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| 2004年08月21日(土) | 三度(みたび)のためらい |
何度も巻き戻しては
繰り返した、君との日々
少し育った僕らは
どちらを選ぶだろう
二度ある事は、三度ある
か、三度目の正直 か
| 2004年08月17日(火) | にらめっこしよか |
今夜、突然の便りが届いた
薄れたカラーの写真
切羽詰った想いが
背景に映し出されてる
奴に泣かされた事がある
あんな悲しい春を、忘れもしない
仕返ししてやろうか、と
嘲笑ってみたけれど
調子良すぎる、って
叱ってみたけれど
やっぱりアンタの泣き顔より
笑ってる顔の方が好きみたい
| 2004年08月11日(水) | ダンスホールにて |
何事にも揺れ動かない、この心に
嫌気がさしてきた訳じゃない
でも解らない事をそのまま
放ったらかして、踊り明かした毎晩
迷いに迷ってリズムに乗って
成るようになるさ、と
飲んだ大好きなはずのお酒は
意外に、苦くって。
| 2004年08月05日(木) | コタエがわかった時やっと泣ける |
或る、面倒臭い感情を
僕はいつの日か、蹴散らした
後悔先に立たず、あの頃から
意味の無い生活では無かったが
無くした物の代償は大きく
取り返したくて、もがいても
苛ついても、笑いかけてみても
戻ってきてくれやしない
泣きたくてアルバムを開いても
懐かしいメロディ聴いてみても
戻ってきてくれやしない
| 2004年08月04日(水) | 朝焼け、待ちぼうけ |
静かに、ただ静かに
朝焼けを見つめて
空の色と同じように忠実に
毎朝、どんな事があっても
描き綴った、夏のこと
何か訴えかけているフリをして
本当は心を無くしていた
、のかもしれない
じっと、ただ見つめて
無になったなら、思い返して
哀愁が漂う焼けた空に
胸を焦がし、また瞳閉じる
