ猪木のようだもの。ナイスショットもバーディーパットが入らずと言う感じでボギーを重ね我慢のゴルフ。でも、噂の650ヤードの17番と18番で連続バーディーがやっと来て(我慢のお陰だね)3オーバーに戻しての初日終了はもうUSPGAベテランの味。
練習場で午後スタートの人たちもチェックしたりしましたが、ともかく参考にならないわ!!人間の造りが違うって感じです。こんな化け物みたいな男子プロのを見ていても我々フツーのアマはスィングが崩れるだけかもしれないね。
後はテレビで楽しみましょう!!

全米プロゴルフがNJ州のバルタスロールで開催されます。思い出すと1980年、今から15年も前の事ですね、長いスランプに喘いでいたジャック・ニクラウスが復活を遂げた全米オープンが開催されたのが、このバルタスロール。そして、その大会で最後までニクラウスと死闘を演じ、2位とはなったものの全米にオリエンタルマジックを知らしめたのが青木功。
特にニクラウスが最終ホールで先に優勝を決めるパットを沈めた直後に興奮して怒濤が崩れるようになったギャラリーを両手を挙げて制し、青木の為に静寂を作ってくれたジェントルマンシップは忘れられませんね。あのときは青木も存分に闘って悔いは無かったと思います。ターンベリーでニクラウスがワトソンと死闘の末に敗れた時のコメントがそっくりそのまま青木にも当てはまったように思います。
今年のバルタスロールはナント全長が
7400ヤードのパー70!!
とても我々には信じられません。6400ヤードでパー72だって厳しいのに。650ヤードのパー5もあるって言うから凄いです。
バルタスロールでのメジャー試合は滅多にありません。多分TODOSがNY駐在中にもこれが最後のチャンスでしょう。
これを逃したら絶対に後悔する。
消化していないホリデーも沢山あるし。
そこで ↓↓↓

