強くなれますように、と 星に願った
あの夜はちょうど 一年前
この命を酷使した日々は
沢山 泣けたし、笑えたっけ
「相変わらず」って話せる 自分の事
なんだか少なくなってきたなぁ
時間と共に 忘れてしまう気持ち
なんだか多くなってきた やっと気付いた
こんな自分に そろそろ飽きろよ
飽き性なはずなのに、
こんな場所から抜け出さないでいる
そろそろゴール決めようか
いつだって一人で強くやれる って
僕に胸を張って見せてくれてたね
だけど 君の涙に気付いていた
僕は俯き 知らないフリしかできなかったんだ
やっぱり変わらなかった僕らの絆は
やっと 歩こうとしてるのかな
意地っ張りだから 頑固だから 君は。
なのに僕に助けを求めた 昨日の夜
本当は 弱さを引き出して欲しかった?
あの頃 強くなんかないって叫びたかった?
いつでも名前 呼んでみてよ
僕の少しの変化 解ろうとしてくれる君に
同じよう 救ってみせたい
このガラス瓶も 針金も
洒落たつもりで飾ったのに
近頃 この部屋がなんだか
殺風景に見えてきたんだ
ずっと模様を変えずにいたから
飽きただけ なのかなぁ
この写真も 心込めた文字も
洒落たつもりで飾ったから
近頃 この部屋にいても
大切な想い 忘れかけていた
時計の針 指で戻して
少しの間 過去に帰ろうか
この胸から身体に伝わる想い
いつしか冷たくなっていて
求めても浮かばない答え
掴みどころもない返答
頭がこんがらがって
振っても 叩いても
閃かない ずっとずっと
心が途方に暮れたから
感情を無くした
もう面倒臭いもん
ずっと昔に落とした
心の欠片を、今やっと探してる
いつか命を落とす
引き換えに見つけるのだろうか、心。