アメリカはジーンズの国。だからフツーのジーンズなら15ドルくらいから売っているんです。ラングラーとかリーバイスとかもね。作業着感覚だからトラディショナルな厚手のデニムがやっぱり基本。TODOSは今年になって、つまり50を超えてから初めてジーンズを買ったのですが、このところのダイエットの効果(?)により最初に買った36インチは既にお払い箱。次に買った34インチも緩めになったので、遂に
32インチ!!
を購入。だけど、今ひとつ格好良くないんで若者向けのコーナーでブーツカットのを試着。ちょっと股上も短く(と言ったって「ヘソ出し」じゃあ、ありませんよ)、やっぱり格好良いね。但し、その場合は34インチだけどね。
わざとほつれさせたり、古着っぽく見せる演出もされている。これでも19.99ドル(5割引セールにて)だから。ブーツカットはちょっとお洒落用に、フツーのレギュラーは作業着・普段着として使いましょう。これで34インチも救世軍行きかな??
2005年08月07日(日) |
まだまだ暑い・・・、ふぅぅ。 |
金曜日はまたまた37℃にまで気温が上がりエアコン全開で停電の恐怖でした。なんとか出張週間を乗り切り金曜の夜には我が家でステーキ・焼き肉パーティーを行って出張者にゆっくりしてもらいました。
そして週末は気合いを入れ直して早朝から練習場へ。今時の最新クラブにマッチした打ち方を研究しているのでそれをどう実現するかが課題です。お蔵入りしかかっていたキャロウェーの最新454CCのバカデカ・ドライバーを持って「ブ〜〜〜ン」と振る練習。イメージはタイガーウッズでもなく、女子プロの不動裕理!!
これが功を奏してラウンドではダブルボギーが一つもないゴルフが出来ました。それでも80台でしたから、散々寄らず入らずや3パットのボギーが出たのですが、とても気持ちの良いラウンドが出来て最近のTODOSとしては大満足!!
3番・4番アイアンをキャロウェーの新しいヘブンウッドシリーズにしようかなぁと・・・・・・。
77.4-20
先週は4泊5日の国内出張で7回飛行機に乗りましたが、その内でセキュリティーチェックポイントを通過したのが5回。その5回のウチで2回が大当たりでした。
大当たりと言っても賞品が貰える訳じゃなく、逆に辛い・面倒な目に遭うんです。それが
SSSSの恐怖
ボーディングパスが印刷されるときにSSSSと印字されると、これがビンゴ!!徹底的なボディーチェックと機内持ち込み荷物のチェックが行われます。従って、普通の人が並んでいるセキュリティーチェックポイントの列とは別のスペシャルコースに並ばされます。人間は通常の金属探知機の他に手持ちの感度の高い探知機で入念にチェックされ、係官に身体を実際に触られて不審物を持っていないか確認されます。荷物も全部のジッパーを開けて中身を全てチェックされ更に炭疽菌などのチェックもされます。
じゃあ、どういう場合にこれに当たる可能性があるか?残念ながら公表されていないので推測でしかありませんが、確率が高いのは
1.海外で購入したペーパーチケットでの搭乗 2.しょっちゅう海外に出入りしている人
TODOSは1ヶ月半に一度は日本に行っているので、このデータベースがヒットするんじゃないかと思っています。決して、人相が悪い訳じゃありません!!外国人の名前と言うのもありそうな気がしますが、これを公に言うことは出来ませんので・・・。
アメリカ国内線に乗る場合は気をつけてくださいね。
午後11時52分、もうチョットで日付が変わるころにやっとNYに戻ってきました。
出発が日曜の昼過ぎで合計4泊5日の出張。
ホテル : 毎日移動したので洗濯出来ず。 ミネアポリス・ヒューストン・ロス・サンフランシスコの Hilton Garden Inn にそれぞれ1泊ずつ 飛行機 : 合計7回 内キャンセルによる変更2回 1回を除き、すべて超満席!!席を譲るとお金をくれる。 食事 : レストランでの食事は2回 空港・機内が8回 ジム : 3回(朝早起きして)
しかし、ハッキリ言ってお疲れモードです。 こんな出張は避けたいですわ。
77.7-20
最近、日本の駅弁文化の素晴らしさに再び感心しているTODOSです。今週の米国内出張のスケジュールは非常にタイトなので殆どレストランでまともに食事する時間がありません。どこで食べているかって?実は空港と飛行機内なんですよ。
昨今のアメリカ航空業界は倒産の寸前で踏ん張っている状況なので、経営コスト削減の為に機内食を省略するのが基本です。だから機内食で満腹にする訳には行きません。飲み物(勿論アルコールは有料)しか出ないのが普通です。さすがに5時間を超えるフライトでは、簡単な食事が提供されるのですが、これも有料で食事が7ドルでスナックが4ドルとかと言う値段なんですね。
じゃあ、どうするかって?空港で食べるか、タイミング的な問題があれば何かを空港で買って機内に持ち込むんです。つまり弁当ですね!!航空会社も自社が提供する有料機内食が魅力的でないことを知っているので、空港で買って乗ることに何らの抵抗も示しません。でも、弁当の歴史が無いので日本の駅弁のように多彩なバリエーションがある訳じゃないのです。
空港で買える空弁は
1. ハンバーガー 2. ピザ 3. サンドイッチ 4. サラダ
くらいしか無いのが現状です。
今日は今回の出張の大詰めでサンフランシスコに来ていますが、既に5回も空港で空弁を買って機内で食べると言う状態が続いています。その典型的な例の写真をご紹介しましょう。ウェンディーズのサラダ(チキン入り)とスターバックスのコーヒーですが、これで価格は既に12ドル。高いと思いませんか?

って聞くと「卵売り」と答える人は相当古い、TODOSよりも古い。私のオヤジの世代かな?
ともあれ、その通り何も無いところです。農業地帯ですね。アメリカではシカゴ近辺を Mid West と言い、多分ミネソタ辺りが Far West なのでしょう。それがアメリカの歴史の根底で、それより西は人の住めない地帯という認識だったものが、山脈を越えると太平洋との間の一帯に発展の余地があると分かったのはその後。
ミネアポリスはミネソタの州都であり「殆どの人口」が集中していますが、一番有名なのはメイヨー・クリニックと言う米国でも屈指の病院です。その技術はとても凄いらしくアメリカ人なら誰でも知っているとか。療養に来る人も多いので地元の人たちは明るく・優しい気風に見えますね。殺伐としたNYから来るとホッとする感じです。
テクノロジー・ドライブと言う名前は相当にハイテクな道路が畑のど真ん中にありまして(笑)、そこで大きなミーティングを行い午後はテキサスのヒューストンに向けて移動。体力が必要です。だから朝一番でホテルのジムでビシッと汗をかきました。食事は殆ど空港で食べるのでサラダくらいしか食べられません。ガッツで乗り切りましょう!!
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